2026年4月5日日曜日

霊界に行った子供たち


イラン南部にある小学校がアメリカ軍に誤爆され、170人以上の子供たちが犠牲になりました。

あってはならないことであり、亡くなった子供たちのご両親、ご家族の心中を想像すると胸が痛くなります。

ご存じのように、イランはイスラム教国家です。

イスラム教(シーア派)では、戦争で亡くなった子供たちはどうなると説かれているのかが気になり、調べてみました。

子供たちは無条件で天国に迎えられると言われています。

殉教者として見なされ、神に近い特別な存在として、天国で安らぎの中にいると言われています。

家族が来るのを天国で待っていて、時に導く存在になると言われています。



霊的真理に近いものがあると感じました。

生きていて、待っていてくれると信じることができれば、せめてもの救いになります。




誤爆で亡くなった子供たちは、どうしているのでしょうか?

直後は、その場に留まっていたと考えられます。

目の前に動かなくなった自分がいて、置かれている状況を全く理解できずに、混乱していたと思います。

無理やり肉体から引き離されたので、ショック状態に陥っていたと考えられます。



心配はありません。

霊界は助け合いの世界です。

ショックで茫然自失となっている子供たちの周りには、霊界の医師をはじめとして看護する人たちが集まって来ます。

その人たちから受けるケアと、降り注いでいる癒しのエネルギーによって、本来の自分を取り戻して行きます。

先に逝った肉親や知り合いがいれば、傍に寄り添って、これまでのいきさつを伝えるでしょう。



しばらくすると、ほとんどの子供が家に帰ります。

そこには嘆き悲しんでいるお父さん、お母さんの姿が見えます。

「自分はここにいるよ」と、いくら訴えても、全く気付いてもらえません。

体を叩いて教えようとしても、手が素通りしてしまいます。

家族とは違う世界にいることを、改めて実感することになります。



一人ぼっちになることは、決してありません。

子供が大好きで、愛情に溢れた人たちが付いて、不安や寂しさを和らげてくれるでしょう。

クラスメートや友達の姿も見つけるでしょう。


戦争などで、不意に霊界に行ってしまうことがあります。

亡くなった子供たちは、これから地上でさまざまな経験をする予定だったのに、それが叶わなかったので、 予期していた学びや成長ができなかったのでは考えてしまいます。



もしそうであれば、もう1度地上に戻ってやり直したいと訴える子供たちがたくさんいてもおかしくはありません。

けれども、そんな話はあまり聞きません。



神の公正は完璧です。

何の落ち度もなく、霊界に行った子供たちには、シルバーバーチの霊訓にある「埋め合わせの法則」が働いていると考えられます。



地上は肉体を介した経験によって、学び成長する場です。

私たちは何度も地上に生まれ、霊的資質を身に付けながら、向上進化して行きます。

一方、地上に1度も生まれずに、向上進化した(天使的な)存在がいると言われています。

地上での経験を必要としない、学びの方法があることになります。



子供たちに不満が生まれないのは、地上と同じ学びが、霊界でもできるためと考えています。

戦争で亡くなった子供たちに、このような埋め合わせの原理が働くことによって、公正が保たれていると考えています。


いきなり暗い海に落とされたとしたらどうでしょう。

絶望的な状況に、もう終わりだ、生きては行けないと思う人もいます。



戦争で子供を失った家族の中にも、そんな絶望を感じている人もいるでしょう。

生きて行けないと思う中で、生きなければならいほど、つらく苦しいものはありません。



愛は魂を引き付け合う力です。

生きている次元が違って、その姿が見えなくなっても、愛する者同士が離れてしまうことは、絶対にありません。



思念の世界にいる子供たちには、悲しみの本質が愛であることが分かっています。

とめどもなく流れる涙を見て、いかに愛されているのかを知ります。

地上を生きていては分からなかった愛の側面を、霊界から学ぶことになります。

そんな想いに応えて、つらい思いをしている家族に、励ましや労りの想いを送っているでしょう。



以前、このブログにコメントを送ってもらった、お子さんを亡くされたお母さんのことを思い出しました。

霊界にいるお子さんは、悲しみに堪えながら必死に生きているお母さんの姿を見ながら、たくさんのことを学んでいると伝えて来ました。



霊界にいる子供たちは、地上にいる人の傍にいて、その人が経験している出来事や想いを共有しているようです。

共有することによって、地上にいる時と同等の学びが得られ、それによって成長することができると考えています。



神の摂理は完全です。

愛で結ばれた者同士は、想いを共有し、共に成長して行くことができて、それによって埋め合わせが行われていると思います。

地上にいる人の経験が、子供の学びにつながることによって、早く霊界に行ったとしてもハンディは生じないと考えています。



この人生は、ずっと続いている物語の1章です。

何度も地上に生まれ変わり、物語を綴って行く中で、先の章で経験する予定だった出来事を、この人生で経験することになったのかもしれません。

この経験を通して得られた貴重な学びは、子供たちの魂にも刻まれていて、活かされているはずです。




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