2011年3月10日木曜日

ヒーリングで思ったこと



少し前になりますが末期ガンの方の家族からヒーリングの依頼を受けました。

わずかでも良くなることを願ってヒーリングをしましたが、少し心身が楽になったのか続けてすることになりました。病室のベッドで手を当ててヒーリングをしていると、眠ってしまうことが多かったのですが、顔を見ると穏やかな表情の中に、これまでの人生で様々な事を経験され乗り越えられ、家族を愛し、周りの人を愛し、すでに亡くなられているご主人のことを、深く愛している様に感じました。

この世での修行を終えて、次の世界に旅立つ準備が出来ている方かもしれない、生きようという気持ちは、ご家族のことを思ってのことであり、この世への執着はないように見えました。

ヒーリングをすれば末期ガンでも治るかもしれないと、ご家族も私も期待をしましたが、数週間後に亡くなりました。私の力不足なのかとも思いましたが、時期が来た人は病気が癒されて、魂が目覚める様に、時期が来た人は次の世界へ旅立ってゆく、全て摂理にしたがった結果と今は考えています。