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月面に立ったある宇宙飛行士は「宇宙から地球を見た時、圧倒的な一体感を感じた。すべてがつながっているという体験だった。」と語っています。
地上と隔絶された環境に置かれて、霊的な意識が高まり、そのように感じる宇宙飛行士は少なくありません。
地上にいる私たちは、目に見えるものが全てだと思ってしまいます。
肉体があるために、個別に存在しているように見えてしまい、一体感は失われます。
意識は自分に向かい、自分を中心に考えるようになります。
最近になって、○○第一主義、○○ファーストという言葉を聞く機会が多くなってきました。
自分たちのことを最優先するのは、当たり前のように思えるかもしれませんが、他者はどうなっても良いという考えにつながります。
聞こえが良くても、自己中心的であり、利己主義者の言うことのように思えます。
宇宙は自然法則によって支配されています。
その法則を、神の心が貫いています。
神の心とは、「全体を想う無限の意識」と考えています。
一字で表現するのなら「愛」です。
利己的な行いは、法則(愛)に反しています。
因果律の働きによって、その行いを正すような結果が生じます。
周囲との間にトラブルが起きたり、無視されるなどして、苦痛を感じて、行いを改めることになります。
国家が利己的な行動をしていたらどうでしょうか?
周囲と国との間に、不調和が生まれます。
不調和が高じると、争いに発展します。
自国だけでなく、周りの国も巻き込んで、大きな争いに発展して行く可能性があります。
神が良心となって、私たちの中に顕現しています。
法則に適った(善い)こと、法則に反した(悪い)ことは、誰かに教えてもらわなくても分かっています。
法則に反したことをしようとする時、良心は声なき声で働きかけて、止めさせようとしています。
利己的な考えに支配され、良心の声が聞こえなくなってしまった人たちによって、戦争が引き起こされています。
そんな人たちを選んだ人や、容認している人も、似たような傾向があるのかもしれません。
霊界で立てられた計画が、地上で実行に移されています。
お互いの違いを、認め合うこと、信じ合うことで乗り越えて、慈しみ合うことで、人類は1つになって行く計画が立てられていると考えています。
戦争は街を破壊し、人を傷つけるだけではありません。
長い年月をかけて築き上げて来た、信じ合う心を壊してしまいます。
人と人、国と国とのつながりを分断します。
生まれるのは、怒りや憎しみ、悲しみや嘆き、そして恐怖です。
霊界で立てられた個々の人生の計画、人類の進化の計画を狂わすものが戦争です。
神の計画の実現を、最も遅らせるものの1つです。
シルバーバーチの霊訓にはこのように書かれています。
「何千何万という人間が、何の備えもなく霊界に送り込まれている現実があります。その一人一人が休みなく私たち霊界の者に何らかの要求をしてきます。大変な数の人間が霊的無知のまま、あるいは誤った信仰を持ったままやってまいります。」
亡くなった人たちは、霊界の人たちの援助を受けて、新しい世界に順応して行きます。
戦争によって、平常時とは比べものにならないほどたくさんの人たちが、何の備えもないまま霊界に送り込まれて来ます。
そんな人たちの多くは、死んだことさえ分かっていないために、対応するのが難しいようです。
霊界の人たちは、それぞれに与えられた役割りを果たしていますが、それを中断して対応に当たっていると思われます。
地上で起きていることは、霊界にも大きな影響を与えているのです。
戦争によって、地上は不穏な空気に包まれます。
恐怖、不安、疑念、悲しみなどが生じると、霊界の人たちと地上の人たちの接触が妨げられます。
霊界の人たちからのインスピレーションや援助を受けにくくなります。
それによって、事態がますます悪化して行く可能性があります。
国や人種や宗教は人間が精神上に作り出した概念です。
お互いを隔てるものは、どこにも存在しません。
私たちの本質は霊(魂)です。
霊的につながっていて、1つです。
この意識の欠如から戦争は起こります。
戦争を始めた人たちを宇宙船に乗せて、地上から離れた場所から地球を見せれば、(意識が変わり)少しは分かってもらえるのかもしれません。
それは無理なので、少なくても知っている者が、そのことを意識しながら生きて、伝えて行かなければと思っています。



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