2017年2月19日日曜日

本質は魂である



今、世の中では「終活」がブームになっています。

死をタブー視していた一昔前とは、状況が大きく変化しています。

けれども、終活の後に自分がどうなるのかは、それほど関心がないようです。

確かめようのないものを考えてみても、仕方がないからなのかもしれません。



死後にも世界があるのか?それともないのか?

理由があって、白黒がはっきりしないようになっていると、私は思っています。

どちらを取るのかは、個人の自由です。

死後の世界などないと思っていて、もしなければ、無になってしまうので、問題は起こりません。

しかし、ないと思っていて、もしあったとしたら、さまざまな問題が起きてしまうと考えられます。

どちらが正しいのか、いずれはっきりするのですが、かの有名なパスカルは、あると思って生きていた方が、確率的にリスクが少なく、賢明であると言っています。



死後の世界がある言われても、容易に信じることはできません。

この世界は、目で見たり、手で触れたりすることができる物体(物質)があります。

固い、軟かい、冷たい、温かいなど、それぞれに感触があります。

あまりにも実感のある世界なので、別の世界のことなど想像も及びません。



ところで、人の感情は存在しているのでしょうか?

喜びや悲しみ、あるいは怒りなど、心の中に生まれますが、他人には判りません。

目に見えなくても、実感として確かにあり、存在を否定する人はいないでしょう。



どちらも存在しているのが判っているのに、なぜ、感情だけが目に見えないのか?

当たり前の答えになりますが、精神が見えない世界に、私たちは生きているからです。



この世界では、自分の思念(想い)を他の人に知ってもらうために、五感を通さなければならず、肉体を使って表現しなければいけません。

悲しみは涙、喜びは笑顔により肉体上に表現されて、他の人はそれを見て、初めて内にある想いを知ります。



私たちが死んだ後に行く世界は、全く違います。

肉体は失われているので、想いや概念は、直接、相手に伝わります。

完全な思念の世界であり、語らなくても、表情に出さなくても、想ったことそのものが伝わります。



物質の世界であるこの世と、思念の世界であるあの世は、どちらが実在の世界なのでしょうか?

目で物体が見えて、耳で音が聞こえる、この世の方が実在の世界と、多くの人は考えていますが、

果たして、そうなのでしょうか?



私たちは、自分の想いや概念を、言葉によって伝えることがほとんどです。

頭の中で、一番近い言葉を見つけだして、それを声に出して伝えています。

例えば、誰かに向かって「ありがとう」と言ったとします。

言われた相手は、「ありがとう」という言葉を声で聞いて、その単語の意味から、相手の気持ちを知ります。

しかし、「ありがとう」という言葉自体は、本質(実在)ではありません。

本質は、感謝の気持ち(想い)です。

感謝の気持ちが、五感で判るように変換されたものが、「ありがとう」という言葉です。

言葉は、本質である気持ち(想い)を伝えるためにある、この世だけの媒体です。

機械の音声で、「ありがとう」と言われても、想いという実在がないので、何も伝わって来ないと思います。

ピアノの自動演奏機で音楽を聴いても、人が弾いているほど感動しないのは、演奏者の想いが伝わって来ないからと思います。

絵や音楽でも、何も感動しないものがありますが、それは作品に魂(想い)が込められていないからであり、優れた芸術は、作者の魂(想い)、さらに言えば霊界の本質が、作品上に表現されていると思います。



本質は、物質の中にはありません。

人間も同じです。

本質は肉体ではなく、目に見えない魂です。



この世は、本質が物質的なものに包まれた世界です。

あの世は、本質を包んでいたものが、取り払われた世界です。

嘘、偽り、虚飾が存在しない本質(実在)の世界は、あの世です。



言葉は、肉体によって発せられる、物質次元のものです。

想いは、魂から生まれている、霊的次元のものです。

従って、この世の人は、物質的な存在でありながら、霊的な存在であると言えます。

物質次元に生きながら、霊的次元に生きていると言えます。

2つの次元は重なり合っているのですが、物質次元であるこの世界しか視えないので、そのことに気付けません。

死ねば、霊的次元に移行するので、今度は、物質的なものは視えなくなり、霊的な魂と想いが視えるようになります。



この世の人は、目に見えない想いを、肉体という媒体で表現し、表現されたものを精神が認識し、精神の上位にある魂が感じ取っていると言えます。

快適に暮らしているように思えて、物質的なものを介して、想いを交わさなければならない、煩わしい世界に生きていると思います。

そんな私たちでも、言葉を交わさずとも、想いが伝わった経験が、何度かあるはずです。

目と目を合わせただけで、軽く触れ合っただけで、一瞬にして、相手の想いが判った時があるはずです。

そのことは、私たちは五感を介さずに想いを伝えられる、肉体を超越した存在であることを証明しています。



けれども、現実は、五感を越えた存在など意識せず、五感(頭脳)に頼った生活をしています。

昔は直接、会って話をしていましたが、電話機の登場により、対面しなくても伝えられるようになりました。

今はメールが普及して、声ではなく、文字で相手に伝える時代になりました。

コミュニケーションツールの発達に伴い、格段に便利になりましたが、そんな生活に慣れてしまうと、会って話をするのが面倒になってしまいます。

事務的な連絡は、メールでも問題ありませんが、自分の想い(感情)を伝えるのには、文字だけでは不十分であり、実際に会って、表情を見ながら、言葉を交わした方が、より正確に伝えられると思います。

人が伝えているのは、言葉や文字ではありません。

そこに込められた思念(想い)です。

その想いが生まれるところが、自分の本質である魂です。



魂から絶え間なく想い(思念)が生まれ、それを肉体で表現しながら、この世の人は生きているのですが、生まれて来る想いがあまりに強いと、衝動的に行動に移してしまうことがあります。


先日、歩道上に暴走して来た車から、身を挺して赤ちゃんを守り、亡くなってしまったお母さんのニュースが流れていました。

また、結氷した湖の一部が割れておぼれていた犬を、そのまま飛び込んで、命がけで助け出した、消防士の動画がありました。

もし、人間が頭脳で考え、行動しているのであれば、自分の命をかけてまで助けるのは、生物として極めて不合理な考えであり、これらの行為の説明は出来ません。

この行為は、魂から生まれた止むに止まれぬ想いが、肉体で表現されたものと考えられます。

強烈な想いが存在しない限り、このような行動は決して出来ません。

何よりも強い想いが、愛だと思います。



もし、地上から愛が消滅したならどうなるでしょう。

倒れたお年寄りがいても、手を差し伸べて起こす人はいなくなるでしょう。

泣き叫ぶ幼い子供がいても、近寄って声をかける人はいなくなるでしょう。

心が引かれ合って、男女が結ばれることはなくなるでしょう。

あたたかい家族の結びつきはなくなり、ばらばらになってしまでしょう。

歌声は聴こえなくなり、芸術は存在価値を失うでしょう。

慈悲の心はなくなり、強い者が弱い者を支配する、殺伐とした世の中になるでしょう。



何気なく生活しているように見えて、目に見えない愛が存在しているので、人と人が結びつき、生活が潤い、秩序が形成され、世の中が平穏になっていると思います。



しかし、私たちは、1日の大半を、愛とは関係ない行動をして過ごしているように見えます。

朝から晩まで、仕事をしなければ生活していけません。

お金という報酬を得るためですが、それは人や社会のために働いた対価です。

お金を媒介として、人や社会に奉仕をしていると言えます。

家庭においても、育児や家事は、家族に対する奉仕です。

働くことで、社会が回り、個々の生活が送れていますが、結果的に、人や社会への奉仕により、愛を表現していることになります。

それは、お金を必要としない、純粋な奉仕の世界である、次に行く世界のための予行演習になっていると考えられます。



生きる力は、神から受け取っているので、必然的に愛を帯びています。

従って、愛とは、特別な想いではなく、魂の自然な発露だと思います。

本来、人は愛を表現するために生きていると、言って良いのかもしれません。

しかし、魂が未熟なために、その力があらぬ方向に、変化してしまうことがあります。

神から受け取った力が、完全に屈折してしまうと、怒り、憎しみになってしまいます。

神の心と対極にある想いを表現してしまえば、自然法則の働きにより、苦痛を伴う結果が自分自身に返ってきます。

苦痛から逃れるためには、怒りや憎しみの想いを、変えて行かざるを得ません。

愛を表現すれば、自然法則の働きにより、悦びに満たされます。

人は誰でも、苦痛よりも、悦びに満たされたいので、愛を表現して行くようになっています。



私たちが生きる目的は、真の自分である魂を成長させて、より高い愛を表現して行くためと思います。




29 件のコメント:

ゆゆ さんのコメント...

初めて投稿させていただきます。

日曜日に最愛の婚約者が事故で亡くなりました。

最愛の人を亡くす事は育ての親でもあった
おばあちゃん以来でましてや婚約者を
亡くすだなんて初めてでどうしたらいいのか
分からずコメントさせていただきました。

私が毎日泣いてるからなのか
彼は会いには来てくれないし
私に怒られるのが怖くて
出てこないかもしれないし。

お互い30歳でやっと掴めた幸せなのに
何で幸せ絶頂の時に死とゆう別れで
引き裂かれなきゃいけないんだ…って。

お互いに売れ残ってくれててありがとう
って冗談交じりに笑い合ってたあの頃は
今となってはあたしの宝物です。

最近やっと眠れるようになったけど
朝起きて思い浮かぶのは
もう居ないんだって事と
遺体安置所で2日ぶりに見た
彼の変わり果てた姿でした。

悲しいし私はもうこんな最高な人以上の
人とは出会えないな結婚出来ないな
って葛藤も出てきたり…

一番好きな人とは結婚出来ないって
よく耳にしますがこうゆう事なんですかね…

もう毎日が辛いです。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

あなたにかける言葉が見つかりません。
起きたことが、信じられないでしょう。
30歳でもうすぐ結婚、人生で最も輝いて、楽しい日々を過ごされていたと思います。
突然の事故で引き裂かれるのは、この世で最も過酷な現実だと思います。

私には、2つの現実をお伝えすることしかできません。

悲しい現実をお伝えします。
2度と、前のように彼の姿を見ることはできません。
話をすることも出来ません。
触れることも出来ません。
この世の人では、もうなくなりました。

もう1つの現実を、お伝えします。
肉体は骨だけになってしまいましたが、彼の生命は失われていません。
生きています。
意識もあります。
記憶もそのままです。

突然の交通事故で亡くなって、間もないのであれば、もしかしたら、自分が死んだことに気付いていないかもしれません。
そばにいる人に、いつものように話しかけたり、肩や頭に触れようとしているかもしれません。
けれども、五感に触れないので、この世の人は全く気付くことはありません。
いつもと様子が違うのに、戸惑っているかもしれません。
それでも、あなたやご家族が、涙を流している姿を見たり、自分の葬式が営まれ、知り合いが涙を流しているのを見て、もしかしたら、自分は死んで、この世の人間ではないと思っているかもしれません。

彼は、毎日のように、あなたに逢いに来て、傍にいると思います。
愛する人のそばにいたいからです。
この世に生きていた時と同じです。何も変わっていません。
両者に同じ想いがある限り、魂と魂は離れることはありません。
愛は死を超越して存在しています。
少しも失われていません。

悲しませて、すまないと思っているでしょう。
生きていることに、早く気付いて欲しいと思っているでしょう。
今の想いを伝えたいと、思っているでしょう。
いなくなったと思っているのは、この世にいるのあなただけです。
あの世の彼は、あなたの想いが手に取るように判っています。

若くして逝く人は、霊的に高い人が多いように思います。
学ぶことが少ないと、この世にいる時間も少なくなるのは、当然です。
あなたの彼も、そうだったのかもしれません。

1番好きな人と結婚できる人は、世の中にはいるでしょう。
けれども、あなたは1番好きな人と、理由があって、結婚できなかったと思います。
その理由は、あの世に行ってはっきりしますが、あなたの魂の成長にかかわっているのは間違いないと思います。
最愛の彼を失い、不幸な人生で終わりになるのでは、決してありません。

先になりますが、あなたが死ぬ時に、まだ彼のことを愛しているならば、あの世で再会できます。
その時から、二人の日々が、また始まります。
この世での生活よりも、はるかに輝きに満ちた、幸せな日々が待っているでしょう。
悲しい想いをした分、強い愛で結ばれ、もう突然の別れなどありません。
これは、慰めでも何でもありません。

見えない姿になりましたが、彼は間違いなく生きています。
傍にいて、悲しく、つらい思いをしているあなたを、何とかして慰めてやりたいと思っているでしょう。

ゆゆ さんのコメント...

お返事ありがとうございます。

今日やっと家に帰って来れた彼に
遺体安置所以来に会う事が出来ました。

もちろん号泣しちゃったし
新たに増えてるアザや傷が痛々しかった。

でも会った後少しだけ!少しだけ
スッキリ出来た感じがしました。

また完全に現実を受け止められた
わけではないけど彼の魂と
やっと繋がれたのでしょうか?

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

彼が家に帰ってきたのですね。
2人だけになれたのですね。
彼が動かなくなってしまえば、もういなくなってしまったと思ってしまうのは仕方がないことです。
今まで、考えもしなかったことでしょうが、彼の本質は目に見える身体ではなく、目に見えない魂です。
生きています。
身体にアザや傷があっても、彼の魂が同じ様に傷ついているわけではありません。
肉体から魂が急に引き離されたので、ある程度の調整期間が必要ですが、元の彼にすぐ戻るでしょう。

彼と会った後、少しだけスッキリできたと言うことですが、こんな事故で二人の愛が終わるはずがないと、あなたの魂がつぶやいたのでしょうか。
今のあなたは悲しみは避けられません。
悲しみは、2人を遮る雲のようなものと考えて下さい。
その雲が、晴れた一瞬、彼とのつながりを実感できるかもしれません。

目の前にいる動かない彼は、この世を生きるためにある、乗り物のようなものです。
彼は肉体という乗り物を降りましたが、間違いなくいます。

彼があなたに、声にならない声をかけているとしたら、
「俺は死んでなんかいない。ここにいるんだよ」でしょう。

真実なので、何回も言わせていただきます。
彼は死んでいなくなったのではありません。
見えなくなりましたが、生きています。
変わらずに、あなたを愛しています。

愛は魂から生じています。
死とは、関係ないのです。

ゆゆ さんのコメント...

イクミさんからの言葉を聞いていると
とても心が落ち着きます。

昨日はスッキリしたと思いましたが
今朝初めて泣かずに起きれて…
でもその後にまた涙が溢れます。

友達には私の事を頼む!と言いに
来てくれたようです。

肝心の私にはまだ会いに来ては
くれてません…

多分夢でも見てるんですけど
起きても思い出せなくて…

私の辛い顔は見たくない
でも無理して笑ってもほしくない
今はまだ俺の事考えてて
(彼ヤキモチ焼きだから…)

って言ってるみたいなんですけど
寂しさにはどうしても勝てなくて。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

あなたは、とてもしっかりした人ですね。
悲しみは、とめどもなく生まれるものです。
心身にさわりますので、涙をこらえようとしないで下さい。

ご存じかもしれませんが、睡眠中はあなたの魂は肉体を離れ、彼と同じ次元(幽界)に行っています。
そこで会っているはずですが、残念なことに朝起きた時に、忘れてしまうのがほとんどです。

彼は亡くなってから日が浅く、突然であったので、環境の変化についていけてないのかもしれません。
意識があの世ではなく、この世に向いていると思います。
メッセージを受け取った友達は、霊的感受性が高い人かもしれませんが、あなたにも、想いを伝えているはずです。
前のコメントにも少し書きましたが、悲しみのオーラにあなたが包まれていると、彼は近づきにくく、伝えにくくなります。
難しいでしょうが、悲しみを排除して、楽しかった思い出を彼に語りかけて下さい。
悲しみに捉われない、からっぽの頭にして下さい。
パッと湧いて来たイメージや言葉が、彼の想いと実感できる日が、きっと来ると思います。

今日の昼頃から、何か感じるものがありました。
夕方になって、はっきりとしてきたので書きます。
これから書く文章は、彼からのものと証明するものは、何もありません。
直観的に判断されて下さい。

「自分の不注意で、悲しい想いをさせて、本当にごめんなさい。
今まで過ごしてきた日々が、思い出になってしまったのが信じられない。
お前のことが、心配だ。頼るのが自分だったので、これからが心配だ。
結婚ができなくて、夢が叶えてあげられなくて、本当にごめんなさい。
2人で語り合った将来が、実現できなくなってしまって、何と言っていいのか判らない。
こんなことになるのならと、反省している。
楽しかったことしか思い出せない。
お前と一緒にいるだけで、楽しかった。幸せだった。
最高のパートナーだ。
どこにも行かせたくない。
どうして良いのか、自分でも判らない。
愛している。お前をもう1度抱きしめてやりたい。この手で。
出来ないので、腹立たしい。
自分のせいで、お前が涙を流している姿を見るのが、とてもつらい。
もう1度、あの時に戻りたい。」

もし、このメッセージが彼からのものだとすると、今は悔やんでいて、あなたに謝りたい気持ちでいっぱいの様です。
けれども、時と共に、心境は大きく変化して行きます。
それは、あなたも同じであり、お互いに影響し合いながら、変わって行くと思います。
今は真っ暗闇で、しばらくは先の見えない日々が続くと思います。
そこから少しずつですが、薄明りが差して来ます。
その明かりに照らされて、あなたの進むべき道が、見えてくると思います。

ゆゆ さんのコメント...

涙が止まりません。

きっと彼です…

不注意とかまさに。
こんな事になるのならとか…
バイクを甘く見過ぎてたんですね…

ほんと馬鹿野郎です…
お互い幸せ絶頂の時に自分だけ
逝ってしまって無責任です。

あれだけバイクにだけは気を付けて
って言ってたのに無茶な運転して…

本当にあたしに怒られるのが怖くて
ひたすら謝ってると思います。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

あなたと同じ様に、彼も現実をまだ受け入れられていないようです。
少し混乱しているかもしれませんが、ただただ謝りたいのだと思います。
これほど早い時期に伝えてくるのは、その想いが相当強いからだと思います。

あなたの忠告に従っていればと、とても後悔していると思います。
あなたの想いを知り、針のむしろのような心境だと思います。

言葉に出してあなたの気持ちを、思いっきり伝えてみてはどうでしょうか。
彼にとって苦痛となるでしょうが、それがせめてもの償いと感じるでしょう。

彼はあなたのことを、心から愛しています。
しかし、向こうに行ってしまったので、もう帰って来ることはできません。
あなたから会いに行くのは、神の摂理により許されず、会うことはできません。

あなたの心中を察すると、言葉がありません。

ゆゆ さんのコメント...

年末前には同棲する予定でいたし
子作りも普通にしてこれからの話を
たくさんしていた矢先ですもんね…

こんなに人を好きになった事ないって
泣きながら言ってくれたんです。
私だって同じでした。

それなのに突然一緒に居られなくなった今
何が何だか分からないのは私だけでなく
彼も一緒ですよね…

悲しい事実だけどその気持ちが一緒なんだと
思うと少し安心してしまいます…

もう少しで彼の肉体は失くなります。
でも魂は行き続けている。

その事が理解出来る日まで
私は彼との思い出にどっぷりと浸かって
日々生きて行こうと思います。

もちろん泣きたい時は泣きます。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

肉体から離れた以外、彼は何も変わっていません。
そのままです。
あなたが思い描いていた彼との日々を失ったように、彼もあなたとの、この世の日々を失ったのです。
二人とも、置かれている状況は同じです。
あまりに急なことだったので、現実感はお互いに少ないのかもしれませんが、彼は自分のせいでこの様な結果を招いてしまったことを、とても悔やんでいます。

彼を擁護するつもりはありませんが、交通事故は誰にも予測できません。
バイクは危険なところがありますが、男性は女性と違って、スピードやスリルを求めてしまうところがあります。
少しあたたかくなり、あなたとの日々が充実し気持ちも高揚して、スロットルを開けてしまったのでしょう。
あなたに多大な悲しみ、苦しみを与えてしまっている現実に、途方にくれていると思います。

もし、私が彼と同じ立場になったとしたら、やはりいても立ってもいられなくなるでしょう。
最愛の人に、自分の想いを直接伝えたくて、仕方がないでしょう。
気付いてもらおうと肩に手をかけても、耳元で叫んでも、生きている次元が違うため、全く気付かない現実に、戸惑ってしまうと思います。

見慣れて、愛着のある、彼の肉体とお別れする、あなたの気持ちを察すると、言葉がありません。
そして、自分が使っていた肉体が焼かれるのを見る、彼の心境もつい考えてしまいます。

彼の肉体は、姿を消します。
言いたいことは、山ほどあると思いますが、彼が30年間共にしてきた肉体に、静かにお別れをして下さい。
骨になっても、彼は魂として生きていることを、忘れないで下さい。

ゆゆ さんのコメント...

ありがとうございます…
本当に心が救われました。

彼の事ちゃんとお見送りしてきます。
そして魂は生きていると実感出来るよう
前を向いて進んでいきたいと思います。

本当にイクミさんありがとうございました。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

真実を知っていただけたなら、うれしい限りです。
彼も、安心したと思います。
双方に愛があれば、彼の魂は生きていると実感する日が必ず来ると思いますので、安心して前を向いて進んで行って下さい。
でも、今は、現実を受け入れて行くだけで、精一杯だと思います。
悲しみを押し殺そうとしたり、無理に乗り越えようとしないで、どうぞあるがままの自分でいて下さい。

少し落ち着いたら、「シルバーバーチの霊訓」を読んでみて下さい。
最愛の人を亡くした人たちが書いたブログも、心の支えになると思います。

何かあったら、いつでも連絡して下さい。

ゆ さんのコメント...

今日無事告別式も終わりました。

収骨もやらせてもらえて
とてもよかったです…

ただ緊張の糸が切れたのか
また涙涙の夜です。

やっぱり不安定すぎて駄目ですね^_^;

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

お務め、ご苦労様でした。

無事終わったら、それまで溜めていたものが、一気に出て来たのでしょう。
心が不安定になってしまっても当然です。
これ以上ないような、つらい出来事が起きたのですから。
寂しさ、悲しみはこれからかもしれません。
今は、遠慮しないで、周りにいる人に、必要あれば助けてもらって下さい。
力になってくれると思います。

彼は、あなたのことを心配しています。
傍にいて、何もできない自分を、腹立たしく思っているでしょう。
彼のために、これほどの思いをしているのは承知していますが、どうか、いることだけは判ってやって下さい。

ゆ さんのコメント...

もうあの大きな手で手も繋げない
抱き締めてももらえない。
そう思ったら大泣きでした。

火葬場に向かってく時も…
帰ってきたら骨になっていて
また号泣。

昨日、車を運転してる彼の腕を
死んじゃうんだ…って思いながら
あたしが撫でてる夢を見ました。

残念ながら顔は出なかったけど
(覚えてないだけかもしれませんが)
いつもなら急だとビビる彼なのに
ビビる事もなく
『何ー?どうしたのー?(゜゜)』って。

夢で顔が見れる日も近いのかな…

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

彼の体が、小さくなってしまって、悲しくて言葉にならないでしょう。
肉体はなくなったので、もうあなたを抱きしめてやることが出来ません。
でも、あなたを愛する想いは、全く失われていません。

彼の夢を見たのですね。
あなたの夢が、幽界での出来事であれば、あまりにも突然彼を亡くてショックが大きいので、神の配慮により、早い時期に夢で逢わせてもらい、覚えていたのかもしれません。
「どうしたのー?」という感じであれば、ちょっと意外です。
実際に逢っていても、あの世(幽界)のことなので、あまり覚えていないのは仕方ありません。
夢の中で、彼に抱きしめてもらい、その感触が目覚めても残っている時が、きっと来ると思います。

ゆ さんのコメント...

いつも手を握っていたあの手
たくましい筋肉の付いた腕が
火葬したらボロボロに砕けていて
喪失感がすごかったです。



そうなんですね…
ほんとにいつもなら急に触ったりすると
ビックリするのに夢の時は全然ビックリ
する事も無く『どうしたのー?』って
聞いてきたから…その印象が強くて
覚えてたのかもしれません…

抱き締められた感触が残ったまま
目覚めたいです。夢か…って目が覚めた時の
喪失感で押し潰されそうだけど
そんな夢が見れるように願って
今日も寝てみます…

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

身体は、魂が動かしている道具に過ぎません。
生前は、彼の魂が身体に命令をを出して、あなたを抱きしめていたのです。
彼の本質、生命は魂です。
見えなくなると、いなくなってしまったと勘違いしてしまいますが、彼は生きています。

死別により、完全に隔絶されてしまっているのではありません。
魂と魂のつながりは、愛がある限り、保たれているのですが、見える形にはなりません。
眠っている時に、魂は身体を離れ、彼のいる幽界で逢うことが許されています。
しかし、その時のことをはっきり覚えていない人がほとんどであり、それはどうしてなのかと思ってしまいます。
抱きしめられた感触が残ったまま目覚めれば、とても心地良く、悲しみも和らぐでしょうが、あなたが言われたように、その後の喪失感は、その分大きくなると思います。
最愛の人を喪った人の中には、その喪失感に耐えられず、自らあの世の行って、ずっと抱きしめていてもらおうと思う人がいるかもしれません。
しかし、自らあの世に行くのは、神の摂理により許されません。
逢えないどころか、長い間、暗闇の中に閉じ込められてしまいます。
そんな過ちを犯さないために、はっきりと覚えていないようになっていると考えています。
けれども、しっかりと生きるようになり、過ちを犯さないと判断されたなら、幽界での出来事をはっきりと覚えていられるようになるのかもしれません。
あなたは、過ちを犯す人ではなさそうなので、きっと願いが叶えられると思います。

ゆ さんのコメント...

少し前までは何で私も連れて行って
くれなかった?と思うばかりでした。

最近も何で私は生きてるんだろうと
思ってしまう時があります。

でも本当に彼をこれ以上悲しませたくないから
無理に笑わず泣ける状況の時は我慢せず泣いて
私は私の命を全うしようと決めました…

相変わらず夢では会えてませんが
再び抱き締められる日を夢見て
前に少しずつ進んで行きます(ToT)

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

全ての出来事には意味があると言われますが、魂の成長にとって意味があると思います。
人が生きる目的は、学びながら、魂を成長させるためです。
困難や障害そして別れは、誰もが避けたいのですが、乗り越えて行くことで、成長して行きます。
何で生きているんだろうと思われていたそうですが、彼がいないこの世界で生きている自体が、あなたの魂を大きく成長させていて、この世に生まれた目的を成就させていると思います。
この世の人が望むことと、真実は全く逆です。
楽しい時を過ごすのではなく、逆境を乗り越えて行くことで、自分が大きく成長しますが、そのことがはっきりと判るのは、彼のいる世界に行ってからです。
今の悲しみ、つらさは、あなたの魂を成長させると言う大切な意味があり、涙をたくさん流した分、人に優しくなれるはずです。
もっと、優しく、強くなるために、今生での命を全うして下さい。

前に少しずつ進んで行きますと、この時期に言えるのは、あなたは魂に忠実に生きてきて、とても強い人だからと思います。
あなたの生きて行く姿は、彼にとって大切な学びになると思います。

ゆ さんのコメント...

ありがとうございます。
全然強くないです(._.)笑
彼が居なくなった今、こんなに彼に
支えられていたんだな…と実感させられる
毎日です。今更気付くなんてあたしも
大バカもんですよね、まったく。

何処に居ても何をしてても彼の気配は
確実に感じられなくてないですが
常に頭では、『あ、居るよね』って
思うんですよね、不思議とΣ(゚Д゚)

こんな私と出会ってくれてありがとう。
こんな私をいつも100%で愛してくれて
ありがとう。幸せをありがとう。

彼には感謝しかないです。

イクミ さんのコメント...

ゆゆ様

これだけのことが起きて10日くらいしか経っていないのに、口から出てくる言葉は、力強いものです。
自分で自分を励ましている意味もあるかもしれませんが、あなたの魂が強いからではないでしょうか。
五感では彼の気配を全く感じることができませんが、あなたの魂は、彼の魂を認識しているので、「居るよね」と思えるのではないでしょうか。

あなたは彼に支えられていたのですね。
残念ながら、失ってから気付くことは多いようです。
悲しみを通して、本当に大切なものを、深く学んでいると思います。
この宇宙で、愛以上に大切なものは、存在しないと思います。
彼は見えなくなりました。
けれども、愛は全く失われていません。

感謝の言葉を聞いて、彼もうれしく思い、あなたに感謝しているでしょう。
あなたと彼は、今も同じ想いを共有していると思います。

ゆ さんのコメント...

そうですね…
自分自身を励ましてるのかもしれません。
とゆうか励ましてますね…
友達からの言葉も嬉しいけど
結局は自分自身で自分自身を励まさないと
辛くて仕方ないので…


本当に今回イクミさんには
支えていただきました…
ありがとうございました(/_;)

また何かあったらコメントさせて
いただきますね✨

匿名 さんのコメント...

以前に、コメントをしてどこに入れたのか解らなくなりました。

いつも、疑問になることがあります。天使や妖精にも個別霊には、役割や個性があるように、違いがあります。

私達、人間にも、個別性が、あるように、能力には違いがあります。

私は、音楽に関しては才能があると認められて、今でも、ピアノを勉強しています。

音楽の才能がない人間が、モーツァルトのような天才になることはあるのでしょうか?

普通の人が、音楽の才能は全くないのに、いつかは、モーツァルトのように進化するのでしょうか?

そうしたら、霊界では、皆さんモーツァルトになってしまうし、天使や妖精にも役割や能力が違うように、人間にも、文学や科学、芸術など、持っている才能が違います。

それは、神様が与えるものが違うからでしょうか?

赤ちゃんより

イクミ さんのコメント...

赤ちゃん様

こんばんは。
そうですね、どこかでコメントいただいていたと思います。
音楽の才能を認められたのですね。
私は音楽は大好きですが、演奏する才能はないので、羨ましい限りです。

ご質問の件ですが、音楽の才能がない人間がモーツァルトのようになることはできません。
才能は生まれつきのものだからです。
学び成長する1つの手段として、才能が与えられると思います。
それだけではありません。
音楽の才能は、癒しを与えたり、勇気付けたりするために与えられたと考えています。
人のために活かして、初めて意味を持つと思います。

モーツァルトのような人ばかりいても、仕方がありません。
さまざまな才能が活かされることによって、世の中全体が豊かになって行きます。

全ての才能は、人や社会のために活かそうと望む者に、神が与えたと思います。
最初は表現する力はなくても、活かそうと思っていれば、才能は開花して行くはずです。

赤ちゃん さんのコメント...

ありがとうございます。解決しました。

赤ちゃん さんのコメント...

ありがとうございました。解決しました。宜しければ、ユーチューブで(猫とピアノ)でググって下さい。愛猫キャンディ君ときなこちゃんと、ピアノの演奏をのせています。

イクミ さんのコメント...

赤ちゃん様

動画を観させてもらいました。
素晴らしい才能ですね。
エチュードは不穏な空気に心配して部屋に入って来て、怒りを鎮めるように促しているように感じられました。
ご主人想いの猫ちゃんですね。

赤ちゃん さんのコメント...

ありがとうございます。