2015年8月30日日曜日

向こうにいる人を愛する


亡くなった人は、今、どこにいるのでしょうか?

どこを見渡してみても、その姿はありません。

耳を澄ましても、わずかな声すらしません。



何も感じられないのであれば、存在自体が消えてなくなってしまったと、思う人もいるでしょう。

肉体は確かに消えてなくなってしまいました。

しかし、亡くなった人を確立させていた本質的な存在は、荼毘の炎に焼かれて消えてなくなるものではありません。

本質的な存在は、次の世界で生きています。

意識も記憶もあり、性格も生前と変わりありません。

肉体以外は、何一つ失われずにいます。

本質的な存在を、多くの人は魂と呼んでいます。

物質的なものではないので、説明する妥当な言葉は見つかりませんが、生命そのものであるのは確かです。



死とは肉体と魂の永続的な分離であり、この世から次の世界へ移行する現象です。

次の世界に移行した瞬間、肉体ではなく霊的な媒体により、自分を表現し始めます。

ただ、霊的な媒体は物質ではないので、この世の人の目には映りません。

この世に残された人にとって、完全に見えなくなってしまうのは、途轍もない大きな変化です。

当たり前のように見えていた存在が、急に視界からいなくなってしまうのは、とても寂しく、これ以上悲しい出来事はありません。



死んだ後も、魂となって生きていると言われても、何か証拠がなければ信じられないと思う人も多いでしょう。

あなたと故人しか知らないことを、第三者から言い当てられたならば、それは確かな証拠となるでしょう。

そんな霊的な能力を持った人は、人知れずいるのですが、巡り合う機会はなかなか訪れません。

どうしても生きている確証が欲しい、今、何を思っているのか知りたいと、心の底から願うのならば、導かれ、願いが叶う日が来るかもしれません。



でも、そんな必要はありません。

確証なんてなくても、間違いなく生きています。

そして、何を想っているのか、知ることも可能です。

もし、亡くなった人とあなたが、この世で心から愛し合っていて、今も忘れることがないのであれば、死とは関係なく、魂と魂は同調しています。

魂と魂が同調していれば、ラジオと同じように、向こうからの想いは自然に伝わってきます。

向こうに行った愛する人は、どれだけあなたに、今の自分の想いを伝えたいのか分りません。



思い出してみて下さい。

亡くなった人から受けた愛を。

あまりにもたくさんあり過ぎて、思い出せないかもしれません。

共に過ごした日々が、愛そのものであり、魂はいつも同じ想いで、同調していたはずです。



愛が生まれるところが魂です。

無機質な頭脳から生まれるはずはありません。

この世では、目に見えるもの、耳に聴こえるもの、肌に触れるものを頼りにして、私たちは生きています。

愛は確かに存在していると、心では分っていても、五感に触れるものではないので、幻影に思えてしまうこともあるでしょう。

幻影ではないことが、はっきり判っているのは、向こうにいる愛する人です。

とても理解しがたいのですが、この世の人とは真逆で、向こうにいる人にとって、物質は霞のよう見え、愛には実体があります。

愛することは、魂のごく自然な発露です。

次の世界では、愛することは生きることに限りなく近いものです。

愛の意味に目覚めています。



愛は、お粗末な言葉では、とても表現できないほど、深遠なものです。

愛の想いのすべてを、行動で示して伝えることは、不可能です。

言葉や行動は、想いを伝える手段であり、すべてを完全に表現できません。

この世では、身体を使って、ぎこちない行動や不十分な言葉で、想いを表現して相手に伝えなければいけない、とても煩わしく、曖昧な世界と言えます。

言葉や行動は、想いが反映されたものに過ぎませんが、この世の人はそれが確かなものであると思っています。

想いが実体であり、想いが伴わない言葉や行動は幻影です。



愛する人が生きているのは、肉体という媒体を介して間接的に想いを伝える、私たちが生きている世界とは全く異なり、直接相手に想いを伝えることのできる思念の世界です。

隠すもの(肉体)はありませんので、想いしか見えません。

この世よりも、ずっと深く分かり合える世界で生きています。



そんな、この世に生きていても、想いが伝わることがあると思います。

目と目を合わすだけで、相手の思うことが、言葉を超えて一瞬にして伝わり、分かり合える瞬間があると思います。

お互いの想いを知ろうとする者同士、同じ想いにより同調している者同士であれば、行動や言葉などを介さないで、相手の魂から自分の魂に、想いは伝わります。

もし、その想いが愛であれば、心地良い悦びが生まれます。

物質を媒体とする、言葉や行動による表現よりも、直接、魂に伝わる想いは鮮明であり、強烈です。

魂が想いに共鳴して、相手と同じ想いが生じます。

それは、何の虚飾もない真実の想いです。



愛する人のために、気付いて下さい。

想いは伝え合うことができることを。

地上での会話のようにはいきませんが、習熟すれば、愛する人の今の想いを知り、向こうから導いてもらうこともできます。



あなたと愛する人の認知している世界は、それぞれ違います。

この世は、(肉体を使って表現する)物質的な世界です。

どこを、どう見渡しても、物質しか見えません。

この世の人が認知できない世界に、愛する人は生きています。

臨死体験をした人が、わずかに垣間見て、その様子を伝えることがあります。

この世に戻って来たくなかったと言うほど、幸福感に満ちた世界だったと、異口同音に語っています。

そんな世界に愛する人がいるならば、すぐに行って、逢いたいと思う衝動にかられる人がいるかもしれません。

しかし、その行為は明らかに自然の摂理に反しています。

愛する人との再会は許されないどころか、闇に閉じ込められて、とても苦しい思いをしなければなりません。

そんな悲劇的な間違いを犯さないために、愛する人がいる世界は、こちらからは見えなくなっていると思われます。



自然の摂理を創造した偉大な存在は、向こうの世界にいる人との間に、想いを伝え合える、つながりを残してくれたと思います。

偉大な存在は、やはり愛であると感じます。

愛する人とつながるには、魂の存在を否定するような、固定観念から解放されなければいけません。

「人は死んだらお終い」、「魂は宗教が作り出した産物」、「あらゆる現象は大脳の働きで説明がつく」等、無知に基づく、いかにも常識と言わんばかりの言動に惑わされてはいけません。

魂は存在し、愛する人が次の世界で生きているのは真実です。

そんな重要な真実が、これから少しずつ、世界中に浸透していくと考えられます。



あなたの本質も魂です。

あなたの魂と愛する人の魂は、同次元の存在です。

従って、向こうにいる人の魂から生じる想いを、受け取ることができます。

愛する人は傍にいて、良い方向に導こうと、こちらに想いを伝えようとしています。

その想いは、インスピレーション(ひらめき、思いつき)、イメージ、バイブレーションとなって、こちらの魂に伝わります。

こちらの人が、伝えた想いに気付いてくれたら、愛する人にとって、これ以上うれしいことはありません。

しかし、伝わってきた想いを、気のせいだと片付けてしまえば、落胆してしまいます。

日常の喧騒から離れて、頭を空っぽにして、愛する人の想いが降ってくるのを待って下さい。



伝わってくるのは一瞬であり、日常生活をしていて、突然くるかもしれません。

自分の頭脳から生まれた「考え」と、愛する人から伝わってきた「想い」の鑑別がつかない時があるかもしれません。

表現しにくいのですが、伝わってきた想いには、愛する人らしさ、もしくは香りがあり、自分の考えには、それは感じません。

頭脳から生まれる無機的な考えとは違い、想いには温もりや親しみを感じると思います。

愛する人を、想起させるようなものであれば、それは向こうから伝わってきた想いであると思います。



人の本質は魂ですが、この世の人は、魂から生じる想いを、肉体という媒体で表現しなければならないので、どうしても想いは不完全に伝わります。

次の世界の人は肉体という媒体はないため、想いが完全に表現されて、すべてを伝えることができます。

ありのままの想いが表現され、完全に分かり合える、すばらしい世界にいますが、肉体という媒体はありませんので、この世に生きている人に、想いを伝えるのは、極めて困難な状況にあります。

けれども、どうしても伝えたいことがあれば、愛が原動力となり、気付くまで魂に伝えてくるでしょう。

大切なことは、向こうから伝えようとしている想いを、こちらでしっかりと受け止めることです。



それぞれが異なる次元に生きていても、想いは伝わります。

愛により同調した魂同士であれば、想いを伝え合うのは可能です。

しかし、五感からの情報や、悲しみや後悔の念は、想いを受け取る障壁となります。

頭脳は鎮まり返り、あらゆる感情から解放され、魂が前面に出てきた時に、想いを受け取る準備は整います。

心を穏やかにして、その時が来るのを待って下さい。

愛する者同士は、すべてを乗り越えて、つながる時が必ず来ます。



この世に残された多くの人は、大きな愛を受けながらも、十分に返しきれていなかったと、悔やんでいます。

もっと、やさしくしてやれば良かったと、悔やむ必要はありません。

想いを表せなかっただけであり、愛の想いが自分に向けられていたことが、痛いほど判るからです。

想いを伝えておけば良かったと、悔やむ必要もありません。

あなたの想いは、愛する人にはっきりと伝わっています。

言葉や行為を通す必要がない分、この世にいた時よりも、正確に伝わっています。

今の想いで、十分幸せだよと、きっと伝えたいのだと思います。



愛の本質は、言葉や行動ではなく、想いです。

向こうの世界は、想い(思念)の世界です。

こちらの想いは、向こうにいる魂に、直接伝わっています。

従って、この世から、愛することはいくらでも出来ます。

愛する想いを、この世から投げかけてもらうのは、とても幸せなことです。



もっと、具体的に愛することはできないのでしょうか?

人を喜ばせるのは、とてもうれしい愛の表現です。

傍で見ている愛する人が、喜ぶような生き方をしてみてはどうでしょうか。

愛する人が、周囲の人にやさしい人であれば、あなたが人にやさしくしてやれば、とても喜ぶと思います。

前向きに、力強く生きた人であれば、あなたが前向きに、力強く生きれば、その姿を見てきっと喜ぶと思います。

愛する人が心がけていたことを、あなたがすれば、それはきっと喜びにつながると思います。



それよりも喜ぶのは、あなたらしく、生きることだと思います。

あなたらしい振る舞いや、あなたらしく生きる姿を傍で見ているのは、微笑ましく感じ、とても好きだからです。

愛する人が褒めてくれたこと、好きだったことを、少しやってみてはどうでしょうか。

あなたの歌を聴くのが好きだったのであれば、気持ちを込めて唄ってみましょう。

肩を揉むのが上手だと褒めてくれたなら、誰かの肩をやさしく揉んでやりましょう。

一所懸命に働いている姿を見るのが好きだったのなら、一所懸命に働いている姿を見せてやりましょう。

料理をおいしいと食べてくれたのなら、気持ちを込めて料理を作ってみましょう。
作った料理は、もちろん食べてもらえませんが、その想いはしっかりと噛みしめているでしょう。

あなたらしくと言っても、無理をしてではなく、前のように、ごく自然な気持ちでするだけです。

自然なあなた、普通のあなたが好きなのであり、そんな姿を傍で見ていたいのだと思います。

以前と何も変わっていません。

自然な想いは、亡くなった人にやすらぎを与え、そのやすらぎは、同調している、あなたの魂に返ってきます。

喜ばそうとするあなたの想いに喜び、その喜びは、あなたの魂に返ってきます。

愛する人を喜ばすことは、この世にいてもいくらでも出来ます。



向こうにいる愛する人は、あなたの想いが手に取るように判っています。

そして、ここぞと言う時に、想いを投げかけて、成長する方向に導こうとしています。

それは、より大きな困難が待ち受ける方向かもしれません。

孤独な時を、耐え忍ばなければならない方向なのかもしれません。

この世の人生の意味が見えています。

大事なのは、人生で出会うさまざまな出来事を、あなたらしく乗り越えて行くことだと知っています。


その時は、きっと力を与えてくれると思います。

生前の様に、言葉や行動により、助けてもらえるわけではありません。

あなたの魂に働きかけて、励まして、勇気付けて、支えてくれる、想いという力の素を与えてくれます。

受け取った想いは、あなたを突き動かし、立ち向かって行く力となります。

想いに素直に従えば、最善の方向に導かれます。

自分の魂に生じた想いに、素直になって生きることを望んでいます。

この世を、あなたらしく生きて、成長していく姿を、傍で見ていたいのです。



この世にいるのか、向こうの世界にいるのかは、問題ではありません。

お互いに同じ想いでいるか、魂が通じ合っているかです。

愛する人は、見えなくても傍にいます。

目に見えなくても、支え合い、心を温め合い、励まし合うことは出来ます。

想いを通じて、愛し合うことは出来ます。

愛の想いは、行為や言葉を超えたものであり、そこには何の障壁もありません。

想いは、魂を表すものであり、お互いの実体です。



向こうにいる人に、あなたらしく生きているのを見せて、やすらぎを与えて下さい。

それは、向こうにいる人を愛することだと思います。



















36 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。
いつも、イクミ様のブログに癒されています。
ありがとうございます。

以前、亡くなった娘のメッセージを受け取りたい、受け取れますか?というコメントを書かせていただいた者です。
その節は、丁寧なご返信をいただきありがとうございました。

あれから、2回ほど、娘からのメッセージではないかと思われる想いを感じました。
もしかしたら、私の勘違いかも知れません。
私がその時思っていたことへの返事のようなメッセージだったので、私の思考?とも思ったのですが、
ふっと何か湧き上がるようなものを感じたんです。
私が、「~~~~~だよね…」と言い終らないうちに、その想いは降ってきました(降ってきたという表現が一番合いそうです)
「ん?もしかして、あなたからのメッセージ?」と尋ねましたが、その返事はありませんでした。
でも、そのあとは、何かわくわくするような気持ちになり、自然と顔がほころんでいました。

こんな小さなことでも(私にとっては大きな一歩なのですが)、これからの生きていく糧になります。
娘の姿形は見えないけれど、魂はいつもばに居てくれてる!
そう思えるだけで、幸せを感じます。

前回の返信の中に、
「心の底から、魂として娘さんは生きていると、お母さんは信じているでしょうか?」
という言葉がありました。
それを読んでドキッとしました。
実は、魂の存在は信じたいけど、私の中ではどちらかと言えば、まだ半信半疑の状態でした。

しかし、娘の想いを感じることができてからは、魂の存在を信じることが出来るようになり、ふと気が付けば娘にいろいろと話しかけています。もちろん心の中でですが。
娘は、私の想いをたくさん受け止めてくれていますよね。きっと。
私も、もっと娘の想いに気付けるようになれたらいいなと思います。
『愛』があれば、私たちは離れることはないんですよね。

今回の記事を拝見して、娘のメッセージと思われる想いを感じることができたことをお伝えしたいと思い、コメントさせていただきました。

長々と申し訳ありません。

これからも、記事の更新を楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。


イクミ さんのコメント...

こんにちは。
ご報告ありがとうございます。
娘さんからの想いを感じることができたと聞き、とてもうれしく、安心しました。
このような現象が、実際に起こるのは、多くの人にとって理解しがたいことだと思います。
私も理系の人間であり、10年前は極めて懐疑的でした。
しかし、ヒーリングの力が突如出現し、シルバーバーチの霊訓を繰り返し読みながら、見えない世界は確かに実在していることを得心していきました。
この世とあの世がつながっていることを確信したのは、5年前に交通事故で亡くなった、幼いお子さんからのメッセージを受け取った時です。お子さんが亡くなった土地に、仕事の関係でたまたま訪れていたのですが、ふと立ち寄った神社で突然、文章が降ってきました。
自分で考えではないと思ったのは、その文章を私が受け取った時に、とめどもなく涙が流れてきたからです。
それは数分間続きました。メッセージの本質は文章ではなく、向こうにいる子供の、残された親に向けた親愛の想いだと、その時実感しました。純粋で強烈な想いに、私の魂が共鳴して、感極まったのだと思います。もちろん、そのメッセージはすぐに御両親にお渡ししました。
ブログにも書きましたが、こちらの想いは、向こうにいる人には手に取るように分かります。向こうの人の想いをこちらの人が受け取るのは、お互いの努力と、ある種の慣れが必要と思われます。
心の中で話しかけて、たとえ反応がなくても、想いは向こうに届いています。
向こうの人が、メッセージとなる言葉やイメージを、この世の人の魂に植えつけるのは、修練が必要のようであり、こちらでも送られたメッセージを逃さないようにしなければいけません。
向こうから投げかけられた想いは、こちらでは降ってきたように感じるのだと思いますが、電話のようなやり取りは出来ないと考えて下さい。
お母さんに伝えたいことは、きっとたくさんあると思いますので、お互いに上手くいくまで、焦らずに、気長に待つようにして下さい。

娘さんは、ようやくお母さんの考え方が変わってきて、傍にいることがやっと分ってくれるようになり、とても安堵していると思います。その安堵の想いが、お母さんの魂にも伝わって来て、心が安らぐと思います。
見えない、触れられない、しゃべれないのは、とても寂しく、悲しい現実ですが、娘さんの本質は傍にいて、触れ合いを求めています。これからも話しかければ、自分の想いをすぐに返してれると思います。いつも、お母さんと一緒にいられるという安心感ほど、娘さんにとって、うれしく、ありがたいものはありません。

今から、数十年前に、このような文章のやり取りをしていたならば、おかしな考えを持った人たちと、怪訝な目で見られたかもしれません。しかし、時代は変わり、物質的なものから、本質(霊)的なものに目覚めていく、大きな変換点に来ていると思います。
深い悲しみの中で、シルバーバーチの霊訓に出会えたのは、きわめて幸運だと思います。
死後の世界のようすをはじめ、そこに書いてあることは、全て真実と思っていただいて差し支えありません。これ以上、価値のある真実は、他を探しても見つけられません。
もし、この先お母さんがその真実(霊的真理)を受け入れられたのなら、同じ境遇で悲しみ、苦しむ人に分けてやって下さい。
そうすれば、娘さんの死は、別の意味を持ったことになります。

霊的真理がお母さんの魂に届くことを、心から祈っています。

匿名 さんのコメント...

ご返信ありがとうございました。
私も理系出身で、この世で起きる全ての現象は、科学で証明することができるもののみであると信じ込んでいました。
だから、このようなやり取りを、もしも娘を亡くす前の私が読んだのなら、恐らく、この人たちってちょっと変な世界に入ってしまっているな…と感じたであろうと思います。
そんな私でしたから、娘を亡くした時のあの絶望感は、どう表現したらいいのかわからないくらい衝撃的なものでした。

しかし、そうです。
私は『真理』に救われました。
それまでの私なら絶対に信じなかったであろう真実がそこにあり、それによって私は生きていく力をもらいました。

でも、まだまだ、辛く悲しく寂しい想いは続きます。せめてあの子を想う時、思い出す時、寂しくなるのではなく、こんなことあったよねーって懐かしく感じるようになりたいと思っています。まだ、そのような心境はほど遠いのかも知れませんが…
とにかく、
シルバーバーチの霊訓を、これからも読み進めていきたいと思います。

話は飛びますが、メッセージを受け取るには、頭ををからっぽにすることが大事と言われますが、雑念が次々と頭の中を飛び交い、なかなかからっぽの状態になりません。
また、瞑想…といっても、すぐに眠くなり…
なかなかうまくいきません。

まず、霊訓を学びながら、焦らず気長に待ちたいと思います。

いつもありがとうございます。
これからも、ブログを拝見させていただきます。
よろしくお願いいたします。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
こんばんは。お久しぶりです。
いつもブログを読ませてもらっております。
本当に色々な方達がいるのですね。
そして、つながっているのをしっかり感じ、分かり合えている方達を大変羨ましく思っています。
私はちゃんとつながっているのかなぁ?最近は不思議な事もあまり多くなくなってきたし。でも彼の事を大好きですし、毎日ちゃんといっぱい思い出しているし、声をかけて、想いが込み上げ涙ぐんだりしたりと相変わらずです。だいぶ穏やかにはなったと思います。
それもイクミ様にたくさん、教えてもらい、聞いてもらったおかげだと思います。本当にありがとうございます。

もしかしたら眠っている時に会っていたのかなと思う時があります。全く覚えてはいないのですが、目を覚ました時にほんわかする事があります。
でも、今朝は彼の夢を見ました。
彼が私を家の前で抱きしめてくれていました。人の目を気にせずに強く抱きしめてくれていました。
多分、私は彼が亡くなる前のかなと。私は彼に
「体調大丈夫?もうすぐ死んでしまうんでしょう。」って言うのです。そしたら彼は
「俺は大丈夫。俺は死なない。俺は生きている。」って言ってました。その後はよく覚えていません。目を覚ました時に私は、彼は私の事を久しぶりに抱きしめたくなったのかなと思いました。
きっと彼も寂しくなったのかな?私もこの世ではもう、彼に触れることも、声を聞くことも、見ることもできないから寂しさがいっぱいで。
だから夢を見させてくれたのでしょうかね?
彼は何か伝えたかったのでしょうかね?
不思議な夢でした。

私は見えなくても、彼はちゃんと生きていて、そばにいてくれると信じています。

イクミ様。
読んでいただきましてありがとうございます。

イクミ さんのコメント...

寛子之恵 様

こんばんは。お久しぶりです。
そうなのです。
私の想像を超える出来事が、実際に起きて驚いています。
最愛の人の存在を強く信じる人に、奇跡のようなことが起きるのです。
あなたも、その人たちに負けない位、信じていると思いますが、彼が少し恥ずかしがりで、派手な演出は好まないのかもしれません。

穏やかさを取り戻して来たので、彼も安心しているでしょう。
きっと、あなたの想いをしっかりと感じながら、気持ち良く奉仕の生活をしていると思います。
あなたへの想いは変わることはありません。
しっかりとつながっているから、不思議なことを起こす必要がないのだと思います。

夢で会って、お互いの愛を確認して、朝になるとあなたが戻るのですが、ほんわかするのはその時の余韻が残っているためです。
あなたが彼に抱きしめられたいように、彼もあなたを抱きしめたいのでしょう。
彼と会っている時に、あなたはこの世だと錯覚しているので、死んでしまうとあなたは言ったのでしょうが、そこは彼が今生きている世界なので、俺は死ないと言ったのであり、それは事実です。
もし、あの世で死に相当するものがあるとしたら、それはこの世に生まれる時です。
別次元で、生きることになるからです。
しかし、愛が続いている限り待っていて、あなたが行った時に、この世に生まれていないことはありませんので心配しないで下さい。

神様は、信じる者を祝福してくれます。
信じ合わなければ、次元を超えて、愛し合えないからです。
あなたの気持ちは、神様の心に適っていると思いますので、きっとさりげない形で、素敵な出来事があると思います。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
いつもありがとうございます。
彼がまだこの世で生きていた時に、私は夜、一人で散歩をしていたら、流れ星を2回ほど見たことがあり、咄嗟に願い事は「彼とずーっと続いていられますように」でした。今も私の願い事です。きっとこういうことだったのかもしれませんね。見えなくなったけれど想いはずーっと続いている。それから最近よく思うのは、私は本当にドジでおっちょこちょいで、全然しっかりなんてしていなくて。こんな私と彼はよくお付き合いしてくれたなぁ。いつも温かく受け入れてくれて。彼には本当に大事にしてもらっていたのだなぁって。
こんな私だけれど、これからもどうぞよろしくお願いします。一緒にいてね。って言ってます。
イクミ様にも以前言われた彼の言葉で、気持ちはいつも届いているからっていうのも、よく思い出しています。
本当にありがたいです。彼はすごい人ですよね。
感謝、感謝です。

イクミ様、読んでいただきましてありがとうございます。

イクミ さんのコメント...

寛子之惠様

こんにちは。
愛も魂も、存在を証明することは出来ません。
証明できないものなので、信じるしかないのです。
信じない自由も、神は与えていますが、そちらに進んで行くと、苦しみや悲しみが待っています。
信じない過ちは、摂理の働きより、正されます。

あなたと共にいることを、私から改めて強調して欲しいようです。
繰り返しになりますが、事実なのでもう1度言います。
あなたが想う時、あなたのすぐそばにいます。

彼の存在と愛する想いを信じることが、最も喜ぶ愛の表現だと思います。
彼の愛により、ここまで来れたことに感謝して下さい。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
こんばんは。
いつもありがとうございます。

今日もまた、イクミ様のコメントを読んでいたら彼の想いが伝わって来て、涙が溢れ出て来ました。
ありがたいです。
そうですよね、本当に。
彼が去年突然亡くなって、私はもう悲しくて寂しくて。仕事中も悲しくなり、トイレや台所に行って泣いて、仕事終わってからもまた一気に車の中で泣いて。とにかく毎日毎日悲しくて泣いてばかりいましたね。去年の今頃も泣いてばかりでした。きっと彼もそんな私を見て悲しんでいたのでしょうね。
そんな中で彼は私に一生懸命に自分はいるから、生きているからとわかってもらおうと不思議な事を沢山おこしてアピールをしてくれていたのですね。
それだってもしかしなくても簡単な事ではないかもしれないのに。しかもそう働きかけても私が全く気付かずわからないで、ただただ悲しんでいるだけかもしれなかったのに。
今、思い出しても本当にいっぱい不思議な事があったのだと。
イクミ様に出会わせてもらったのも、彼の働きかけですよね。
そして、私はちゃんと気づかせてもらいました。
彼がいてくれているのも信じる事ができました。
彼がいっぱい働きかけてくれたのですね。
彼にまた改まって「いつもありがとう。」って思います。あなたに出会わせてもらって私は本当に幸せです。あなたとこうして今もつながって通じて感じることができて本当に嬉しく思っています。
私はこれからもずっとずっとあなたと一緒にいます。いさせてくださいね。
私はあなたの事が大好きです。
ずっとこれからも。

私はそう思っています。これからも彼を信じながら生きていきます。

イクミ様、長文におつきあい下さいましてありがとうございます。いつもすみません。



寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
こんばんは。
いつもありがとうございます。

今日は、彼とよく2人で来た居酒屋さんでお食事しています。
窓から雪が舞っている景色、道行く人達を眺めながら。男性と女性が仲良さそうに笑いながら歩いている人達を見ながら、一昨年の今頃は、2人して、あーやって歩いていたなあ。なんて思いながら。
もちろん、私の隣には見えないけれど、彼が一緒にいます。そう思っています。
私は、彼が亡くなってからも、こうして彼のことを思いながら、懐かしく、温かくなって。本当は、大好きな人を亡くして悲しみの底にいるはずなんでしょうが、それでもこんな風に思えるようになったのは、彼がいっぱい不思議な出来事を起こし、導いてくれて、自分はちゃんと生きている、ちゃんといるから。って教えてくれたおかげだとも思っています。信じることができて幸せなんだと。
毎日感謝です。
イクミ様のおかげでもありますね。
本当にありがとうございます。

明日も天気は荒れ模様のようですが、どうぞお気をつけ下さい。
お仕事お疲れ様です。

読んでいただきましてありがとうございます。

イクミ さんのコメント...

寛子之恵様

こんばんは。
彼とよく来た居酒屋で食事をしているのですね。
もちろん、彼も同席して、懐かしみながら、あなたと想いを分かち合っていると思います。
目に見えなくなっても、身近に感じてくれるので、とても喜んでいると思います。
導きにより、彼の望んでいた関係になって来ているように思えます。
彼のおかげですが、あなたが素直に信じてくれたからです。
とても感謝しているでしょう。
心があたたかくなった時は、彼と同じ想いを共有していると思って下さい。
どうぞ足元に気をつけてお帰り下さい。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
コメントをありがとうございます。
今日も、彼から「ありがとう」という想いがしっかりと伝わって来ました。私の方こそありがとう。なんですがね。
イクミ様、
本当にありがとうございました。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
こんにちは。
いつもありがとうございます。

クリスマスイヴですね。
最近、一昨年のクリスマスに彼が夕方から時間を作ってくれて2人して、一緒にケーキを食べながら、決して長い時間ではなかったですが過ごした事、
彼から「ありがとう〇〇子サンタ」って言われたなぁなんて思い出していました。彼の最後のクリスマスとなりましたか、彼もきっと覚えていてくれることでしょう。そんな思いで昨日も彼のお墓参りをさせてもらいました。決して彼がそこにいるわけではないのですが。
帰って来てからお墓参りの道具を整理していたら、その中に一枚の葉っぱが入っていました。何故だか彼からのプレゼントかな?なんて思いながら手帳に挟んでおきました。きっと他の方に言ったら、単に風で落ちて入った落ち葉としか思われないでしょうね。そして、今朝夢で夜空の流れ星がたくさん流れ、私は、流れ星を見ながら「〇〇さんとずーっと一緒にいられますように。」って願い事をして眺めている夢をみました。本当に綺麗な風景でした。
夢だから尚更でしょうかね。
朝、起きて気になり夢占いを、見たら、流れ星の夢は凶夢らしく、ガッカリもしましたが、よく見ていくと願い事をして、それをはっきり覚えているときは願い事が叶う夢ともありました。
クリスマスイヴだから彼からのプレゼントかなとも思ってしまいました。
でもやはり気をつけなければの凶夢なんてしょうかね。
最近彼がはっきり現れる夢は最近見ていません。起きた時にもしかして一緒だった?とか思うことはありますがわかりません。
最近は、私の潜在意識なのかわかりませんが、日常的な言葉をよく心に感じます。私も最近何だかいつの間にか早く眠ってしまっていることが多くて。
それでも毎日想いで温かくなることがあり、それはやはり彼とつながっていると感じられる事です。それは何か違う感じがあります。

冬至も終わり、今年も残す所、後わずかになりました。
イクミ様、今年も本当に色々と教えていただき、救っていただいたと思っています。ありがとうございます。
長文を読んでもらいましてありがとうございます。


世間も年末で忙しくなっていますね。
運転などにはお気をつけ下さい。




イクミ さんのコメント...

寛子之恵様

こんばんは。
クリスマスは、大切な人を失った人にとっては、つらい日だと聞いています。
一緒にいて楽しかった人ほど、思い出すと寂しさを感じてしまうのでしょう。
お墓参り行って、1枚の葉っぱが入っていたのですね。
彼からのプレゼントだと思いましょう。
夢の中で流れ星を見て、一緒にいられるようにお願いをしたのですね。
凶夢なのか私にも判りませんが、神がいるので、願い続ければ、いつの日か叶えられると思っています。
いつの間にか早く眠ってしまっていることが多く、彼がはっきり現れる夢は見ていないそうですが、実際は会っていて、起きる直前に忘れてしまうことも多いと思います。
本当に会っていた時は、起きた時に温かな、安らかな余韻が、わずかに残っていると思います。
最近は、日常的な言葉を良く心に感じて、毎日想いで温かくなるそうですが、それは彼とつながっている確かな証拠だと思います。
つながり方は、時と共に、あなたの心境と共に、変わって来ると思います。

彼はあなたから届く想いに幸せを感じ、感謝していると思います。
今年もあと1週間となりましたが、来年も彼と共に生きているのを感じながら、心穏やかにお過ごし下さい。

寛子之恵 さんのコメント...

イクミ様。
コメント、返信ありがとうございます。
いつもイクミ様のコメントを涙を流しながら読んでいます。
街を歩いていても男女2人楽しそうにしている方達を見ると、良いなあって思わず泣きそうになることもしょっちゅうありました。もちろん今でもありますが、でも今は、彼は見えないだけでちゃんと一緒にいると思っています。
そしてイクミ様の仰るようにつながりかたは、時と共に私の心境と共に変わっているのでしょうね。
来年も彼と生きていることを感じ、心穏やかに過ごせたらと思います。
また色々教えて下さい。
よろしくお願いします。

色々皆さんのコメントをいつも読んでいて、皆、凄いなあと思っています。本当に色んなことを感じたり、聞けたり受け取れたり。素晴らしいですね。
私ももっともっと感じたり受け取れたら良いのになあっても思いますが。でもきっとそういう方は何か使命があって、任せられているのでしょうね。私は足元にも及びません。羨ましいです。

イクミ様は、年末年始はゆっくりできそうですか?
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
来年もブログわ楽しみにしております。

いつもありがとうございます。
おやすみなさいませ。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
はじめまして。
愛する人が2ヶ月前に癌で亡くなりました。
身を裂かれるような悲しみの日々です。
彼とは10年前に職場で出逢いました。
自然に惹かれ合って 一緒にいる事が 当たり前のような毎日でした。
私達には お互いに家族がいましたが、それぞれ自分の家族もお互いの家族も大切にして来ました。

彼の病気が判った時、私は毎日のように泣き続け混乱していました。彼は癌だからと特別なことはして欲しくない。自然に今までと変わらず過ごす事を望んでいました。
1年余りの闘病生活でした。彼の体調の許す限り 僅かな時間でもいいからと逢ってくれて 2人だけの時間を過ごすことが出来ました。
亡くなる2週間前の朝「愛してるよ」のメールが 彼から届いたのを最後に連絡が取れなくなりました。数日待って 奥様に連絡をすると「急に容態が悪くなり、もう残された時間がないのてす」と言われました。病院へ駆けつけると ベッドの上に 彼は座っていました。ひと回り小さくなってしまった彼に なぜか「ごめんなさい」としか声を掛けることが出来ませんでした。
いつも 穏やかで にこやかな彼でしたが 本当に深い深い悲しみの眼差しで 何も言わず お互いマスク越しに 見つめ合うだけでした。
それが彼との最期の時間でした。
なぜ もっと声がかけられなかったのか、せめて彼の手を握ってあげられなかったのか 今も後悔しています。


周りの誰にも打ち明けられない想いです。
書いていると涙が溢れます。
イクミ様。また来させてもらって良いですか。

イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
所用があり、返信が遅れて申し訳ありません。

2か月前に愛する人が亡くなったのですね。
地上の家族とは違う、もっと深いところで彼と結び付いていたので、これほどまで身が引き裂かれるような悲しみを感じていると思います。
もっと早く出会っていればと、思われていたかもしれませんが、これがあなたと彼の成長のためのシナリオだったのです。
穏やかで、にこやかな彼だったそうですね。
仕事場でも人望が厚く、誰からも好かれる人ではなかったでしょうか?
もしそうであれば、この世の寿命が来たと思いますので、何を持ってしても彼をこの世につなぎとめておくことは出来ません。
病気が判っても、近くにいてやることが出来ず、とてもつらかったでしょう。
彼もあなたと、いつもの場所で、いつもの様にいたかったでしょう。
容態が悪くなり、病院に駆けつけたら、一回り小さくなった彼がいて「ごめんなさい」としか声をかけられなかったのですね。
もっと声をかけたり、手を握ったりすることが出来なかったのを悔やんでいるそうですが、地上の慣例により結ばれていなかったので、理性的に差し控えたのかもしれません。
しかし、短い時間の中で、言葉を超えた想いを交わし合っていたように思います。
あなたから深い親愛の情を感じた彼は、別れなければならない悲しみ、すまないという想いを伝えていたのではないでしょうか。
本当に伝えたいことは、言葉で表現し切れないものです。
見つめ合うことで、あなたの想いは彼に十分に伝わっていたと思います。

彼にとって、あなたとの10年間は幸せな日々であり、満足していると思います。
2人の気持ちは同じと考えて下さい。

あなたにとって大切な事実が2つあります。
彼の肉体は無くなったとしても、生命の本質は魂なので、変わりなく生きています。
そして、お互いの愛によって魂は引き付けられます。

彼は地上の束縛はなくなりました。
自由にどこにでも行くことが出来て、愛する人の元で制約なしに過ごせるようになったのです。
ところが、現実はどうでしょう。
そこにいるのは、嘆き悲しむあなたです。

きっと、こう想っているはずです。

生きていることに、早く気付いて欲しい。
心置きなく一緒にいられるようになったことを知ってもらいたい。
壁のようになっている悲しみが早く取り払われたのなら、もっと傍に行って想いを伝えたい。
生きる喜びを感じさせてくれたことを深く感謝している。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
お忙しい中お答えいただき、本当にありがとうございます。
泣きながら何度も何度も読み返していました。想いを分かってくださって とても嬉しかったです。

彼は癌でした。見つかった時は 手術も不可能な末期の状態でした。
彼は検査の結果を私に電話で伝えてくれました。全く予想もつかない結果に電話口で泣き崩れてしまいました。彼は静かに「心配掛けてごめんね…」と言いました。
辛かったよね…言いたく無かったよね。
翌日、彼は出社して来ました。会社への報告と、休職するための手続きに。彼は私が1人になったのを見計らって、これからの事を話してくれました。その時に彼から腕時計を渡されました。「何もプレゼントした事がないから、治るまで持っていて欲しい」と。それは彼が子供さんからプレゼントされた大切な時計でした。涙が溢れました。「ありがとう。大事に預かるね」と受け取りました。
その時の時計は 今も私の手元にあります。
朝起きたら「おはよう」帰って来たら「ただいま」と話しかけています。

イクミ様のお話の中で、「癌は表現されなかった想い」が積み重なったものとありました。
彼は本当に我慢強い人でした。
いつも穏やかで優しい人でした。
心の中では いろいろ考えていても、言葉にする時はいつも相手の立場を考えて発言していました。本当に多くの人に信頼されて慕われていたと思います。

実は癌と判る何年も前から、背中の痛みを訴えていました。「病院に行った方がいいよ」と言った事もありました。こんな事になるなら、なぜ、もっと強く強制的に検査に行くように言わなかったんだろう。「ずっとそばにいたのに気が付かなくて、調子が悪いのに検査に行ってと強く言わなかったの…ごめんなさい」と彼に謝りました。彼は病院に行かなかったのは自分の責任だし、妻がいるのだから…と決して私を責める事はありませんでした。それが ずっと心に引っ掛かっています。
私達は世間的には決して許されない関係でした。その罪を彼だけが背負うことになったのではと思ってしまうのです。

イクミ さんのコメント...

匿名様

こんばんは。
あなたが、もっと強制的に病院に行くように行ったとしても、この世の寿命が来ていたのであれば、結果は同じです。
確かに、想いを溜めてしまってガンになる人は多くいると思いますが、それは魂の成長にとって妨げるような想いです。
彼は、常に人の立場を考えて発現し、多くの人に信頼されて慕われていた霊性の高い人であり、成長を妨げるような想いは、病気になるほど生じていなかったと考えられます。

ガンになる原因は1つではなく、たくさんあります。
寿命が来て、この世からあの世に移行するために、ガンになる人がいます。
彼もそうだったのではないでしょうか。

魂と魂に親和性があれば、惹かれ合うのは、当然の成り行きです。
頭ではいけないと判っていても、抗えない出会いはあると思います。
成長させてくれたのであれば、あなたにとって必要な人だと思います。
罪を背負って逝ったと思うのは誤りであり、彼が悲しむので止めましょう。

匿名 さんのコメント...

イクミ様

お返事くださって 本当にありがとうございます。何度も読み返しては 泣いてしまったり いろいろ想い出しては 現実に戻ったり。
まだまだ悲しみから抜け出す事の出来ないの不安定な日々です。

彼と出逢えたことは 本当に幸せでした。
10年以上前に今の職場に転職して来た彼。
その2年後、私は知人の紹介で転職して来ました。しばらくは挨拶したり仕事で関わるだけでした。彼はいつも明るくて優しくて職場のムードメーカー的な存在でした。
そんな彼の事をほんわかした気持ちで遠くか
ら見ていたのでした。
ある日突然、彼から渡された携帯のアドレス。それから私達の10年間が始まりました。

私達はひと回り歳が離れていました。
彼は最初から自分の事を包み隠すことなく話してくれました。彼とのおしゃべりはとても楽しかった。子供の頃やご両親のこと。学生時代のこと。今まで経験して来た仕事でのこと。家族への思い。そんな事まで私に話していいの?と思うようなことまで話してくれました。彼がどんな人生を歩んで来たのか大切な事を話してくれて本当に嬉しくて、心が彼へと動くのに時間はかかりませんでした。
気が強くて何でも自分でやってしまおうとする私に、そっと手を差し伸べ てくれ、凝り固まった心をゆっくりと解きほぐしてくれた彼。こんなに大切にされた事は今まで無かった。声を掛けられたのは私の方だったのに、いつの間にか彼は私にとってかけがえのない大切な存在になっていました。

彼はもちろん家族も大切でした。
奥様、子供さんやお孫さんへの溢れる愛情。家の事もきちんとしていました。その上で時間が許されたら逢おうねと約束していました。私の子供達も大切にしてくれました。
子供達とも仲良くなって、部活の試合をこっそり観に来てくれたり、節目のたびに心配してくれて本当に優しさ溢れる人でした。

時には喧嘩もしました。別れようとした事もありました。でも離れられなかった。
そんな幸せな日々に突然訪れた悲しみの出来事でした。彼の病気が判ったのです。

彼はとても落ち着いていました。
そうなるまでには想像もつかないような深い悲しみと葛藤があったのだと思います。

今までと変わらず彼のそばにいたかった。
ずっとずっと一緒にいようね。何度も誓い合って。治療の副作用で辛い時期もありました。それでも私に逢いたいと。それが生きる励みになるからと。そんな彼が愛おしくて彼のためなら何でもしてあげたいと思っていました。帰りには いつも「ありがとう」とぎゅっと抱きしめてくれました。
最後に2人で逢えたのは、亡くなる1か月半前。入院先の病室でした。少し話しをして
いつものように「おいで」って両手を広げて
抱きしめてくれました。何も言わなくても
お互いの気持ちが伝わり合っていました。
離れていても 心だけは そばにいるよって。

亡くなった日のことは まだ書けなくて。
ただ確かなことは、私の中では サヨナラという思いは無いのです。
この2か月あまり、彼の事を忘れたことなどなくて いつも彼の事を考えていて。
今でも 変わらず愛しています。


遅い時間に とりとめもなく書いてしまい申し訳ありません。また来させてもらって良いですか?

イクミ さんのコメント...

匿名様

こんにちは。
昨晩は、彼のことを思い、眠れなかったのですね。
あなたの文章を読んで、深く愛し合っているのが良く判りました。

彼が最初から心を開いていたのは、あなたに特別な親しみを感じたからではないでしょうか。
それは、あなたも同じだと思います。
自分にはないものを相手が持っていて、そこに惹かれ合っていたのかもしれません。
あなたと彼は、置かれている環境を乗り越えて、魂のレベルで結びついていたように思います。
今、身が引き裂かれるような、悲しみや苦しみを味わっているのは、そのためだと思います。

あなたのお子さんにも優しかったのですね。
お話を聞くたびに、この世の寿命が来ていたと思えてしまいます。
なぜ、出会い、愛し合うことになったのかと聞かれれば、あなたの成長のためと答えざるを得ません。
この別れの悲しみ、苦しみは、大切なことを学び、あなたの魂を成長させるためにあると思います。
神の摂理の働きにより、そのようになります。

亡くなる1ヶ月半前に会った時に、お互いの魂はこれが最後になることを知っていたのかもしれません。
抱きしめ合った時に「離れていても、心だけはそばにいるよ」という彼の想いが伝わってきたのですね。
さよならと言う思いがないのは、彼との関係は死を超えて続いていて、最後に伝えてたことを今も果たしてくれていると言う自覚が、あなたの魂にあるからなのかもしれません。

死んだら全てが終わりになってしまうことは決してありません。
死とは、肉体と魂が分離する現象であり、生命(魂)は肉体がなくなっても存続しています。
目に見えない愛は、目に見えない魂から生まれています。
死によって、愛が深まることはあっても、なくなることは絶対にありません。

あなたと同じです。
彼はあなたのことを、変わらずに愛しています。
そのことを、あなたが信じられるほど、今の悲しみ、苦しみから解放されて行くと思います。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
こんばんは。いつも優しいメッセージをありがとうございます。

なかなか ここに来れなくて…。彼のことをいつもいつも考えています。
彼が亡くなった頃、普段にも増して仕事が忙しくなり残業も続きました。寒くて暗い夜道を、悲しくて淋しくて泣きながら帰る毎日でした。
彼との待ち合わせ場所。夜勤の時にお弁当を作って渡しに行ったね。図書館裏の小径でそっと手を繋いで。蛍を見た川沿いの道。街の至る所に彼との想い出が 散りばめられています。
ひょっとして どこかで私の事を待ってくれているんじゃないかな?と思って探しに行ったり。

とにかく目の前の仕事をこなしていくしかない日々でした。気が付いた時には彼の49日を迎えていました。私は家族ではありません。そっと祈るしかありませんでした。なぜか彼が遠くに行ってしまうような気がして。たまらなくなり、その夜、彼の住む街へと向かいました。
ひっそりと静かな夜でした。いつも通っていた道。生まれ育ったこの街が、海や山が大好きだった彼。この景色を見ながら何を思っていたんだろう。彼の車を見つけました。自宅の駐車場ではないところで、ずいぶん離れた場所にひっそりと停められていました。暗い中でも私にはすぐに分かりました。いろいろなところに連れて行ってもらった彼の愛車。まるで「ここにいるよ」って知らせてくれたようでした。

その数日後、奥様から納骨を終えことをお聞きしました。もちろんお墓がどこにあるかもわからないので行く事は出来ません。

きっと彼の事だから、奥様の事は一番に心配されていると思います。子供さんやお孫さん、自分の兄姉や親戚。仲の良かった友達のことも。
いつも自分の事より人の心配ばかりしていたから。そんな彼らしさをわかっているつもりなんです。

昨日、映画を観ました。「destiny 鎌倉ものがたり」黄泉の国のお話でもありました。愛する者達は生まれ変わってもまた逢えるのかな…
途中から涙が溢れて止まらなくなりました。
彼との事が重なりました。もう一度声が聴きたい。触れたい。逢いたい想いが、彼への愛おしさががつのります。

イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
彼のことをいつも考えているのですね。
49日が過ぎて、遠くに行ってしまうような気持ちがして、彼の住む街に行って来て、そこで彼の車を見つけたのですね。
本当に、彼がここにいるよ、どこにも行っていないよと、伝えてくれていたのではないでしょうか。

お墓参りに行けないのは、残念ですね。
でもそれは形式的な儀礼であって、お墓の前でなくても祈ること、想うことは出来ます。
あの世に行くと、地上の誰が自分を愛してくれていたのかが、はっきり判ります。
奥様も彼のことを愛していたでしょうから、心配になるのは当然です。
それとは別に、あなたから想いが届いているのが判ります。
奥様とは違う想いで、お二人は結ばれていると思います。
大きな愛を持っていた人なので、悲しませずに多くの人を愛することが出来たのだと思います。

奥様はご主人が亡くなり、年月と共に過去の人になって行くのかもしれません。
しかし、あなたは彼は生きている、今も結ばれていると信じていて下さい。
地上的な形式に捉われなくなった今、自分に親愛の想いを向けてくれる地上の人の元にいたくなるのは、当然の成り行きです。

映画を観て、自分たちと重なり、涙が溢れて止まらなくなったのですね。
もう一度声が聴きたい、触れたい、逢いたいでしょうが、生前と変わらずに、あなたは愛されていることだけは、忘れないで下さい。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
こんばんは。お返事をありがとうございます。

一日を終えてここに来ると彼の事を静かに想い出すことが出来ます。

今までに、もしかしたら彼?と思うようなことがありました。
1回目は亡くなった日の朝の事です。出勤前に着替えていると部屋に置いてある整理タンスがいきなり「ガタッ」と音を立てました。何かが当たった様子もなく地震でもありませんでした不思議な感じがしました。その1時間後、奥様から彼が亡くなった知らせを受けました。
最期は痛みと苦しみが続き、鎮静剤により眠るようだったと言われていました。
旅立つ前に、私のところへ来てくれたのでしょうか…。
もうひとつは、初七日の前だったと思います。
朝、職場で掃除をしていた時でした。彼の残していたものを見つけて、ひとりで泣いていた時でした。少し離れた場所で「コーン」と音がしました。またすぐに、足元で「コンッ」と音がしました。風も無く何かが当たったわけでもありませんでした。私の勝手な想いですが、毎日泣いてばかりの私を心配して、「そばにいるよ」と知らせてくれたのだと信じています。今まで何かを感じたりすることはありませんでしたが、彼が亡くなってからは心の声に耳をすませるようになって来たのかなと思います。

今はまだ夢で彼と逢うことが叶いません。
彼が亡くなった事を認識している夢は何度も見ました。それでも彼は出て来ません。
いつになったら夢で逢えるのでしょうか。

イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
寒い日が続きますね。

亡くなる前、彼の魂は肉体の束縛から解放されて、逢いたかったあなたのところに来たと思います。
彼の魂(幽体)は、物質的な要素が高いので、物理的な現象を起こすことができたのかもしれません。
起こる現象には、向こうにいる人の想いが込められていると思いますので、その時、あなたが感じたことを、素直に信じるようにして下さい。

夢でまだ逢えないのですね。
どんなに逢いたいと思っても、逢えるわけではなさそうです。
逢っていても、起きたら忘れてしまうことも多いようです。
何かの意味があって、そのようになっていると思います。
それでも、近いうちに逢えるのではないでしょうか。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
こんばんは。
いつも心温まるお返事をありがとうございます
今年の冬は本当に寒いです。
彼と一緒なら、この寒さも平気だったのに。
ふと我に返ると彼がいない現実と向き合わなければならない辛い日々です。

今夜も彼の写真を眺めていました。
彼の優しい眼差しが大好きでした。

年末に片付けをしていました。
引き出しの中から、以前使っていた携帯電話が出て来ました。バッテリーの調子が悪くなり機種変をしたのですが、確かその携帯の中に写真のデータが入ったままだったと思い出したのです。バッテリーを入れ替えて久しぶりに電源を入れてみました。
彼が送ってくれた写真がたくさんありました。
あまりにも綺麗だったからと夕陽の沈む海の風景を送ってくれたり、初めて抱いたお孫さんとの写真。懐かしいメールもたくさん残っていました。
一番驚いたのは、偶然録れていたボイスメモが残っていたことでした。私との電話のやりとりだったのですが、久しぶりに声が聴けて本当に嬉しくて…。なんで出て来たのか。もう号泣でした。

今はとにかく仕事を前向きに頑張っています。職場では笑ったりもしますけど、心の奥の方ではどこか冷めた自分がいます。
彼がいない人生なんて、何も楽しくなんてないのです。仕事を済ませ家に帰り、ひととおり家事を終えて、やっと自分ひとりの時間になります。彼を想い出す時間が好きなんです。泣いたり溜め息ついたりそのまま眠ってしまったり。

もっといろいろ話をしたかった。いろいろなものを見たり感じたり。してあげたいことがたくさんあったのに。
ずっとずっと一緒だよって約束したのに。

なかなか悲しみから抜け出せないです。

長々とすみません。いつも聞いてくださって。
心から感謝しています。

イクミ さんのコメント...

匿名様

こんにちは。
彼の温もりが感じられないこの世界は、寒々しいもの思えてしまうとお察しします。
優しい眼差しに、たくさん癒されていたのですね。

携帯電話の件ですけど、久しぶりに彼の声が聴けて、良かったですね。
引き出しの中に見つけ、バッテリーを入れ替えて、ボイスメモを再生するところまで、何気なくしているようですが、彼が働きかけていたのかもしれません。
私には、五感に感じられず寂しい想いをしている、あなたへの優しさのように思えました。

仕事は前向きに頑張っているようですが、彼がいない人生に楽しみが見出せないのですね。
まだ日が浅く、失ったものがあまりに大きいので、何も考えられないと思います。
誰にも、どうすることも出来ませんが、この先、あなたがどう生きていくかが問われているようにも思えます。
いろいろな写真を送ってくれて、あなたを楽しませようとしていたのですね。
そんな彼ですから、楽しみを見出し、喜びを感じながら、あなたに生きて行って欲しいと思っているはずです。

ずっとずっと一緒だよと約束したのに逝ってしまったと、あなたは嘆いているかもしれませんが、思い出した時には一緒にいるのではないでしょうか。
あなたには判らないだけで、約束はしっかりと守られていると思います。

匿名 さんのコメント...

イクミ様、こんにちは!
よしみです。
今日は朝からとても悲しい夢をみました。
イクミ様の書かれたこのブログを読んで、少しずつ元気を取り戻しています。

私が今朝みた夢は、夫が生きていて、別の女性を好きになり、私に別れを告げてきた夢です。
この夢はこの一ヶ月間で三回もみました。
夢か現実か分からないぐらい、とてもリアルなのです。
夫の表情や、私の感情が今でもはっきりと思いだし、心が乱れてしまいます。
死別の別れが一番辛いのは当たり前なのですが、夫の心が離れてしまうのも想像以上の辛さでした。

何度も同じ夢を見るのは何か意味があるのでしょうか?
色々調べましたが、ヒントをみつけることは出来ませんでした。
自分でも考えすぎだと分かっているのですが、モヤモヤがとれなくて、イクミ様に相談したくなりました。
イクミ様の考えを聞かせてほしいです。
本当にバカバカしくて申し訳ありません。
よろしくお願い致します。

イクミ さんのコメント...

よしみ様

こんばんは。
返信が遅れて申し訳ありません。

同じ夢を3度も見たら、不安になってしまいますね。

あなたの心配な気持ちが、夢に反映されたのではないでしょうか。
余計な心配してしまい、ご主人を信じる気持ちを忘れてしまっているのではないでしょうか。
神様は、私たちに信じることを望んでいます。
信じる人には安らぎを与えてくれますが、信じない人には苦しみが与えられます。

あなたに信じてもらうことが、ご主人にとって生命線です。
この世とあの世の魂は、信じることでつながるからです。
信じてもらわなければ、想いを伝えて導くことが出来ません。

心配になるのは、ご主人を信じ切ってないからであり、それを戒めるために、その様な夢を見たと思います。
この世に残したあなたがいるのに、その様なことをするご主人ではありません。
あなたが1番良く判っているはずです。
信じていれば、その様な夢を見ることはありません。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
こんばんは。いつもありがとうございます。
彼の3回目の月命日が過ぎ、もうすぐ百か日を迎えます。
亡くなった事を受け入れられていないのか、
今では彼とのメールを見ることすら出来なくなってしまいました。

ただ一度、彼の夢を見ました。
電話で話をしました。元気な時の声でした。
すごく嬉しいのに、夢なんだと気付いてしまって、すぐに目が覚めてしまいました。
悲しくて大泣きしてしまいました。

仕事の時や人前に出た時は、何事もなかったかのように明るく振る舞っています。
それでも家に帰ってひとりになるとその反動で、悲しくて寂しくて何も出来ずに横になっています。

彼が生きている時の私は、前向きで仕事もプライベートな事も一生懸命に頑張っていました。きっと彼はすっかり気力を無くした今の私を見ていると思います。
情けなくて器用に生きられなくて ごめんねって彼に謝っています。

匿名 さんのコメント...

イクミ様、お返事ありがとうございます。
よしみです。
辛いことがあると、ついつい信じる気持ちを忘れそうになってしまいます。
反省しました。
この夢を見るきっかけは、
私の友人が
亡くなった彼氏が浮気をしていたという事実を知ってから、悲しみのどん底から這い上がれたという話
を聞いたからだと思います。
少しぐらい裏切られた方が
悲しみに溺れなくてすむので良かったとの話を聞き、それが頭の片隅に残っていたのだろうと思いました。

同じ夢を何度も見るのが珍しいのと、予知夢を見ることもあったので、夢をただの夢だと思えなく、ついつい弱気になってしまいました。

夫の存在は今でも感じます。
私が心配で仕方がないらしく、ずっとニコニコ笑いながら寄り添ってくれているのが分かります。

でも夫は、二人の夫婦としての課題をクリア出来たので、この先は新たなパートナーを見つけて幸せな人生を送って欲しいと言ってきます。
先日、霊感のある人にも同じことを言われました。
「よしみが幸せになるのなら、俺のことを忘れてもらった方が嬉しいわ。」とのメッセージも受けとり、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいました。

イクミ様の仰る通り、夫を信じなければかわいそうですね。
私は幸運なことに、時々夫と話すことが出来るので、そのことにも感謝しながら、これから前向きに人生を歩んでいきたいと思います。

イクミ様のお言葉で、今回も目が覚めました。
いつも気持ちに寄り添ってくださり、本当に有り難うございます。
感謝しています。

イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
もうすぐ百か日なのですね。

生前は、メールや電話や実際に逢うことでお互いを認識し、気持ちを交換していましたが、肉体を失った彼にはもうそれができません。
五感で認識できないので、存在がなくなってしまったと錯覚してしまうと、耐えられないほどの悲しみに襲われてしまいます。
この世を去ってからまだ日が浅く、現実を受け入れていなければ、あなたの傍に寄り添ってくれているという事実も受け入れられるはずはありません。

人生で最も深い悲しみの最中に、あなたはいると思います。
それほど大切な人だったのです。
家に帰ってひとりになると、悲しくて寂しくて何も出来ずに横になっているので、気力を無くし様子を彼が見ていると思うと、情けなくて謝ってしまうのですね。
彼はそんなあなたの姿を見て、そこまで自分を愛してくれていたことを、ありがたく感じているような気がします。

傍で慰めてやりたいのに、それが出来ないので、歯がゆく思っているでしょう。
あなたの明るさに救われていたので、早く心からの笑顔を取り戻す日が来るのを願っているでしょう。
共に過ごした日々は、人生で最も輝いている時であり、かけがえのないこの世の財産になっていることに感謝しているでしょう。
この世に、たった一人しかいない特別な存在だと思っているでしょう。
自分の想いに、早く気付いて欲しいと思っているでしょう。

あなたにとっては別れでしょうが、彼にとっては別れではありません。
生前よりも一緒にいられるようになったのでうれしいのですが、そのことがあなたに判ってもらえないので、早く何とかしたいと思っているでしょう。
もう少し時が経てば、悲しみの雲の隙間から、彼の想いが届くの感じられる日が、きっと来ると思います。
そうすれば、傍にいてくれることを、実感できると思います。

イクミ さんのコメント...

よしみ様

おはようございます。
夢を見るきっかけは、ご友人の亡くなった彼のことだと考えられるのですね。
話を聞いて、悲しみのどん底からは這い上がれたでしょうが、信じられる存在を失ったことになり、それもとても悲しい現実ではないかと思いました。

やはりあなたは心配性ですね。
思い込みが強すぎると、取り越し苦労をして、苦しんでしまいます。
あなたが感じているご主人の存在が、現実の姿だと思います。
いつもニコニコとした笑顔で寄り添っているのです。

ご主人は、この先、新たなパートナーを見つけて幸せな人生を送って欲しいと言っているのですね。
あなたは戸惑ってしまうでしょうが、自分よりも、あなたの幸せをいつも考えている、ご主人らしい想いだと感じました。
とてもそんなことは考えられないと思っているかもしれませんが、将来、何が起きるか判りません。
この人ならばと思える人を、ご主人が導いて来るかもしれません。
もし、新しいパートナーと一緒になったとしても、ご主人のことを忘れてしまうのではなく、一体となって生き続けるような気がします。
ご主人は次元の高い魂なので、あなたが笑顔で暮らせればそれで良いのであり、あなたの幸せを自分の幸せとして感じられると思います。
その様な人と、愛し合えたことに自信と誇りを持って下さい。

匿名 さんのコメント...

イクミ様、おはようございます。
よしみです。
温かいメッセージを有り難うございました。

イクミ様の仰る通り、私は超がつくほどの心配性なのです。
夫に励まされてなんとか生きてきました。
いつも取り越し苦労で終わるのですが…

私は愛する夫に今でも守られています。
そして何かあれば助けてくれる心強い存在です。
その事を忘れずに、一体となって生きていきます。

今回のこのメッセージは夫が言ってるような気がしました。
"やはりあなたは心配性ですね。"のところが、まさしく夫でした。
読んだ瞬間、夫が困りながらも微笑んでいる顔が浮かんできました。
夫も直接私に伝えたいのだけれど、私のネガティブさにバリアを張られ、伝えられなかったのですね。
だからイクミ様に相談するように仕向けたのだろうなと思います。

いつも気持ちがグラグラして、なかなか強くなれない私ですが、焦らずに、一歩ずつでも前進していけるように頑張ります。
ありがとうございました。

イクミ さんのコメント...

よしみ様

言われるように、あなたが心配で、不安になってしまったので想いが上手く伝えられず、私を利用したのかもしれません。
あなたが解決しなければならないこともありますが、信じてもらえさえすれば想いを伝えて何とかしてくれると思います。
心配性のあなただからこそ、ご主人は自分を信じて、頼って欲しいのだと思います。

匿名 さんのコメント...

イクミ様
こんばんは。
いつも温かなメッセージ、とても心に染み入ります。何度も読み返しては涙が溢れます。
本当にありがとうございます。

百か日を迎えて、彼の事を想うのはもちろんですが、彼のご家族のことを考えずにはいられません。奥様はどうしていらっしゃるかとか子供さんやお孫さんが、元気に過ごされていたらいいなぁと願っています。
きっと彼の事だから、いろいろな人の事を心配しているんだと思います。
彼と私はお互いの家族も大切にしていました。本当に自然な気持ちからでした。
だから一番に私のところには来られないのは
理解しています。「私のことは最後でいいの」といつも彼に言っていました。それと私にとって奥様は今でも本当に尊敬できる素敵な方なんです。
彼を通してこれからもずっと繋がっていられたらという思いでいます。

3回目の月命日には、彼の大好きな和風ハンバーグを作って「一緒に食べよう」と心の中の彼に語りかけました。小さなケーキを焼いてラッピングして「食べてね」と彼の腕時計の横に置いています。

目を閉じると、今も彼の声が笑顔が浮かんできます。病気が判ってからは逢うこともままならなくて、我儘を言って彼が身に着ていたそのままのTシャツをもらいました。もう彼の匂いはしなくなってしまったけれど大切な宝物なんです。

まだまだしてあげたいことがたくさんありました。彼の声を話をもっともっと聴いていたかった。最後まで生きる事を諦めなかった彼。亡くなった時どんな思いでいたのかと思うと胸が詰まります。

とりとめもない想いを聞いてくださって感謝しています。おやすみなさい。

イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
彼はご家族のことも大切にされていたのですね。
もちろん、奥様やお子さん、お孫さんのことは愛していると思いますので、ご自宅で一緒に過ごす時間は多いでしょう。
しかし、あなたはご家族とは別の想いで結ばれています。
あなたの親愛の想いは、彼に届いています。
その想いに引き付けられて、傍に寄り添ってくれます。
3回目の月命日も、細やかな心遣いに大変喜んでいたと思います。
あなたのそんなところに惹かれたのでしょう。

まだまだ、この世でしてあげたいことが、たくさんあったでしょう。
それは彼も同じだと思います。
これからは、この世の人たちを良い方向に導くことで、愛を表現して行くと思います。
大きな愛を持っている人でしょうから、分け隔てなく、あなたにも想いを送って導いてくれていると思います。