2014年3月23日日曜日

うつ病と心のエネルギー


私のそばにいる、まじめで、一生懸命生きている人が、うつ病になりました。早く良くなって欲しいと願うばかりです。



自分に厳しく、人にやさしかった人が、病気になり、なぜ苦しまなければならないのでしょうか。

周りを気遣いすぎたり、頑張りすぎると、うつ病になると言われますが、家族や会社のためを思い、頑張るだけ頑張った人が、ご褒美をもらうのではなく、病気になるのでは割に合いません。

どれ位、多くの人がこの病に苦しんでいるでしょうか。

悶え苦しむ心の中は、外からうかがい知ることができません。



私の知識や解釈が正しいのかわかりませんが、うつ病に苦しむ人の一助となれば幸いです。

うつ病は、つらい出来事を経験して、心に過度のストレスが加わったり、過労が続いたために、脳内伝達物質であるセロトニン、ドパミン、ノルアドレナリンの分泌が減少し、意欲低下や気分の落ち込みが亢進し、脳のエネルギーが枯渇して、日常生活に支障を来たした状態と言われています。

治療として、まず十分な休養を取り、症状改善のため薬物を服用し、必要に応じて精神療法やカウンセリングを受けます。

残念ながら、多くの精神疾患は医学的に十分な解明がされていません。

それは(研究)対象が物質次元に限定されているためであり、うつ病は、精神的、霊的次元の病であり、根本的原因の解明と治療方法の確立には、霊の存在を認めなければならないと思われます。



人が生きて、呼吸して、活動するすべての力は、神を源とした霊力です。

すべての生命は神とつながり、霊力により生かされています。

霊力は生命力と言い換えても良く、生命力には病気を癒す自然治癒力も備わっていると考えられます。

従って、霊力をふんだんに受け取ることが出来る人は活力に溢れ、病気になりにくく、反対に受け取りにくくなると元気がなくなり、病気になりやすくなると考えられます。



うつ病は、脳の機能異常ではなく、心(精神)に生命力(霊力)が十分に行き渡らなくなってしまったことが、根本原因として考えられます。

肉体を維持し、活動するためのエネルギー源は、食事から採りますが、心の活動を維持しているエネルギーの源は霊力であるため、どんなに栄養のあるものを食べても、心にエネルギーが供給されるわけではありません。

心(精神)のエネルギーは、魂が受け取った生命(霊)力が変換されたものです。

魂が受け取る生命(霊)力の量は、心(精神)の状態により大きく左右され、不安感、悲しみ、取り越し苦労、恐怖心などがあると、霊力を受け取りにくくなります。



人生には、楽しいこと、うれしいこともあれば、悲しいこと、つらいこともあります。

遭遇するさまざまな出来事は、さまざまな感情を生み出します。

情動が大きかったり、長引いたりすると、より多くの心のエネルギーが消耗されます。

うれしいことや楽しい感情は、心のエネルギーの消耗があっても、魂により多くの生命力が流れ込むため、心にエネルギーは供給され問題はありません。

しかし、悲しみや不安、怒りや嫉妬などの感情を持つと、魂に流れ込む生命力は少なくなり、心へのエネルギーの供給は少なくなってしまいます。

また、神経をすり減らすような労働が続いても、心のエネルギーが消耗されていきます。



つまり、深い悲しみや、強い不安や恐怖などの感情を持ち続けると、心のエネルギーは激しく消耗しているにもかかわらず、魂に流れ込む生命力は少なくなり、エネルギーは不足していきます。



心のエネルギーの補充に最も大切なのは、睡眠です。

睡眠は、心身を休ませるためにあると考えられますが、睡眠中は魂が肉体より離れて霊界に行き、霊界において生命力の補充をしていると考えられます。

したがって、睡眠が不足すると、十分な生命(霊)力の補充が出来ないため、心のエネルギーを枯渇させることにつながります。

ヒーリングを行うと、多くの患者さんは、リラックスして眠くなりますが、このことは心身を癒すために、心を穏やかにすること、睡眠を取ることが、いかに大切であるかを物語っていると思います。



しかし、多くの難題が重なったり、物事が思うように進まなかったりすると、焦りや不安が生まれて、頭から離れなくなります。

ひどい仕打ちを受けたり、つらいことがあったり、悲しいことがあると、怒りや恨み、悲しみや怖れの感情に、心が支配されてしまいます。

睡眠は大切だと分かっていても、そのような好ましくない感情が居座ってしまい、心は波立ち、眠りを誘う穏やかな心にはなれず、眠りに落ちることはできません。

たとえ眠れたとしても、眠りが浅くなった時に、好ましくない感情に再び支配され、眠れなくなってしまいます。

1日をリセットする睡眠が取れなければ、新しい1日は、疲れていた昨日の続きです。

心を維持しているエネルギーが、急速に枯渇しはじめてきます。



心は肉体と違い、体感的に疲労を感じることがありませんので、無理に無理を、我慢に我慢を重ねてしまい、心の疲労が限界を超えてしまいやすいと思われます。

また、心が傷ついた時にも、心を休ませ回復させる時間が必要です。

身体が傷ついた時には、痛みを感じたり、身体が動かせなかったりするため、癒えるまで身体を休ませます。

しかし、心の傷に知覚的な痛みはなく、自覚的な症状に乏しいために、心を休ませ、傷を癒やす必要があるのにもかかわらず、休ませずにいることが多く、自分ではどうすることもできなくなります。



そのため、神の摂理が働いて、強制的に心身を休養させることになります。

つまり、うつ病は、心の傷を癒すため、心の疲労を回復するために、神が与えたブレーカー装置だと考えられます。

心の(精神)活動や身体活動を、一時的に不活発な状態にさせて、心のエネルギーの消耗を抑えて、心の傷を癒し、心の疲労を回復させます。



うつ病は、つらく、苦しく、時に生きていることさえも否定しまう、耐え難い病と思われます。

しかし、すべての病気と同じく、魂を目覚めさせ、向上させるためにあります。

苦痛は、捕らわれている想いを手放し、不自然な生活から脱却させ、大切なことに気付かせるための触媒です。



大切なことは、拒絶ではなく認めることであり、恨みではなく許すことであり、争いではなく平和であり、競争ではなく協調であり、すべては愛から生まれます。

こだわらない、執着しないことも、うつ病には大切です。完璧や完全を求めるのも一種の欲であり、その欲が自分自身を苦しめることになります。

この世に生まれてきたこと自体、完全とは程遠い存在であることを、証明しています。

すべてを完璧に、完全にやり通すのは不可能であり、完全でない自分に、完全を求めてはいけません。

いい加減にするのは良くありませんが、完全を求めて頑張りすぎて病気になるということは、それが不自然な考え方であり、生き方だからです。

まわりの言動に振り回されると、一生懸命頑張りすぎてしまい、自分を追い詰めてしまいます。

それぞれに役割があり、自分なりに果たすだけで十分です。



将来、訪れるかもしれない、障害や困難、あるいは別れなどを、あれこれと考えてしまったり、過去の出来事を必要以上に意識してしまったりするのもやめましょう。

この世に生きているのは魂を向上させるためであり、従って悲しみや苦難はつきもので、避けて通れません。過去は閉じられていて、変えることはできません。

しかし、今をどう生きるかで、未来を変えることは可能です。



うつ病になり、何も出来なくなってしまい、自分を責めているのであれば、それは誤りです。

神の摂理が働き、目的があって出来なくさせているのですから。

無駄な時間ではなく、必要な時間です。焦ったり、不安に思ったりせず、ゆっくりと、動けるようになるのを待ちましょう。

つらい病状は、必ず改善してくるはずです。

なぜなら、生きる力は自分で作り出すものではなく、生命である魂が神とつながっていて、神から魂に流れ込んでくるものだからです。

神的エネルギー(生命力)により、生命は生かされています。

神とのつながりが深まれば、より多くの生命(治癒)力が流れ込み、病は癒されてきます。



今は、何をするのも、考えるのも無理であれば、何も考えず、ただただ、ゆっくりと休んでいましょう。

そうすれば、心が生命力で少しずつ満たされてくるはずです。

心が生命力で満たされてくれば、自然に、考えたり、動けるようになってきます。

神とのつながりは永遠であり、一瞬たりとも切れることはありません。神とのつながりを深めるためには、神の摂理に気付き、合わせるしかありません。



すべてのものは、意味を持って存在して、かけがえのないものです。

すべてのことは神の摂理に従って起きています。

神の摂理は愛ですから、安心していればいいのです。表面上は悪く見えても、真相は良い方向に進んでいるので、心配は全くいりません。

神からの生命力により、癒やされない病気はありません。



参考ページ; 「うつ病の人へ」




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