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2025年11月16日日曜日

クマの駆除について思うこと


連日のように、人里にクマが出没し、人が襲われるニュースが報道されています。

今年、日本でクマに襲われて命を落とした人の数は13名で、過去最高です。

生息地域周辺に住む人にとって生命に関わる問題であり、早急な対策が望まれます。



なぜ、クマが人の住んでいる地域にまで入って来るのでしょうか。

その大きな理由として、山でドングリなどの食糧が採れなくなったことが挙げられます。

通常、冬眠前のクマはたくさんの木の実を食べて、皮下脂肪を蓄えて丸々と太っていますが、ニュースの映像を見る限り、ほっそりとしていることからも、そのことが窺えます。



十分な皮下脂肪を蓄えないと、クマは冬眠に入れません。

冬眠に入れなければ、食糧の乏しい冬は越せません。

生命に関わる深刻な状況にクマも陥っています。



クマが狂暴になったと言われますが、果たしてそうでしょうか?

人間も空腹になると(血糖値が下がり)イライラしたり、怒りっぽくなります。

クマも同じだと思います。

寒い冬が迫って来て、焦りのようなものも感じているのかもしれません。



クマは警戒心が強く、臆病な動物です。

食べないと冬が越せないので、やむを得ず食糧のある人里まで降りて来ていると考えられます。

山にいると飢えて死んでしまい、人里に下りて餌を探すと撃ち殺されてしまう、どちらにしても過酷な運命が待っています。



何故、このような状況になってしまったのでしょうか?

木の実が採れなくなった原因は、気候変動にあると考えられます。

気候変動の大元に、地球温暖化があるのは間違いありません。



ドングリやナラなどの実は、一定間隔で豊凶作を繰り返していますが、気温が高くなると凶作が短い期間で起きると言われています。

特に、猛暑の年は花芽の発育が不良になり、翌年は凶作になるようです。

猛暑が続く限り、凶作も続くと考えられます。



地球温暖化は、人間が過剰に作り出している二酸化炭素によって起きています。

つまり、クマが人里に下りて来る大きな原因を作っているのは人間と言うことになります。


地球温暖化により被害を被っている動物は他にもいます。

気温上昇のために北極圏の氷が溶け出して(過去40年で40%消失)、アザラシなどを捕食しているシロクマは移動できないために、飢餓状態に陥っています。

私たちが知らないだけで、たくさんの生き物たちが生命の危機に晒されています。

痩せたシロクマ

全ての生き物に神性が宿っています。

霊的に同じ価値があります。

けれども、多くの人間は自分たちが最も価値のある生き物だと思っています。

そのために、人間中心に考え、他の生き物にまで関心が及びません。



人間の行いの1つ1つに、自然法則が働いています。

傲慢で利己的な行いには、苦痛を伴う結果が返って来ます。

(ケガをした人や亡くなった人に非があるわけではありませんが)クマに襲われるのは人間の身勝手な行いが原因と考えられます。



人家に入ったクマを撃ち殺す銃声がニュースで流れて、心が痛くなりました。

もちろん自分の身を守る権利はありますが、人間の諸業の被害者であるはずのクマが、一方的に撃ち殺されている現実に矛盾を感じずにはいられません。



私も日常生活で、車に乗り、電気を使い、二酸化炭素を出しているので、責任の一端があります。

非現実的かもしれませんが、人間とクマの命を守るための対策を、私なりに考えてみました。

〈短期的対策〉

・クマの食糧となるものを屋外に置かない。(柿や栗などの実も早期に収穫)

・無用な接触を避ける。(生息地域周辺の登山やハイキングなどの自粛)

〈中期的対策〉

・人里に現れたクマを射殺するのではなく、麻酔銃(吹き矢)で捕獲して、人間が恐い存在であることを自覚させて、位置情報が得られる発信器を装着して山に帰す「キャッチ&リリース」を繰り返す。(都道府県単位でクマGメンを組織してこの業務に当たらせる。)

・「クマアプリ」を開発し、一定範囲内にクマが近づいて来たらスマホに通知するようにする。

〈長期的対策〉

・放置されている人工林(スギ・ヒノキ)を間伐し、ブナなどの広葉樹を植えて、実り豊かな森林にする。

⦿学校の授業の一コマに「地球を考える(仮称)」を組込み、その中で野生動物との共生について考える。

その中で、自我(エゴ)がまだ発達していない子供たちに、こんな霊的真理が伝えられれば、どんなにか良いでしょう。

「愛が愛として本来の威力を発揮するようになれば、すべての創造物が仲良く暮らせるようになります。地球という生活環境を毒し問題を発生させる不協和音と混沌のタネを蒔くのは、人間という破壊主義者、人間という殺し屋です。すべての問題は人間が拵えているのです。神が悪いのではありません。動物が悪いのでもありません。人間が自由意志の行使を誤り、勝手に優越性を誇ったためです。」

子供たちに分かりやすく書くとこうなります。

「みんなの心の中にある「愛」がちゃんと働くようになれば、この世界の生きものは、みんな仲よくくらせるようになります。でもね、人間は地球をよごしたり、あらそったりしています。神さまが悪いわけでも、動物たちが悪いわけでもありません。人間が「ぼくたちが一番えらいんだ」と勘違いをして、好き勝手にしてしまったから、いろんな問題が起きているのです。」



「人間が悪いのに、クマを殺しても良いの?」と子供たちに問いかけたらどうでしょう?

「だめ!」と多くの子供は答えるでしょう。

「動物たちを助けるためにはどうすれば良いの?」と投げかければ、おのずと地球温暖化に関心が向くと思います。

そこで、二酸化炭素を減らすために、社会でするべきこと、自分にできることを、みんなで話し合います。

答えが出たら、今日から実行に移してもらいます。



同じような問題が世界中で起きています。

日本だけでなく世界中の学校で、今起きている問題を通して、地球温暖化について話し合います。

同じ想いを、世界中の子供たちに共有してもらいます。


射殺された母クマの乳を吸う赤ちゃんクマ(日本熊森協会HPより)


「クマを駆除する」

山にいて平和的に共存していたクマを、人里に下りて来なければならない状況を作った人間に、そんな権利があるのでしょうか。

その場しのぎで、人間のことしか考えない、エゴの強くなった人たちにいくら言っても無駄なような気がします。

動物たちの窮状と、なぜこうなったのかを教えれば、子供たちの良心に響いて、真剣に考えてくれるでしょう。

子供たち一人ひとりの意識が、人間だけでなく動物たち、そして地球全体に向かうことで、世界は確実に変わって行きます。






2025年8月12日火曜日

日航機墜落事故の遺族を支えた「シルバーバーチの霊訓」


40年前の今日、群馬県御巣鷹の尾根に日航ジャンボ機が落ちて、520名の方が亡くなられました。

ご遺族の中に、河口慶子さんという方がいます。

事故で夫の河口博次(享年52歳)さんを亡くしました。



博次さんは、墜落前の機内で、以下のメッセージをご家族に書き残しました。

「マリコ 津慶 知代子 
どうか仲良くがんばって ママをたすけて下さい
パパは本当に 残念だ きっと助かるまい
原因は 分らない 今5分たった
もう飛行機には 乗りたくない
どうか神様 たすけてください
きのう みんなと 食事したのは 最后とは 
何か機内で 爆発したような形で
煙が出て 降下しだした 
どこえ どうなるのか
津慶 しっかり た(の)んだぞ
ママ こんな事になるとは 残念だ 
さようなら 
子供達の事を よろしくたのむ
今6時半だ 
飛行機は まわりながら 急速に降下中だ 
本当に今迄は 幸せな人生だったと感謝している」

ダッチロールを繰り返す機内で、このようなメッセージを書き残せたのは、ご家族への強い想いがあったからに違いありませんが、奇跡と言えます。

2010/8/10  日本経済新聞 電子版より
ご遺体の服がびしょびしょに濡れている中で、このメッセージが書かれた手帳は濡れていなかったそうです。

「何も言わずに消えることはどうしても避けたい、絶対に伝えなきゃという気持ちが、ちゃんと自分たちの手に届くように守っていた」と、ご家族は感じたそうです。



この魂の叫びのようなメッセージを見て、慶子さんの魂は目覚めたと思います。

事故から5年後、光の彼方へ:死後の世界を垣間見た人々(TBSブリタニカ、レイモンド・A・ムーディ著)を翻訳しました。

当時の世の中は今よりも霊的なことに否定的だったので、悲しみの末に少しおかしくなってしまったのではと思った人がいるかもしれません。

けれども、ご本人にとって、そんなことはどうでも良く、使命として感じていたのでしょう。



「訳者あとがき」にはこう書かれています。

「主人は1985年8月ジャンボ機の事故で、この世の命を終えております。私どもに宛てて遺しました「走り書き」には、「どうか神様助けてください」という一行がございましたが、生前は、「人間は死んだらどうなると思う」という私の再三の問いについても、「何にもなくなるさ」と答えておりました。でもやはり、死んでみてそうではないことを知り、私にこの本の翻訳をさせてみて、みなさまに読んでいただきたいと思ったのではないかという気がいたします。(ムーディ博士の第一作「垣間見た死後の世界は出版当初に読んでおり、亡き主人が私に望んでいる仕事かもしれないと思い、翻訳させていただくことにしました。)」

専業主婦で経験のない自分にできるのかと心配されたかもしれませんが、極限状態の中であのメッセージを書き残したご主人のことを考えると、できないことは何もないと思い、引き受けたのかもしれません。



慶子さんは、ご遺族や事故後に知り合った多くの人たちに「古代霊は語る:シルバーバーチの霊訓より」(潮文社、近藤千雄訳、現在は絶版)を、こんな文章を書き添えて送っています。

「ここにお届けする本は、昨年私が本屋で見つけて読みはじめ何度も何度も読んでいたものでございます。これが今回の事故に際して、何ものにもまして私を支えてくれました。常の時ならば、このような本をお勧めするのも躊躇するのですが、少しでも興味をお持ち下さってお読み頂ければ、これに増した喜びはございません。」



自分がいない中で、立派に子供を育て上げ、霊的な真実を広めている慶子さんの姿を見て、ご主人も誇りに思っているはずです。

近況は分かりませんが、もう再会されているのかもしれません。


御巣鷹山の夕焼け雲






2025年7月27日日曜日

真実を伝えたいと言う意志を持つ


40年来の友人が今月初めに、突然亡くなりました。

少し前から体調が良くなさそうだったので心配はしていましたが、まさかでした。



このブログにも書いた2年近く前に亡くなった友人とは、同じハーレーに乗っていたこともあり、旧知の仲でした。

「ずいぶん早いじゃないか」と迎えられたのではないかと思います。



機会があれば、周りの人に魂やあの世の存在を教えていましたが、彼はまだでした。

あの世などあるとは思ってもいなかったでしょうから、自分が置かれている状況に少し戸惑っていると想像されます。

きっと自宅のいつもの場所にいて、家族の様子を眺めていると思います。



人はいつ死んでもおかしくありません。

妙なことを言うやつだと思われても、真実を伝えておけば良かったです。



話は変わりますが、私の患者さんにがんを患っている人がいました。

インプラント治療をして、何でも食べられるようになりたいと言っていました。

1年以上に及ぶ治療が終わったところで、急にこの人と話をしたくなりました。

仕事部屋に呼び入れて、ご自身の病気について少し話をした後に、「肉体は死んでなくなっても意識は変わりなく存在し生き続けます。」と伝えました。

そんな言葉が私の口から出たので驚かれたでしょうが、その後に笑みを浮かべられていました。



しばらくして、新聞のお悔み欄でその人の名前を見つけました。

あの笑みは、求めていた真実が聞けたからなのかもしれないと思いました。



10年以上前の話です。

私の医院のスタッフのお母さんが、ステージ4の卵巣がんと診断されました。

何かお役に立てないかと思い、休診日にお母さんを医院に呼んで、何回かヒーリングを行いました。

目を閉じていると光のようなものが見えたと感動されていたので、霊力の存在は実感できたのではないかと思います。



残念ながら、その数か月後にお母さんは亡くなりました。

そのスタッフが涙声で報告をして来たので、「お母さんとは必ずまた会えるよ」と伝えました。

すると「先生と出会えて良かった」と、絞り出すような声で言われました。

彼女は、その真実が聞きたかったのだと思います。



霊的な真実を求めている人がいます。

そんな人に、知っている人が伝えるのは極めて重要です。

けれども、どこにいるのかは分かりません。



霊界にいる人たちには、地上の人の心が見えます。

誰が、どんな真実を求めているのかが分かります。

求めている人が、真実に辿り着けるように、霊界の人たちは腐心していると思います。



残念ながら「シルバーバーチの霊訓」を書店で手にすることはできなくなりました。

著者のエゴが反映されている書籍がたくさんある中で、高い界層から届いた真理が無垢のまま書かれているのがシルバーバーチの霊訓です。

求めている人が、遠回りをせずに、辿り着くことを願うばかりです。



ネットで真実を探している人も多いでしょうが、こちらも玉石混淆です。

何も知らずに、好ましくない団体や人物と接点をもってしまう人もいます。



霊界の人たちは、真実を知っている人たちに、導きやすい環境を整えることを望んでいるような気がします。

それは書籍を出したり、サイトを立ち上げたりするだけではありません。



真理の普及は霊界が主導です。

自分の力で広めるのには限界があります。



何よりも大切なのは、「真実を伝えたい」「真実で救いたい」と言う意志を持ち続けることです。

その意志(想い)が霊界に届くことで、求めている人と知っている人を結び付けることが、初めてできます。



「招かれる者は多し、されど選ばれる者は少なし」とイエスは言っています。

知っている人は多いのですが、伝えたいと思っている人は少ないと、霊界の人たちは嘆いているのかもしれません。



伝えたいという意志さえあれば、霊界が導いて来てくれます。

直ぐにではなくても、引き寄せられるように近づいて来る人がいます。

そんな人は、自分でも何で近づいたのか、分からないことも多いです。

霊界の人たちに導かれているなどとは、思ってもいません。



会ったとたんに、これまでのいきさつを話し始めるかもしれません。

これも、霊界の人たちに促されていると考えられます。



一通り話を聞いた後に、心に思い浮んで来るものがあれば、霊界からのインスピレーションかもしれません。

その人が求めている真実(真理)の可能性が高いので、そのまま伝えれば良いのです。



霊界からのインスピレーションは、霊力(愛)を帯びています。

たった一言で人生が変わる可能性があります。



地上の人には、必ず1度は霊的に目覚める機会が訪れると言われています。

その時に、真実を伝えることができたのなら、とても大きな意味を持ちます。

乾いた大地に降る雨のように、求めている魂に真実は浸み込んで行きます。



力む必要も、焦る必要もありません。

救われた真実(真理)により、救われる人がたくさんいることを忘れず、伝えようとする意志を持ち続けていれば良いのです。



出会いは偶然ではありません。

求める想い、伝えたい想いに対する、霊界の回答です。

その意図を汲み取って対応する、霊的な感性が必要とされます。





2025年5月25日日曜日

意識が変わる時


地上にいる私たちは、肉体(物質)しか見えません。

そのため、自分と他の人を全く別なものとして認識しています。

当たり前のことを言うなと叱られそうですが、そうではない世界にいづれ赴くことになるのです。



死ぬと地上を離れて霊界に行きます。

そこでは、肉体(物質)は見えなくなり、代わって霊(魂)が見えるようになります。

そして、人と人(魂と魂)の間にあるつながりを意識するようになります。


死ななくても、意識するようになった人もいます。

エドガーミッチェルは、アポロ14号に搭乗して、6番目に月面を歩いた宇宙飛行士です。

彼はこう語っています。「宇宙から地球を見下ろした時、私の中で何かが変わった。私は自分が宇宙の一部であり、宇宙が私の一部であることを感じた。」

そして「地球へ帰還するあの3日の旅程で私が経験したことは、宇宙の一体性(ユニティ)という圧倒的な感覚に他ならない。」と言っています。



宇宙に行くという特別な体験をしたので、考え方が変わったと言う人もいるでしょう。

全ての人は、死の際に宇宙飛行士よりもはるかに強烈な体験をします。

そして意識は激的に変わります。

個は全体を構成する一部であり、全体はつながっていて1つであることを、自然に意識するようになります。



2020年初頭、新型コロナウィルスが流行し始めました。

ロックダウンなど、人との接触を断つ対応が取られましたが、そんなことなどお構いなしに世界の隅々にまで、ウィルスは拡がって行きました。

人とのつながりを断つことは不可能であることを物語っていました。



2011年3月に東日本大震災が起こりました。

悲惨な現実を前にしながらも、被災者同士が食料や水、毛布などを分け合い、支え合いました。

知らない人同士でも「大丈夫?」と声をかけ合いました。

「自分だけが助かれば良い」ではなく「みんなで乗り越えよう」という意識が生まれました。

こんな様子が各地で見られました。



神秘的な体験をしたり、危機的な状況に直面すると、普段とは別の意識が現れる時があります。

別の意識が、命あるもの同士の間に存在する、目に見えないつながりを感識することがあります。



大切な人を亡くすと、もう姿を見ることも、声を聞くことも、体に触れることもできなくなったと嘆き悲しみます。

悲しみの末に、導かれるようにして、亡くなった人の存在を見出す人がいます。

肉体はなくなっても、霊的なつながりは失われていなかったことを知ります。



地上では、五感で感じられるものに意識が向きます。

眠っていた魂が目覚めるような体験をすることによって、物的なものから霊的なものへと意識が向くようになります。

お金や地位を追い求めるのをやめて、人間関係を大切にするようになった人を見かけますが、そんな人は意識に変化が起きていたのかもしれません。



見かけは違っていても、人間(生命)の本質は同じ魂です。

魂に内在する神性によって、私たちは1つに結ばれています。

広大な宇宙の中で、地球という同じ空間に住んでいる同胞です。

それぞれが全体のために何らかの役割りを果たすために存在しています。

死んでからではなく、生きているうちにそのことに気付くべきです。


1つに結ばれているものを、分断しようとする考えや行いは、明らかに間違っています。

本質は同じなのに、優劣を付けたり、不平等に扱うのは、明らかに間違っています。

間違っていると思うけど、根拠がないので確信を持てない人が少なくありません。



多くの人が漠然と感じていることを、明文化したものが霊的真理です。

真理に出会ってから20年経ちます。

さまざまな実体験に基づいて、私なりに検証して来ましたが、その内容に矛盾や疑問を感じたことは1度もありません。

少なくても私にとって確固たる根拠となっています。

真理に照合すれば、対象となるものが正しいのか、間違っているのか、直ぐに答えが出ます。



シルバーバーチの霊訓にはこうあります。

「魂が開発され進歩するにつれて、自動的に他人に対して寛大になり、憐れみを覚えるようになります。これは悪や不正に対して寛大であれという意味ではありません。相手は自分より知らないのだという認識から生まれる、一種の我慢です。人間はたいていの場合、自分のしていることの意味が分らず、全くの無知から行動しているものです。それがあなたの我慢のしどころです。しかし、その我慢は悪を放任し黙認することではありません。それは我慢ではなく、目の前の現実に目を瞑ることです。」

最近になり、この言葉の存在が大きく感じられます。



間違った行い(悪)は、因果律の働きによっていずれ正されて行きますが、それまでに多大な犠牲が払われることになります。

間違っていることを確信しているのに、何もしなければ目を瞑っているのと同じような気がしてなりません。

真理を知った者同士が一致団結して、声を上げれば1つの力になるのかもしれません。



シルバーバーチの霊訓にはこうも書かれています。

「大自然の働きの基調は革命(レボリューション)ではなく、進化(エボリューション)です。進化の過程はゆっくりと着実に進行します。」

  「神の摂理は完璧ですから、地上の人間が一人の例外もなく、生涯に一度は真の自分を見出すチャンスに巡り合えるように配慮されております。」

さまざまな体験を通して、真の自分を見出し、意識が変わろうとしている時に、真理を伝えるのは極めて重要なことです。

一人ひとりの意識が変わり、真理を知ることで、望ましい世界へと変わって行きます。      



けれども、変わろうとしている人が、容易に真理に辿り着ける環境にあるとは言えません。

もっと身近で、手に届く範囲に置かれていなければいけません。

今は、書籍よりもSNSを利用して知識を得る時代です。

より多くの人が参画した方が、必要としている人が辿り着ける可能性は高まります。

可能性が高まることを、一人ひとりが追求して、導き先が構築されることを霊界は望んでいると思います。





2025年1月5日日曜日

伝えたい真理


今から20年前、突如ヒーリングの力が出て、直ぐ後に霊的真理と出会いました。

そこには、全く知らなかったことが書かれていました。

本当にそうなのか?と思っていたところに、自分の過ちが原因で大きな問題が起こりました。(詳しいことは過去のブログに書いてあります。)

「因果律の働き」を思い知らされました。

窮地に追い込まれて行く中で「乗り越えらえない出来事は起きない」という真理にしがみつきました。

この2つの真理をきっかけにして、他の真理も受け入れて行くことになります。




こここまで自分が変わるとは思いませんでした。

望ましい方向に自分を変えてくれた真理を、他の人にも伝えたいという欲求が生まれました。

伝えた人の中に、真理を受け入れてくれた人たちがいます。

その人が伝えることによって、また受け入れる人たちがいます。

このようにして真理は少しずつ広まって行きます。





家の電灯が点くのは、発電所から電線でつながっていて、電気が流れて来るからです。

離れていてもヒーリングが成立するのは、送り手と受け手との間に目に見えないつながりががあって、それを通して力が伝わるからです。

言葉を超えて分かり合える瞬間があるのも、霊的につながっているからです。





無限に広がる宇宙の中で、地球は1つのユニットです。

地球には、たくさんの生命が存在しています。

それぞれの生命にそれぞれの役割りがあります。




例えば、血を吸う蚊にも、植物を受粉させる役割りがあります。

幼虫のボウフラにも、バクテリアや有機物を摂取して水を浄化する役割りがあります。

道端の雑草も、動物が生きて行くために必要な酸素を作り出す役割りがあります。

人間が知らないだけで、全ての生命に役割りがあります。




他の生命と関わり合うことで、役割りを果たしています。

動物たちは人間を癒しています。

人間は愛情を注ぐことで、動物たちの進化を促しています。




身体には、さまざまな種類の細胞があります。

それぞれの細胞は、身体を維持するために必要不可欠な存在です。

それと同じで、それぞれの生命は全体を支えるために必要不可欠な存在です。

同じ血液が流れることで全細胞が生かされ、つながっているように、それぞれの生命に同じ(生命)力が流れることによって全生命は生かされ、つながっています。

全生命が、1つの生命と言えます。




地球で最も進化した生命は人間です。

他の生命と違うのは、全体を意識できるところです。

全体を意識して、全体を考える役割りが与えられているのです。




全体を意識することなしに、自分たちのことばかりを考えていたら、調和が失われます。

周囲の組織を押しのけて拡がるガン細胞のような存在になってしまいます。

全体のために何ができるのかを考えれば、調和を取り戻すことができます。





「私たちは霊的につながっていて1つである」

この真理が広まれば、戦争や飢餓や動物の虐待など痛ましい出来事は起こらなくなるでしょう。

利己主義、唯物主義は影をひそめ、平和で平等な望ましい世界に変わって行くはずです。

絵空事のように思う人がいたとしても、多くの人に伝えたいと思います。

個が変わることで、世界が変わると信じているからです。







2024年11月3日日曜日

持っているものを分け与える


霊界が最も憂いている地上の出来事は何でしょうか?

戦争と飢餓だと思います。

9人に1人が飢餓状態にあり、毎日2万5千の人が飢えで亡くなっていると言われています。

さまざまな要因により起こりますが、根本には霊的な知識の欠如があると考えられます。



聖書に書かれている「金持ちとラザロ」の話を思い出します。

豪華な衣装をまとい、毎日贅沢な生活を送っていた金持ちがいました。

そこに貧しく病気に苦しんでいたラザロが訪ねて来ます。

ラザロは食卓から落ちるパン屑を求めましたが、金持ちは無視し続けました。

やがてラザロと金持ちは亡くなります。

死後、ラザロは天使に連れられてアブラハムの元に行き、慰めを受けるようになります。

一方、金持ちは地獄で苦しみ、遠くに見えるアブラハムとラザロに助けを求めます。

金持ちは、自分の舌をラザロに冷やしてもらうことを願いますが、アブラハムは立場が逆転したことを説明し、両者の間には大きな溝があるため、行き来することはできないと告げます。

自分の家族に警告するためにラザロを送ってほしいと金持ちは懇願しますが、アブラハムはたとえ死者が復活して伝えても信じることはないだろうと断言します。(ルカによる福音書より)



地上に生まれると、五感を頼りに生きるようになります。

そのために、目に見えるものが全てと錯覚してしまいます。

お金よりも大切なものはないと思っている人は少なくありません。



目に見えるものには永続性がありません。

お金や肉体は消えてなくなる運命です。

目に見えないものに永続性があります。

生命の本質である魂は不滅です。

魂から生じている愛も不滅です。

愛より大切なものは、この宇宙に存在しません。



目に見えない法則(因果律)が働いています。

自分の行ったこと、言ったこと、想ったことに対して、相応の結果がもたらされます。

金持ちは、この(霊的な)知識がなかったために、死後に苦しむことになります。

持っている者は、持たざる者に分け与えなければいけなかったのです。



なぜ分け与えなければいけないのでしょうか?

肉体は独立して存在していますが、生命(魂)は霊的につながっています。

けれども、普段通りの生活をしていて、つながりを意識することはありません。

何かの出来事をきっかけにして意識することがあります。



2011年3月11日に東日本大震災が起きました。

津波により多くの人が亡くなり、街全体が流されました。

その後「絆」という言葉を良く耳にしました。

それは、悲惨な出来事を経験して、眠っていた魂が目覚めて、目に見えない霊的なつながりを意識するようになったからだと考えています。



他人の身体の痛みは分かりません。

けれども、心の痛みが分かる時があります。

想いを共有することもできます。

もらい泣きや、もらい笑いをしてしまうのは、霊的につながっているため、想いが伝わって来たと考えられます。



離れた場所にいても、ヒーリングはできます。

携帯電話同士が電子的につながっているので会話ができるように、人と人は霊的につながっているので力を伝えることができます。


地球は大きいです。

けれども無限大の宇宙から見れば点のような存在です。

宇宙の中で、地球は1つのユニットとして創られたと考えられます。

地球上の全ての生命は、全体のために何らかの役割りを果たしています。

それぞれが役割りを果たすことで、神が計画した通りに全体が機能します。

植物は動物のために、動物は植物のために、お互いに役割りを果たしています。

全体のために必要とされていない生命は地球に存在しません。



神の心は、全体を想う心です。

全体のために役割りを果たすことで、神の心を表現していることになります。

神の心を表現することで、ばらばらに存在している生命に調和が生まれて、霊的に一体となって行きます。



金持ちが苦痛を味わったのは、(全体のために)分け与えなかったのが、神の心に反した行いだったからです。

地上にはすべての人に行き渡るだけのものがあります。

現実はラザロのような人がたくさんいます。

持っている者が、持たざる者に分け与えていないからであり、同じ罪を犯していることになります。



霊的真理は、お金よりもはるかに価値のある財産です。

持っている者は、持たざる者に分け与えなければいけません。

持っていることで満足していると、金持ちと同じようになってしまいます。

地上を悩ましている出来事は、真理が広まれば根本的に解決されることから考えると、それ以上の罪になるのかもしれません。



真理を伝えたいと意念を発することで霊界が動き始めます。

必要としている人が導かれて来て、自身に起きていること話し始めるでしょう。

そんな時こそ、持っているものを分け与える絶好の機会です。



何よりも大切なのは、伝えたいと言う想いです。

想いがあれば、インスピレーションにより適切な言葉が自然に生まれることも多いでしょう。

それを素直に伝えれば良いのです。





2024年9月22日日曜日

霊的真理を伝える


大学時代の友人たちと一泊二日で温泉に行って来ました。

山間の一軒宿で、湯舟に浸かりながら旧交を温めることができました。

帰りは隣県に住む友人の車に乗せてもらいましたが、時間があったので思い切って霊的真理の話をしてみました。

その友人は、20年前の私と同じく、霊的なことに関心はありません。


20年近く前、ある日突然、病気を癒す力が出たことから話を始めました。

縁のある人に無報酬でヒーリングを行っていること、医学的に説明できない治癒が起きることを話しました。

迷いましたが、霊界にいる人からのメッセージを伝えていることも話しました、

具体例があった方が良いと考え、友人も知っている交通事故の被害者のご両親に、お子さんからのメッセージを受け取り手紙で伝えたこと、しばらくしてご両親は加害者を許すことができたことを話しました。

人は死んでも生きているのは、紛れもない事実です。

この世に生まれて来たのは自分(魂)を成長させるためであり、困難や障害を乗り越えること、他者に奉仕をすることで成長すると伝えました。

起きることに偶然はなく、何かしら原因(目的)があるという「因果律」についても話をしました。

望んでもいなかったのに、霊的な力が与えられたのは、この真理を伝えるためだと話しました。



たくさんのことを話しましたが、車中で友人は静かに耳を傾けてくれました。

話し終わると、肯定も否定もせずに「それも1つの考えだな」と言いました。

昔の私を知っている友人は、きっと意外に思ったでしょう。

嘘を付く人間ではないが、にわかには信じることはできない、やり取りをする中でそんな想いを感じました。

そこで「真実かどうかは、いづれ(死んだら)分かることだから、心の片隅にでも置いといて」と言いました。

ひたすら患者さんのために働いて来た人間なので、「今まで通りに仕事を精一杯していれば間違いはないよ」と最後に伝えました。



霊的真理を伝えた時に、友人と同じような反応を示す人が少なくありません。

霊的なこと(スピリチュアル)に興味がある人はたくさんいます。

けれども、霊的真理を受け入れられる人は限られてしまいます。

生きて行く上で、そこまで必要としていないのです。



「生命の本質は魂」

これは真理の根幹を為すものの1つです。

必要としていない人にとって、この真理は大きな意味を持っていません。

けれども、必要としている人、例えば最愛の人を亡くした人にとって、極めて大きな意味を持っています。



人は必ず死にます。

誰もが経験することなのに、死んだ後の世界(あの世)について正確に知っている人は少ないです。

知らなくても生きて行けるからです。

それでも、知っておいた方が、死が恐くなくなり、この世に生まれた意味も分かるようになります。



あの世では肉体がなくなるので、食べて行くために働く必要もなければ、病気になる心配もありません。

周りにいるのは、(魂が)似通った人たちです。

人間関係の煩わしさや悩みから完全に解放されています。

例えてみるのなら、相性の良い気心の知れた人と、好きなことをして1日中過ごしているようなものでしょうか。

望めば、それがずっと続きます。



そんな居心地の良い世界を離れて生まれて来たのは、この世でしか果たせないことがあったからです。

あの世で出来ない経験を、この世ですることにより、学び成長するためです。



シルバーバーチの霊訓にはこう書かれています。

「苦しみはなくてはならない大切なものなのです。なぜなら、それを通じて魂の目が開かされ、隠れた力が呼び覚まされ、その結果として霊的に、時には身体的に、いっそう強力になってまいります。そうなるべきものなのです。多くの人にとって苦しみは、全人生をまったく別の視点から見つめさせる大きな触媒となっています。」

楽しみを求めて生きている人にとって、苦しみの意味など知る必要がありません。

必要のない人にいくら力説しても、きついたとえですが「豚に真珠」です。



そんな人でも、知りたくなる時が来るかもしれません。

自身に苦難が降りかかり「何でこんな目に遭わなければいけないんだ?」と自分に問うようになった時です。

この世の人は例外なく、生涯に一度は必ず魂が目覚めるチャンスに巡り会えるようになっています。

いくら考えても解決できず、徹底的に追い詰められて、魂が目覚めて、問いに対する答えを見つける人もいるでしょう。



「往々にして最大の危機に直面した時、最大の難題に遭遇した時、人生で最も暗かった時期がより大きな悟りへの踏み台になっていることを発見されるはずです。いつも日向で暮らし、不幸も心配も悩みもなく、困難が生じても自動的に解決されて何の影響も及ぼさず、通る道に石ころ1つ転がっておらず、征服すべきものが何1つないようでは、あなたは少しも進歩しません。向上進化は困難と正面から取り組み、それを1つひとつ克服して行く中にこそ得られるのです。」(シルバーバーチの霊訓より)

真っ暗闇の経験をして、霊的真理に辿り着き、乗り越えて来た人は、この文章の意味が理解できると思います。



全ての真理は、魂に仕舞われていると思います。

この世の経験と引き換えに、必要としている真理が内から引き出されると考えています。



主要な真理を網羅しているのが、シルバーバーチの霊訓だと思います。

経験を通して1つの真理を受け入れることができたのなら、他の真理も受け入れることはできるはずです。

そうすれば、無用な経験をしなくても済みます。

そんな親心から、この世に霊的真理が行き渡ることを霊界は願っていると思います。




2024年9月8日日曜日

この世界は良い方向に向っている


小学生の頃でしょうか、歩行者専用信号が青の時にメロディーが流れるようになりました。

それ以前は、目の見えない方がどのようにタイミングを見計って渡っていたのか、想像もつきません。

駅のホームや歩道には、黄色の点字ブロックが埋め込まれて行きました。

視覚に障がいのある方にとって、外出は命の危険を伴うものでしたが、安全に配慮されるようになって来ました。


昔は、女性は結婚して職場を離れて家庭を守るのが当たり前でした。

今は、女性がトップに就いている企業も多くなりました。

近いうちに女性の首相が誕生するかもしれません。



残念なことに、人種差別は依然としてあります。

ただ100年前と比較すれば、隔離や法律によるあからさまな差別をしている国は見られなくなりました。



悲しいことに、今も戦争は続いています。

ただ世界中を巻き込むような大きな戦争は80年近く起きていません。



この変化は偶然ではなく、自然法則の働きによるものです。

自然法則を創ったのは「神」と呼ばれる存在です。

神の心が自然法則の中に顕現しています。



私たちの魂にも神が宿っています。

より多くの神性が表現されるほど、この世界は良い方向へと向って行きます。

エゴが大きくなり神性が閉じ込められてしまうと、調和が乱れて争いが起こります。

争いによる苦痛を味わうことで魂が目覚め、閉じ込められていた神性が表に出て、平和な世界を築こうとします。

一進一退を繰り返しながら、平和で平等で優しい世界になって行きます。



一昔前は、死は怖く、忌まわしいものでした。

臨死体験者により、死後がどのような世界なのか語られるようになり、恐いものではなさそうだと思う人が増えて来ました。



霊的なことはオカルトの範疇でした。

話題になるのは、(地上近くにいる低級霊が関係している)心霊現象のことばかりでした。

今は、私たちを良い方向に導いている守護霊や高級霊の存在についても語られるようになりました。



死は人間の本質である魂が肉体から完全に分離する現象です。

愛情で結ばれた人と死後に再会できることが、多くの人に認知されるようになりました。

魂の存在を信じない人は相変わらずいますが、そんな事実を自然に受け入れられる人が増えて来たと感じています。



留まることなく、世界は変化しています。

そして意識も変化しています。

目に見えない世界に意識を向ける人も多くなりました。

それに伴い、真理を求めている人も多くなっています。

求めている人に、対話やネットや書籍を通して伝えることになります。

地道な行程のため、世界中の人に行き渡るのには、膨大な年月がかると思っていました。



シェルドレイクの仮説」という論文がイギリスで発表されました。

個人の記憶や体験が、時間と空間を超えて他者に伝搬し影響を与えると言うのが、その内容の一部ですが、発表当時は科学的根拠のない学説と非難されました。

1983年、テレビ局の協力により大規模な検証実験が行われましたが、立てられた仮説の通りの現象が起きました。

唯物的な科学では説明できませんが、霊的な観点(生命のつながり)から考えると、不思議なことではありません。

この仮説が正しければ、ある一定数以上の人に真理が伝わると、どこかでブレークスルーが起こり、急速に広まって行く可能性があると言うことになります。



魂に準備が整わないと真理は受け入れられないので、ブレークスルーが起きる可能性は高くないのかもしれません。

ただ、真理が広まることで、全体の意識が変わり、この世界が良い方向に向って行くのは確かです。

1人でも多くの人に伝えようとする意志を持ち続けることが大切です。






2024年6月30日日曜日

分け与えることで進化する

 

シルバーバーチの霊訓に、こんな一文があります。

「地球は宇宙の惑星の中で最も進化の程度の低い部類に属します。」

人類は宇宙へロケットを飛ばせるくらいなので、かなり進化していると思っていたので意外でした



科学技術の発達は、どうでも良いことなのかもしれません。

進化の程度は霊性の発達によって決まります。



地球はどうでしょう?

最も進化していると言われる人間が、お互いに傷つけ合っています。

他の生命を虐げています。

そして、多くの生命が暮らしている地球を汚しています。

霊界から見ると、とても進化しているようには見えないのでしょう。



高度に進化している惑星はどうなっているのか想像してみました。

争いなどなく、助け合いながら生きているでしょう。

それぞれの生命が果たしている役割りを知っていて、互いに尊重し合っているでしょう。

文明に溺れることもなく、自然と調和した生き方をしているでしょう。

物的世界に生きていながら、神の摂理(自然法則)の働きを遵守していると思います。



人類が一足飛びに進化するとは考えられません。

摂理の働きに反した行いをして、因果律の働きにより苦しみや痛みを味わい、摂理を学びながら、少しずつ進化して行きます。

その行程が、霊界から見ると歯痒く感じられるのでしょう。

初めから摂理の働きを知っていれば、無用な苦痛を味合わずに済むので、あらゆる手段を講じて地上に霊的真理を普及させようとしていると思います。



けれども、真理の普及は容易ではありません。

地上に生まれると、五感により外部を認識するようになり、それに伴い霊的な感覚が失われ、目に視える物が絶対的なものになるからです。



意識は自分(肉体)に向かうようになります。

自分が1番可愛くなり、他者への関心が薄れて行きます。

戦争が起きても、飢餓で死んでいく人がいても、自分には関係がないように思えてしまいます。



人間の重要な役割りの1つに、地上にいる動物の進化を促すことがあります。

愛を与えることによって進化が促されますが、現実は多大な苦痛や恐怖を与えています。

おびただしい数の牛や豚やニワトリが、酷い環境で飼育され、恐怖を味わいながら殺されています。

人間の食料になるために創られたわけではありませんし、人間の身体も肉を食べるように創られていません。

動物たちが果たしている真の役割りを、まだ知りません。



多くの物を持っていると、豊かになったような気がします。

悲しいことに、物質的な欲望には際限がありません。

手に入れても、しばらくすると飽き足りなくなり、もっと欲しくなります。

物を持つことで豊かになったという錯覚が、地球環境を壊しています。



シルバーバーチの霊訓にはこう書かれています。

「唯物主義はその本質が貪欲、強欲、自分第一主義に根ざしています。同じ天体に住んでいながら、自分以外の者への思いやりも気遣いも考えず、ひたすら快楽と蓄財に励みます。敵対関係、戦争、怨念ーこうしたものを生み出すのは唯物主義です。物質がすべてである、死はすべての終わりである、だったら自分の思うままに生きて何が悪い、と言う論法です。こうした自己中心の考えが地上界に暗黒と困難、闘争と暴力と憎み合いを生み出すのです。」

目に視えるこの世界がすべてだと思うと、利己的になりがちです。

目に視えない世界が存在し、死んだら誰もがそちらに移行します。

そのことが客観的に証明されれば、世界は大きく変わるでしょう。

けれども証明されたら、この世に見切りをつけて、そちらの世界に行こうとする人が後を断たなくなると思います。

未熟な人間がそのような過ちを犯さないために、神の配慮によって証明されないようになっていると考えられます。



世の中は急速な勢いで、2極化が進んでいます。

同じ惑星の中で、貧困で飢えて死にそうな人もいれば、莫大な富を持っている人もいて、その差が著しくなっています。



イエス・キリストがこんなことを言っています。

「金持ちが神の国に入るより、ラクダが針の穴を通る方がやさしい」

持てる者が持たざる者に分け与えないのは、想像以上に罪なことなのかもしれません。

生活して行くためにはお金は必要であり、あるのに越したことはないと思ってしまいますが、利己主義に陥らないように気を付けなければいけません。



支えになっている言葉が、シルバーバーチの霊訓にあります。

「あなた方の人生は楽ではありませんし、これまでも楽ではありませんでした。しかし、そうした問題に関わる法則があります。施す人は決して困窮することはない、必要なものは必ず与えられるというものです。そのためには、経験によって得たことを人生の中で精一杯表現することです。そうすることで神との絆が強くなることを悟るでしょう。その絆を強くすればするほど、援助と力が流れる通路として、今まで以上に役立つことができるのです。」

人や社会のために役に立とうとしていれば、贅沢はできないけれども、生活して行くことはできるようです。



「神の愛の宣教者会」という組織があります。

1950年にマザーテレサによりコルカタに創設されましたが、その後、拠点は増え続けて、現在世界145か国にあります。

貧しい人、困っている人、弱った人たちを救うためにと言う動機が摂理に適っているために、神から援助の力が与えられていると思います。

援助の力は、人間に内在している神を通して、奉仕活動や寄付という形で与えられていると考えられます。



社会においても、摂理の働きは認められます。

社会貢献を目的にし、利益を社会に還元している会社は、摂理に適っているので、末永く発展して行くと考えられます。

一方、利益だけを追求している会社は、動機が利己的で摂理に適っていないために、一時的に発展しても、いずれ衰退して行くと考えられます

せかけの社会貢献は通用しません。

神を欺くことは不可能であり、奥底にある動機に摂理が働いているからです。



私の家の裏に、ある乳飲料製造販売会社の保育所がありました。

保育料は格安で、小さなお子さんのいるお母さんたちに、安心して働いてもらう配慮がありました。

商品に価値があるのは当然ですが、時代に先駆けて外で働きにくい女性の雇用を創出し、守り続けて来たことも、会社が長く存続している大きな理由になっていると考えられます。



人や社会や国、そして人類全体にも神の摂理が働いています。

摂理を遵守することで、繁栄して行くようになっています。



「四海同胞、協調、奉仕、寛容─こうした精神こそ人生の基本であり、これを基礎としない限り真の平和はあり得ません。持てる者が持たざる者に分け与えることによって互いに奉仕しあい、睦みあい、援助しあうこと─この単純な真理は繰り返し繰り返し強調しなければなりません。」

シルバーバーチはこう言っていますが、争いに費やされる人やお金を、困窮している国や人のために分け与えれば、世界はどんなに良くなるだろうかと思ってしまいます。



分け与えるもので、もっとも価値のあるものは、やはり霊的真理(神の摂理)です。

真理を知れば、物的なものも分け与えるようになり、人や動物を傷つけたり、苦しめたり、悲しませることができなくなります。



真理が広まるのに従い、進化の速度は早まり、地球は「最も程度の低い部類」から抜け出すことができるでしょう。

進化をしながら、霊的に1つになって行きます。




2024年4月7日日曜日

戦争のない世界にするために


大きな戦争が始まって2年の月日が経ちました。

直接被害を被っているわけではないので、徐々に関心が薄れているのを感じます。

どうすることもできないと諦めている自分がいます。

そんな気持ちが、戦争を長引かせてしまっているような気がします。



戦争を終わりにするためには、どうすれば良いのでしょうか?

地球上の全ての人に神が宿っています。

神が良心となって顕現しています。

地上は、思念を肉体を使って表現する世界です。

1人ひとりが、自分の良心に従って、何かを表現すれば良いはずです。

SNSなどを通じて、戦争に異を唱える人もいれば、反対運動に参加したり、署名をする人もいるでしょう。



マハトマ・ガンジーの非暴力運動も、当初はささやかなものでした。

徐々に周囲を巻き込んで国中に広がり、最終的にはインドの独立を勝ち取りました。

たとえ小さな表現であっても、それが周囲に影響を与えて、次第に大きなうねりとなって、世界を変えてしまうこともあります。



霊界に向かって祈るのも良いでしょう。

祈りを受け取った霊界の人たちが、同調する地上のキーマンに戦争を終わらせるよう、より強く働きかけてくれると思います。



出典:戸田記念国際平和研究所HP

人が死に、傷つき、家や街が破壊されています。

物的なもの以上に、霊的な被害も深刻かもしれません。

怒り、憎しみ、恨み、悲しみ、嘆きに支配されてしまいます。

予定されていた人生が送れなくなってしまいます。

多くの人に無用なカルマを作ってしまいます。

引いては、人類全体の霊的進化を遅らせることにつながります。



霊界では戦争は起こり得ません。

周りには同類の人間しかおらず、地上的な欲望もなくなるからです。

地上では、肌の色、言葉、性格などがそれぞれ違っていて、誰一人として同じ人間はいません。

肉体があるために、利己心も生れます。

国や組織の間で、互いの違いを認められず、利己的になってしまうと、戦争に発展してしまう可能性があります。



戦争が始まれば、大きな苦痛を味わうことになります。

苦痛を通して、お互いを認め合い、許し合い、信じ合うことの大切さに気付きます。

それは宇宙を支配している自然法則の働き(真理)を学んでいることに他なりません。

初めから真理を知っていて、実践していたのならば、戦争が起きることはありません。

もちろん、苦痛を経験する必要もありません。



進むべき目的地は同じです。

真理を実践して直線的に進んで行くのか、知らずに遠回りをして進んで行くのかのどちらかです。

無用な戦争を起こさせないために、真理を知っている人は、まだ知らない人に伝えるという、重大な責務を担っていることになります。



漠然としているもの、何となく感じていることを、はっきりとさせたものが、霊的真理(シルバーバーチの霊訓)だと考えています。

例えば善と悪です。

定義はあいまいで、人によって解釈は違います。

善とは自分の良心(神)の声に従うことであり、悪とは良心の声に背くことです。

自我(エゴ)の働きが強くなると、良心が顕現しにくくなります。

悲しいことに、世界を変える力(権力や富)を持った人ほど、エゴの働きが強い傾向にあります。

戦争を始めた人たちは、良心の声がエゴにかき消されてしまったか、聞こえていても蓋をして背いてしまったと考えられます。



悪いことをすれば、罪を償わなければならないと教えられました。

ところが、戦争で悪いことをしても、罪を問われず、償いをしない人もいます。

この事実を、子供たちにどう説明すれば良いのでしょうか?

法律から逃れられても、法則から逃れることはできません。

自然法則の働きによって間違いなく霊的な償いが果たされ、完全な公正が保たれることを併せて教えなければいけません。



同胞が傷つけられたと報復して、戦争が始まることがあります。

同胞とは何でしょう?

同じ国、同じ地域、同じ人種、同じ宗教に所属する者だけが同胞ではありません。

人類全体が同胞です。

目に視えない霊的なつながりのある関係が同胞です。

同胞を傷つけているのが戦争です。



戦争と言う大きな過ちを犯してしまうのは、そのことを知らないからです。

全世界に適応される法律はありません。

全宇宙を支配する不変の自然法則を絶対的な基準にして、戦争が過ちであることをはっきりと指摘し、罪を犯した者を追及することが望まれます。



「大自然の働きの基調は革命(レボリューション)ではなく、進化(イボリューション)です。進化の過程はゆっくりと、そして着実に進行します」とシルバーバーチは言っています。

まだ知らない人に真理を伝えることで、心の底から戦争に異を唱える人が増えて行きます。

そのようにして、ほんの少しずつですが、戦争のない平和な世界に変わって行くと信じています。


愛のトンネル(ウクライナ)


自分の住む地域で、ささやかですが真理を広める活動をしています。

然るべき時期が来たら、活動の場を広げて行きたいと考えています。




2023年12月31日日曜日

1年の終わりに思うこと


2023年が終わろうとしています。

1年間、お疲れ様でした。



このブログを書き始めて14年になります。

当初は、ある日突然出現したヒーリングの力を、多くの人に知ってもらいたくて書き始めました。

ヒーリングの力は、病を癒すことを通して、霊的真理を広めるために存在しています。

地上に生まれると、生命(魂)、想い、法則の働きなど、霊的なものが視えなくなってしまいます。

目に視えるものが全てで、死んだら終わりと思っている人がたくさんいます。

ヒーリングにより、目に視えない力が存在していることを実感し、霊的に目覚める人がいます。

目覚めることにより、真理を受け入れる土壌ができます。



あれから、どれくらいの人をヒーリングをしたのか覚えていません。

残念ながらヒーリングにより、霊的に目覚めたかどうかを知ることはできません。

もし、生き方や考え方が変わったのなら、内面でも変化が起きていると考えています。



ヒーリングの力が出現した時に、思いもよらぬ出来事が降りかかりました。

その出来事により、徹底的に追い詰められました。

救いとなったのは霊的真理です。



ブログを書き始めてしばらくすると、コメントを下さる方がちらほらと出て来ました。

中には、悲痛な経験を吐露されて、かける言葉が見つからない人もいました。

そんな中で、霊的真理によって、慰めたり、勇気付けられる人がいることを知りました。

私が救われたように、真理により救われる人がいるので、求めている人たちの目に触れることを強く望みました。



これからブログ等を通して真理を伝えようとしている人は、観ている人からコメントを送ってもらえるようにして下さい。

コメント送って下さる人の貴重な経験や意見から、多くのことを学ぶことができ、あなたが伝える真理により、魂が癒されたり、救われる人がいるでしょう。

コメントに答えると、私自身にも学びが得られました。

自分が答えているつもりで、霊界が答えている時があることに気付きました。

その時に得られた学びが、霊的な財産になっていると考えています。



小さな学びが、積み重なって行きました。

いくつかの学びを土台にして、その上に新たな学びを得ることができるようです。

足し算ができて、初めて掛け算ができるようになるのと同じような気がします。



自分が得た学びを、たくさんの人に共有してもらいたくて、ブログ上に書いて来ました。

最初は躊躇しましたが、霊界の意図かもしれないと思いました。

どんな内容を書くのかは、まず自分で決めなければいけません。

書いていくうちに、頭ではない部分が働き出すのが分かります。

心の中に言葉が浮かんで来て、自然に文章になって行きます。

考えるのではなく、浮かんで来た言葉を書いて、あとは文章を整えて行けば大丈夫です。



不思議なことに、ある人のことを思い出しながら書くと、その方からコメントが届くことが多いです。

その人が、必要な内容だったのかもしれません。

霊界が察知して、私に書かせていたような気がしています。



真理の普及は、霊界主導と言われます。

目に見えないところで、全てが準備されているように思います。

霊界の人は、真理を必要としている人と伝える人をつなげています。

いかにすればつながるのかを、常に腐心しているように思います。



今年になって、電子書籍を出版しました。

まだ真理を知らない人との間に、接点を増やそうと思ったからです。

タイトルは「亡くなった愛する人とつながる」で、このブログの内容を編集したものです。

大切な人を亡くした人が目にして、真実に気付いてくれることを願っています。



私が時々利用しているヴィーガンカフェをお借りして、「霊的真理のお話とヒーリングの集い」を月1回のペースで開くことにしました。

限られた人ではありましたが、「シルバーバーチの霊訓」の存在を直接伝えられ、ヒーリングをすることができたので、有意義だったと思っています。



霊界が求めているのは、深く真理を学ぶことよりも、伝えようとする強い想いのような気がしています。

どんなことをして来たかよりも、どれくらい伝えようとしているのか、「今」を見ていると思います。

伝えようとする地上の想いに、霊界の人の想いが同調することで、インスピレーション等の霊力を伝えることができると思います。

知識がいくらあっても、伝えようとする想いがなければ、霊界と同調することはできません。



霊的真理と出会い、救われた時の想いを忘れてはいけないと思っています。

しかし、十数年も経過すると、あの時の想いはどうしても薄れて来ます。

そんな時は、霊界に真理を伝えさせて下さいと、祈ることが必要です。

その想いは霊界に届き、直ちに導かれて来る人もいます。



霊界の人たちは、地上の人の心が視えています。

問われているのは、伝えようとする想いがあるかどうかです。

その想いさえあれば、必要としている人が導かれて来て、インスピレーションなどの適切な力が与えられるはずです。

霊界からの援助があるので何とかなります。

もっとたくさんの人に、自由に伝えて欲しいはずです。



1年を終えるに当たり、神と霊界の人たちに、改めて感謝します。

そして、戦争が早く終わり、穏やかな世界になることを祈ります。






2023年10月29日日曜日

霊的な役割りを果たす

 

口の奥に、口蓋垂という組織があります。

ほとんどの人が、何のためにあるのか分からないと思います。

ある人がなくても良いものと思い、自分の口蓋垂を切り取ってしまったそうです。

するとどうでしょう。

食べ物や飲み物が気管の中に入りやすくなってしまったそうです。

口蓋垂があることで、食べ物がきちんと食道に入って行くようになっていたのです。

何かしらの役割りがあるからこそ、そこに存在しているのです。



1人ひとりの人間も同じだと思います。

何かしらの役割りがあるはずですが、多くの人は分からずに生きています。



以前、ボランティアで通っていた身体障がい者施設には、ベッドの上で一生を終えるであろう人がいました。

身じろぎもせずに、一点を凝視している姿を見て、この人に何かしらの役割りがあるようには思えませんでした。



何もすることができないどころか、人の助けがなければ数日で死んでしまいます。

周りの人は、その人が生きて行くために、身の回りの世話をしてやらなければいけません。

人は、誰かのために何かをすることで成長します。

その人がいることにより、周りの人たちの霊的な成長が促されていることになります。

何の役割りもないように思えましたが、周りの人を成長させるという役割りがあったことになります。



地上的な役割りは、その人の「肩書」で表現できることが多いです。

例えば、私の地上的な役割りは歯医者です。

1日の多くの時間を、地上的な役割りを果たすために割いています。



十数年前から、新たな役割りが加わりました。

このブログを書いたり、依頼があればヒーリングをしたりして、霊的な役割りを果たすようになりました。



霊的な役割りの核心は、知らない人に霊的真理を伝えることです。

ただ、今までの経験から、伝えようと力んでみても、空回りに終わることが多いです。

その理由は、真理を伝えるのは霊界主導で行われているからです。

そして、一人ひとりに計画があるからです。



真理を必要としている人と、伝える人を結び付ける役割りを霊界が担っていると考えられます。

両者の間に接点を見つけて、接触させようとしていると考えられます。



少し前ですが、私の医院にある人が治療を受けに訪れました。

ある日のことです。

自分の身体の不調や身の上の話を、堰を切ったように話し始めました。

その時に、何か特別なものを感じて、手短にヒーリングについて説明をして、仕事が休みの日にすることになりました。



以前はピアニストとして活動されていたそうです。

現在、結婚されていますが、心身の不調により、家の中に引きこもっていることが多かったようです。

ヒーリングを行ってから、しばらくしてお見えになりましたが、表情がとても明るくなっていて、ご自身もご自分の変化に驚かれていました。

ピアノのリサイタルを開くので観に来て下さいとチケットを渡されました。

ヒーリングをしても、内面でどんな変化が起きているのか窺い知れません。

生き方が大きく変わったので、内面においても大きな変化があったと推察されます。



お子さんの治療の付き添いで来院された人がいました。

その方は、初対面にもかかわらず、ご主人の死と言うプライベートなことを私に話し始めました。

何でこの場で話すのだろうと不思議に思いましたが、その理由が後で分ることになります。

しばらくして、亡くなったご主人からのメッセージを受け取り、お伝えすることになりました。

その後、シルバーバーチの霊訓をお渡ししましたが、真理を受け入れて下さったようです。



お2人に共通しているのは、自分に起きている出来事を私に話さずにはいられなかったことです。

そんな衝動に駆られるのは、背後霊の働きかけがあったからと考えています。

そして、目的が果たされると、お2人は何事もなかったかのように、私の元から去って行きました。



このように対面で会わせる時もありますが、ネット上で会わせる時もあります。

ブログに訪ねて来た人の中にも、ヒーリングあるいはメッセージが必要な人、真理を受け入れる準備ができている人がいます。

そんな人たちのコメントの冒頭には、「偶然このブログを見つけた」「たまたま立ち寄ってみた」と書かれていることが多いと感じています。



霊的なことには偶然はありません。

偶然としか思えないのは、霊界の導きがごく自然に行われているからです。

背後霊から届いているインスピレーションと自分の思考を、はっきりと区別することはできません。

自分の考えで行動していたつもりで、無意識の内に霊界に導かれていることは、想像している以上に多いと考えられます。



ネット上での導きは、以下の3つのステップで行われていると私は考えています。

1.検索によって導くべきサイトが出て来る特定の言葉を思い付かせ、書き込ませる意念(インスピレーション)を吹き込む。

2.出てきた(導くべき)サイトを観たくなるような意念を吹き込む。

3.そのサイトに特別なものを感じ、自分に起きた出来事を書かせるような意念を吹き込む。

霊界から意念が地上の魂に吹き込まれると、そうせずにはいられない衝動に駆られると考えられます。

コメントをもらった人の文章に、何か特別な力が働いていると感じた時には、霊界に導かれている可能性が高いので、見過ごしてはいけないと思っています。



地上には、いくつもの役割りが存在します。

その中で、必要としている人に真理の在りかを教えるのは、最も価値がある役割りと言われています。

シルバーバーチの霊訓には「霊的に、精神的に、あるいは物質的に人間の運命の改善という重大な仕事に身を捧げるわれわれは意志を強くもち、努力は決して無駄に終わらないことを確信いたしましょう。」と書いてあります。

私自身も、真理を知って内面に変革が起きました。

そして救われました。

他の人にも、同じ恩恵を受けてもらいたいと強く思いました。



そして、こうも書かれています。

「真理普及の仕事を託された者に私から申し上げたいのは、現在のわが身を振り返ってみて、果たして自分は当初のあの純粋無垢の輝きを失いかけてはいないか、今一度そのときの真撃なビジョンにすべてを棒げる決意を新たにする必要はないか、時の流れとともにけてきた豊かな人生観の煤払いをする必要はないか、そう反省してみることです。霊力の地上へのいっそうの顕現の道具として、おのれの全生活を捧げたいという熱意にもう一度燃えていただきたいのです。」

地上的なことに捉われて、霊的な役割りを疎かにしていないかを、常に省みる必要があると感じています。



霊界が求めているのは、真実を伝えようとする強い想いです。

その想いは瞬時に霊界に伝わり、真実を求めている人を導き始めます。

あらゆる可能性を探りながら、両者をつなげようとしています。








2023年6月18日日曜日

必要としている人が導かれて来る


今から18年前、ヒーリングの力が突然出現しました。

そのすぐ後に、霊的真理(シルバーバーチの霊訓)に出会いました。

出会った直後に、経験したことのない困難が訪れました。

私を大きく変える3つの出来事が、わずか1ヶ月の間に続けて起きたので、人生には計画があると思うようになりました。


霊的真理はろうそくの灯りのようなものです。

明るい道を歩いている時は、その存在に気付くことはありません。

真っ暗闇になった時、足元を照らしてくれました。



こんな大切な知識はないと、強く思いました。

真理を知った者は、まだ知らない者に伝える義務があると、霊的真理には書かれています。

できるだけたくさんの人に伝えなければと思いました。



けれども、霊的なことに興味がない人、あるいは霊の存在を信じていない人に伝えても、それこそ馬の耳に念仏です。

興味がある人に読んでもらっても、意味が分らないと言われることがほとんどでした。

何でだろうと、不思議に思いました。



伝えようとする気持ちが、空回りしているように思えました。

せっかくヒーリングの力が出ているのに、活かせていないことに焦りのようなものも感じました。



今から14年前、このブログを書き始めました。

ヒーリングの力が存在することを、知ってもらいたかったからです。

そして、ブログを通して知り合った方に、ヒーリングをすることになります。



霊的真理の伝道は、霊界主導で行われます。

霊界によって、真理の在りかを知っている人の元に、知らない人が導かれて来ます。

ネットは両者を結び付ける有用なツールであり、昔に比べて導きやすくなったのではないかと思います。



ところが、ネットに頼らない生活をしている人もたくさんいます。

そんな人に伝えるためには、従来通り、人と人が接触しなければいけません。



十数年前のことです。

50代の女性が、歯科治療のために私の医院を訪ねて来ました。

体の不調を訴えていましたので、治療が終わった後に部屋に呼んで話を聞いてみると、今までの人生と、苦しい近況を堰を切ったように話をされました。

お役に立てるかもしれないと思い、ヒーリングの話をしたところ、受けてみたいと言われました。

休診日に来てもらい行ったところ、表情が明るくなりました。

その後、ピアノのリサイタルを開くまで快復されて、ご自身も驚かれていました。

本来のご自分を取り戻すために、ヒーリングの力が必要だったと思います。



ある女子高生が、あごの痛みを訴えて来院しました。

お母さんが付き添って来ましたが、唐突にご主人が私の甥にピアノを教えていて、1年前に突然亡くなったと話をされました。

初めて会った私に何でそんな話をするのかと思いましたが、後でその理由が分かることになります。

数日後の朝、目覚める直前に、ある作曲家のある曲名が心の中に浮かびました。

亡くなったご主人に関わることだと、直感的に思いました。

奥様に伝えたところ、亡くなった次の月に開く演奏会で弾く予定の曲であり、故人の棺の中にCDを入れるほど思い入れがあったそうです。

後日、ご主人からのメッセージを受け取りました。

お伝えしたところ、お子さんは涙を流されていました。

奥様には「シルバーバーチの霊訓」を読むように勧めました。

しばらくしてから、本の内容が良く判りましたと、お礼の電話をいただきました。

何とも言えず、うれしかったです。

霊界は受け入れる時期が来た人が判っていて、私とつなげてくれたと感謝しました。



70代の女性が、お口の中を徹底的に治したいと来院されました。

ステージ4のガン患者さんでした。

おいしいものをたくさん食べて、体力を付けたいと思ったのでしょう。

時間はかかりましたが、無事治療を終えることができました。

残された時間が少ないことを患者さんは分かっています。

それまでにヒーリングは行っていましたが、単刀直入に「死」について話をしました。

「肉体はなくなっても魂となって生き続ける」と伝えたところ、笑みがこぼれたのを覚えています。

どうなるのか、気がかりだったのでしょう。

最後に、シルバーバーチの霊訓(1)を進呈しました。

それから1年位経ったでしょうか、新聞のおくやみ欄にその患者さんの名前を見つけました。

真理に書かれていた世界を目の当たりにして、今頃、感動されているだろうと思いました。



ヒーリングの力が出現し、霊的真理と出会いその目的を知った当初は、仕事を辞めることになるのではと思いました。

けれども、今も続けられています。

もし、仕事をしていなかったら、上記の3人と出会うことはありません。

無償というわけにも行かないでしょう。

普通に仕事をして、普通に人付き合いをして、他の人と関わる生活をすることを、霊界は望んでいると思いました。

多くの人と接点が持てる今の生活の方が、導くのに都合が良いのかもしれません。



「物的世界にのみ意識を奪われ、物的感覚にしか反応を示さぬ人間は、精神的、ならびに霊的な面においてのみ獲得される、より大きい、より深い、より美しい喜びを味わうことはできません。反対に精神的なもの、霊的なものばかりの瞑想的生活から生まれる内的満足のみを求め、この世の人間としての責務を疎かにする人間は、一種の利己主義者です。」シルバーバーチの霊訓にはこう書かれています。

霊的に生きようとすると、この世界との関りを断とうとする方向に進みがちになります。

そうなると、真理を必要としている人との間に、接点が失われることになります。



「乗り越えられない困難は起きない」

18年前、この真理を支えに生きることで、絶望的と思われた現実から逃げ出さずに済みました。

自分が救われた真理を、誰かに伝えたくなるのは自然の成り行きです。

真理を必要としている人の多くは、以前の私と同じように、逃げ出したくなるような現実に直面しています。

伝えたい想いと、必要としている人の想いを霊界が察知して、両者を引き合わせようとします。



その出会いは、霊界の導きによるものかもしれません。

導きによるものであれば、真理により人生が変わる局面を迎えています。

その機会を見逃してしまうことがあってはいけません。



あとは霊界に委ねるような気持ちで臨めば良いのです。

霊界と地上の人の伝えたい想いが重なることにより、インスピレーションが降りて来ます。

その人が必要としている言葉(真理)が届けられ、導かれた人の魂が癒されることになります。





2023年5月21日日曜日

霊界が望んでいること


世界の人口は78.7億人(2023年5月現在)です。

私が生まれた昭和36年は30.5億人で、100年前になると18億人しかいませんでした。

それだけ地球に生まれなければならない魂が増えたということになります。



見た目の上で、人は独立して存在していますが、共存関係にあります。

私は歯を治す仕事をしていますが、米を作ることはできません。

車を造ることもできなければ、電車を運転することもできません。

自分ができないことを、他の人がしてくれることによって、今の生活が成り立っています。

1人では生きられません。



共存関係は、人に限ったことではありません。

あらゆる生物は何らかの役割を持っていて、目に視えないつながりがあります。

植物が生きていなければ、動物は生きて行けません。

ミツバチと植物も共存関係にあります。

生物は運命共同体です。

地球は1つの生命体と言っても良いのではないでしょうか。



人間は、そのことが理解できずに、地球環境を破壊し、争いを重ねています。

最も進化している一方で、最も利己的です。

もし、宇宙から知的生命体が地球を訪れたとしたらどうでしょう?

傍若無人な人間とは、友好関係を結ぶ気にはなれないと思います。

もしかしたら、地球を害さず、平和に生きているイルカたちと仲良くするのかもしれません。



慈しみ合い、霊的に1つになって行くことを目的として、生命は創造されたと考えています。

意図した方向に導くために、自然法則は創られています。

地上に生まれて来たのは、目に視えない自然法則の働きを、実体験を通して学ぶためです。



法則の働きを学び、表現をすることで、私たちは少しずつ成長進化して行きます。

ところが、地上の人には自我(エゴ)があります。

エゴの働きによって、法則の働きに反した行いをすることがあります。



エゴは肉体と密に結びついているために、物質的で利己的な性質を帯びています。

エゴにより利己性が発揮されると、周囲との調和が失われ、不穏な空気に包まれます。

今、起きていることもそうです。

それを止めようとしないで、盲目的に賛同している周囲の人たちも、償いは免れないと考えられます。



「死ねば終わり」と思えばどうでしょう?

贅沢な暮らしをして、楽しく生きた人ほど幸せに思えてしまいます。

お金に執着する人も多くなります。

そのために富める者がますます富み、その余波で貧しい者がますます貧しくなり、循環不全に陥り、神の恵みが満遍なく行き渡らなくなっています。



これもそれも、霊的な知識がないことから起きています。

「法則」とは、万有引力ののような物理的なものばかりではありません。

霊的な法則が存在しています。

霊的な法則の働きを知らずに罪を犯し、無用な遠回り(償い)をしてしている人がたくさんいます。



この世界を悩ましている多くの問題は、霊的な法則のエッセンスとも言える霊的真理が広がり、実践する人が増えれば、根本から解決して行きます。

人を傷つけ、苦しませることは法則に反していて、因果律の働きによって、自らに苦痛となって返って来ることを知っていれば、戦争をする気は起きません。

持たざる者に分け与えるのが責務であることを知っていれば、世の中から貧困はなくなります。

最新鋭のジェット戦闘機1機を買う費用で、餓死の危機に瀕している数十万人を救えると言われています。

もし、武器弾薬を買うために遣われている全てのお金を、貧しい人たちに回すことができたのなら、物質的にも霊的にも豊かで、平和な世界が立ちどころに実現するでしょう。

AFP BB Newsより


持てる者が、持たざる者に分け与える責務があるのは、お金や食料などの物質的なものばかりではありません。

霊的真理こそ、早急に分け与えなけばいけないものです。



分け与えることができるのは、知っている人だけです。

知っていることを、伝える努力が足りていないと、いつも感じています。



必要としている人は、導かれて真理に辿り着くと言われています。

私自身も、ヒーリングの力が突然出現して、力の正体を知りたくて探していたところ、背後霊の導きによって、無事に真理に辿り着くことができました。

霊界の人たちは、必要としている人も、知っている人も判っています。

道筋を立てて導くことで、両者を結び付けようとしています。



昔は大変でした。

真理に辿り着かせるために、何回も人と会せたりしなければいけませんでした。

気まぐれで鈍感な、地上の人を導くのは、困難を極めたと思います。



今は、電気通信機器が発達しています。

部屋にいながらにして、真理に出会うことができます。

ネットで探すように仕向けて、真理と出会った瞬間に、特別なものを感じさせるインスピレーションを送っている背後霊もいるでしょう。

確実に辿り着かせるために、電子機器を物理的に操作する時もあると思います。

地上の人が、読んで真実と確信すれば、霊界による導きは完了です。



真理を必要としている人は、ますます多くなって来ます。

それにもかかわらず、真理の在りかを提示している場所は十分ではありません。

「シルバーバーチの霊訓」を、もう書店で見つけることはできません。

残念ながら、それに代わり得る書籍は今のところ見当たりません。

これでは霊界は導きたくても、導くことができません。



まだ知らない人が真理に出会うための仕掛けを、地上の人が積極的に作っておく必要があると思います。

仕掛けの数が多ければ多いほど、導きやすくなり、出会う確率も高くなります。



真理を実践して自分を高めることは大切です。

それ以上に真理を広める方が大切なことに気付いて、努力をされている人がいます。

まだ知らない人に向けて、真理を発信しているのを見かけるようになり、私も頑張らなければいけないと感じました。



喪に服している人たちに生命の真実を、苦しみを味わっている人に苦しみの意味などを、直接会って伝える機会はこれからもあるでしょう。

電子媒体により伝える機会は、ますます増えて行きます。

時期が来ていないと受け入れられないのが真理ですが、時期が来たら、たやすく辿り着ける環境を整えておく必要があります。

種が蒔かれていなければ、雨が降っても芽は出ません。



何かできないかと思いました。

ネット上で運営されている、amazonのkindle出版というのがあります。

立ち寄ってみたところ、霊的真理(シルバーバーチの霊訓)に関連した内容の書籍が出版されていました。

真理を知らない人でも、読んでみようと思うような、興味をそそられるタイトルと内容でした。

刺激を受けたので、私も電子書籍を出してみることにしました。



本のタイトルは「亡くなった愛する人とつながる ~魂は不滅~」です。

ここに掲載した内容を、いくつか集めたものですが、ブログとは異なる形態で伝えられます。

60過ぎのアナログ人間の私でも、どうにか自力で出版することができました。

あとは、真理を知らない人に、見つけてもらえるように祈るだけです。



霊界の人たちは、これまでの実績とは関係なく、今、伝えたいと思っている人たちに関心があると思います。

真理をどれほど理解しているかではなく、どれくらい伝えようとしているのかを見ていると思います。

伝えたい人たちの元に導いて、真理普及のためのインスピレーションや力を与えて、惜しみのない援助をしているはずです。



「真理と出会い救われた」

感謝の気持ちと共に、他の人も同じ恩恵に与って欲しいと言う思いから全てが始まります。








2023年3月12日日曜日

霊的真理を伝える


ここ20年位で「スピリチュアル」という言葉を度々聞かれるようになりました。

一時の流行のように感じられるので、私はこの言葉はあまり好きではありません。

ただ、霊的なことに関心が高まって来ているのは確かなようです。



大きな書店に行くと、1つのコーナーが設けられ、たくさんの「スピリチュアル」関連の書籍が置かれていて、立ち寄る人も多くなって来ました。

書籍に関しては玉石混交です。

どれが正しいのか、間違っているのか、知識のない人にはさっぱり分からないのが実情です。



現在、最も良質な霊的真理が書かれているのが「シルバーバーチの霊訓」だと私は確信しています。

けれども、出版元が廃業してしまい、今は書店には置かれていません。

真理を学ぶのに最良の書籍が、直接、人の目に触れる機会がなくなってしまったのは残念です。(スピリチュアリズム普及会さんのご尽力で、インターネットで手に入れることができます)



私の周囲では、シルバーバーチの霊訓を知っている人は全くいませんでした。

霊的なことに興味を持っている人は多くいますが、本を読んでみようとまで思う人はなかなかいません。

無理に読んでもらっても、受け入れる時期が来ていなければ、ただの意味の分からない文章にしか思えません。


人生のどこかで、霊的に目覚める機会が1度は訪れると言われています。

それは目の前が真っ暗になるような経験や、崖っぷちに立たされる経験をしている時かもしれません。

そんな時に読むと、それまで意味の分からなかった文章が、俄然、心に響いて来るようになるので不思議です。



今は必要なくても、人生のどこかで役に立つ時が必ず来るはずです。

身近にいる人の門出の時に「つらくて仕方がなくなった時に読んでみて」とシルバーバーチの霊訓(第1巻)を手渡す時があります。

何だこの本はと思ったかもしれませんが、その先で打ちのめされそうな出来事が起きた時に思い出して、開いてもらえると信じています。




このブログを訪ねて来る人のほとんどは、既に「シルバーバーチの霊訓」に辿り着いています。

そこで、今年の2月から新しい取り組みを始めました。

全く知らない人に、直接、お会いして霊的真理を伝えようとするものです。



「霊的真理のお話とヒーリングの集い」という小さな会を開くことにしました。

場所は、私が時々利用させていただく、赤城山の麓にある静かなヴィーガンのカフェです。

店のオーナーは霊的なことに理解のある方で、趣旨をお話したところ賛同して下さいました。

通路にあるテーブル上に、案内のハガキを置かせてもらいました。


木曜日の午後3時から、最初の20分間で霊的真理の話をして、後の30分間で希望があればヒーリングを行う予定です。

案内を見てもらえるのか?来てもらえるのか? 全くの未知数でした。

何を話すのか、5枚ほどの原稿にまとめておき、予行練習を行いました。



当日(2月)になり、お店に行ったところお客さんはいなかったので、今回はいないのかと思いました。

しばらくすると、店のドアが開き1人の女性が入って来て「案内を見たものですが参加させて下さい」と言われました。

来てもらうことができたので、うれしかったと同時に、身が引き締まる思いがしました。



席に座ってもらい、挨拶を交わしました。

手短に自己紹介をして、さっそく霊的真理について話し始めました。

一口に霊的真理と言っても、内容は多岐にわたります。

まず、ヒーリングの力が出た時のいきさつやその目的、なぜ生まれて来たのか?どのようのに生きれば良いのか?死んだらどうなるのか?など話を進めて行きました。

真剣に話を聴いて下さいました。



一通り話が終わり、少し話をしました。

その方は、「いつも(目に視えない誰かに)守られている感じがする」と言いました。

「それはあなたに付いている守護(背後)霊ですよ」とお伝えしました。

存在をはっきりと意識してもらった方が働きかけやすくなるので、この場に導かれていたような気がしました。



平穏な日々を過ごされていて、早急に霊的真理を求めているようではありませんでした。

けれども、これから先の人生で魂が目覚めるような出来事に遭遇すると思われます。

その時のために、真理の在りかを知っておくのは極めて大切なことです。

シルバーバーチの霊訓は知らないようでしたのでお伝えしました。



3月2日に、2回目の会を開きました。

少し前に、店に到着したところ、参加希望者の女性がもう来ていました。

2名で参加する予定でしたが、お連れの方が急に来られなくなったそうで、1名の参加となりました。



前回とほぼ同じ内容で、霊的真理の話をしました。

霊的な知識も少しある方で、私が話をした内容も納得が行くものだったそうです。

前月の方と同じで、真理を欲している状況ではありませんが、その時のためにシルバーバーチの霊訓の存在をお伝えしました。



その後で「どこかお身体の具合が悪いところがありますか?」と質問しました。

3年前より右膝の機能に障害があり、立ち上がった時にしばらくは動けないそうです。

ヒーリングを希望されたので、10分間ほど直接、患部に手を当てて行いました。



終わった後に、椅子から立ち上がり、右足を曲げたり伸ばしたりして、膝の動きが良くなった様子を見せてもらいました。

力の存在を実感していただけたのではないかと思います。

周りに具合の悪い方がいれば、私のブログのコメント欄にその旨を書き込んでもらえれば(遠隔)ヒーリングを行いますとお伝えして、会を終わりにしました。



面白半分で話を聴きに来る、あるいはヒーリングを試しに来るのではと思いましたが違うようです。

本人が自覚する、自覚していないにかかわらず、はっきりとした目的があるように感じられます。

必要としていた人が来たと思います。


シルバーバーチの霊訓(霊的真理)に辿り着いた人は、霊界の目的の大半が果たされたと考えられます。

後は、ご自身で真偽を確かめれば良いだけです。

私がそうであったように、さまざまな経験を通して、間違いないことを確信して行くと思います。



4月に、同じ店で3回目の会を行います。

それとは別に、懇意にしているドックトレーナーのオフィスをお借りして、4月中に行う予定です。

動物に関連する真理を中心に話をして、具合が悪い犬や猫たちがいれば連れて来ていただき、ヒーリングを行おうと考えています。



インターネットは、世界中に向けて霊訓真理を発信できる、極めて有用なツールです。

面識のない人から依頼を受けて、幾度となく遠隔ヒーリングを行って来ました。

ブログ上でのコメントのやり取りを通して、多くのことを学ぶことができました。



アナログ的にも、真理を広めて行けたらと思っています。

そのために、アクセスする場所を徐々に増やして行きたいです。

その方が、霊界も導きやすくなると思います。



自分で動かなければ、地上では何も始まりません。

取り合えず動いてみて、推移を見守ろうと思います。





2023年3月5日日曜日

あの時の想いを忘れない


霊的真理と出会い良かったことがあります。

死が怖くなくなりました。

死んだらどうなるのかが、はっきりと分かったからです。

その反面、この世を生きる大変さが、より一層感じられるようになりました。


死とは、魂が肉体から完全に分離する自然現象です。

思念を表現するために、地上だけに存在する媒体が肉体です。

生命の本質は魂です。

肉体は消滅しても、意識は変わりなく存在しています。



けれども、肉体が自分であると思っている人は少なくありません。

魂が存在するのならば、証明して見せてくれと言う人もいるでしょう。

残念ながら、誰にでもわかるような形で証明することはできません。

もし証明されたとしたら、与えられた地上の命を全うせずに、自らの意志で逝ってしまう人が続出すると予想されます。

生きるのがつらくても、自分の意志で逝ってしまうことは許されません。

死に対する怖れがあるからこそ、そんな過ちを犯さずに済んでいるのかもしれません。



死ねば終わりだと思っている人は、生きているうちにせいぜい楽しいことをしようと思います。

私たちは、楽しいことをするために、この世に生まれて来たのではありません。

さまざまな体験を通して、魂を成長させるためです。

終わりだと思っている人は、生まれて来た意味がわからないまま、生きていることになります。



魂の存在が信じられない人は、肉体のみに関心が行き、大切にしようとします。

どんなに大切にしても、肉体はいずれ朽ちてなくなる運命です。

一方、魂は存在し続けます。

大切にしなければならないのは、肉体よりも魂です。



この世界は自然法則の働きによって支配されています。

自然法則に反する行いをすると、魂に負債(カルマ)を抱えます。

抱えた負債を返済するためには、苦痛により償いをしなければいけません。

そんなことなど知らずに、過ちを犯してしまう人がたくさんいます。



魂は成長して行くように定められています。

けれども、償いをしている時には、成長することはできません。

魂の存在など意識せず、自然法則の働きを知らない人は、人生を遠回りしてしまう可能性が高くなると考えられます。


世の中には、霊的な能力を有する人がいます。

存在する目的は、霊的な力を顕現させて、眠っている魂を目覚めさせることにあります。

そして、目覚めた魂が真実(真理)を受け入れます。

地上に生きる人たちが、無用な遠回りをしないため、生まれて来た目的を成就する手助けをするために存在していると言えます。



魂が目覚める時期が来ている人がいたとします。

霊界の人たちは、さまざまな手段を講じて、霊的な能力を有する人のところへ導こうとします。

功を奏して辿り着くと、霊力が顕現することにより病気が癒されたり、亡き人からのメッセージを受け取ったりします。

この体験を通して魂が目覚め、意識が一気に拡がります。

そこから、生まれて来た目的を成就する人生が始まります。



ところが、霊的な能力を有する人の中には、高額の報酬を求めている人がいます。

時期が来た人と霊能を有する人を結び付けようとしている霊界の人たちにとって、お金は大きな障壁となります。

導くべき人を導けなくなってしまいます。

霊力の恩恵に与れる人はお金のある人に限られてしまい、ない人は目覚める機会を逸してしまうことになります。

そんな不平等なことを、霊界の人たちが望んでいるはずはありません。



高額の報酬を求めている人を見て、世の中はどう思うのでしょうか?

人のためではなく、自分の贅沢のためにやっていると思う人も少なくないでしょう。

自分が物質的なものを求めていて、霊的な愛を大切にしなさいと伝えたとしても説得力はありません。

霊的真理の普及の足かせとなっています。



地上は物質的な誘惑に満ち溢れています。

金銭欲、名誉欲などが満たされると幸福感が得られることを、霊界の人たちは承知しています。

過ちに気付かせようと、意図的に失敗をさせたり、窮地に追い込んだりするかもしれません。

幸運にも、その意図に気付いた人は、悔い改めることになります。



霊的な能力を有することは、諸刃の剣です。

人に喜びをもたらすことができると同時に、自分を貶めてしまう可能性もあります。

地上の人生を振り返る時が来て、行いの動機が明らかになります。

当初は人のためであったのに、次第にお金のためになって行く自分の姿を見せられたのなら、ひどく後悔するでしょう。

奉仕と言いつつ、蓄財のためであれば、その罪は倍加します。

慣れてしまうと、安易に考えてしまいがちですが、とても怖いことです。



生きて行くために必要なものは、霊界側が手配してくれるはずです。

他者に奉仕することで、霊的な報酬を得ているはずです。

持って行けるものはそれしかないことを、誰よりも知っているはずです。



真理を知って17年になります。

自分の中で革命が起きて、生き方が大きく変わりました。

1人でも多くの人に同じ経験をしてもらい、魂が救われるように祈りたいと思います。



自分への戒めの意味を込めて、シルバーバーチのこの言葉を再度書きたいと思います。

「真理普及の仕事を託された者に私から申し上げたいのは、現在のわが身を振り返ってみて、果たして自分は当初のあの純粋無垢の輝きを失いかけてはいないか、今一度そのときの真撃なビジョンにすべてを棒げる決意を新たにする必要はないか、時の流れとともにけてきた豊かな人生観の煤払いをする必要はないか…そう反省してみることです。霊力の地上へのいっそうの顕現の道具として、おのれの全生活を捧げたいという熱意にもう一度燃えていただきたいのです。」