2024年4月7日日曜日

戦争のない世界にするために


大きな戦争が始まって2年の月日が経ちました。

直接被害を被っているわけではないので、徐々に関心が薄れているのを感じます。

どうすることもできないと諦めている自分がいます。

そんな気持ちが、戦争を長引かせてしまっているような気がします。



戦争を終わりにするためには、どうすれば良いのでしょうか?

地球上の全ての人に神が宿っています。

神が良心となって顕現しています。

地上は、思念を肉体を使って表現する世界です。

1人ひとりが、自分の良心に従って、何かを表現すれば良いはずです。

SNSなどを通じて、戦争に異を唱える人もいれば、反対運動に参加したり、署名をする人もいるでしょう。



マハトマ・ガンジーの非暴力運動も、当初はささやかなものでした。

徐々に周囲を巻き込んで国中に広がり、最終的にはインドの独立を勝ち取りました。

たとえ小さな表現であっても、それが周囲に影響を与えて、次第に大きなうねりとなって、世界を変えてしまうこともあります。



霊界に向かって祈るのも良いでしょう。

祈りを受け取った霊界の人たちが、同調する地上のキーマンに戦争を終わらせるよう、より強く働きかけてくれると思います。



出典:戸田記念国際平和研究所HP

人が死に、傷つき、家や街が破壊されています。

物的なもの以上に、霊的な被害も深刻かもしれません。

怒り、憎しみ、恨み、悲しみ、嘆きに支配されてしまいます。

予定されていた人生が送れなくなってしまいます。

多くの人に無用なカルマを作ってしまいます。

引いては、人類全体の霊的進化を遅らせることにつながります。



霊界では戦争は起こり得ません。

周りには同類の人間しかおらず、地上的な欲望もなくなるからです。

地上では、肌の色、言葉、性格などがそれぞれ違っていて、誰一人として同じ人間はいません。

肉体があるために、利己心も生れます。

国や組織の間で、互いの違いを認められず、利己的になってしまうと、戦争に発展してしまう可能性があります。



戦争が始まれば、大きな苦痛を味わうことになります。

苦痛を通して、お互いを認め合い、許し合い、信じ合うことの大切さに気付きます。

それは宇宙を支配している自然法則の働き(真理)を学んでいることに他なりません。

初めから真理を知っていて、実践していたのならば、戦争が起きることはありません。

もちろん、苦痛を経験する必要もありません。



進むべき目的地は同じです。

真理を実践して直線的に進んで行くのか、知らずに遠回りをして進んで行くのかのどちらかです。

無用な戦争を起こさせないために、真理を知っている人は、まだ知らない人に伝えるという、重大な責務を担っていることになります。



漠然としているもの、何となく感じていることを、はっきりとさせたものが、霊的真理(シルバーバーチの霊訓)だと考えています。

例えば善と悪です。

定義はあいまいで、人によって解釈は違います。

善とは自分の良心(神)の声に従うことであり、悪とは良心の声に背くことです。

自我(エゴ)の働きが強くなると、良心が顕現しにくくなります。

悲しいことに、世界を変える力(権力や富)を持った人ほど、エゴの働きが強い傾向にあります。

戦争を始めた人たちは、良心の声がエゴにかき消されてしまったか、聞こえていても蓋をして背いてしまったと考えられます。



悪いことをすれば、罪を償わなければならないと教えられました。

ところが、戦争で悪いことをしても、罪を問われず、償いをしない人もいます。

この事実を、子供たちにどう説明すれば良いのでしょうか?

法律から逃れられても、法則から逃れることはできません。

自然法則の働きによって間違いなく霊的な償いが果たされ、完全な公正が保たれることを併せて教えなければいけません。



同胞が傷つけられたと報復して、戦争が始まることがあります。

同胞とは何でしょう?

同じ国、同じ地域、同じ人種、同じ宗教に所属する者だけが同胞ではありません。

人類全体が同胞です。

目に視えない霊的なつながりのある関係が同胞です。

同胞を傷つけているのが戦争です。



戦争と言う大きな過ちを犯してしまうのは、そのことを知らないからです。

全世界に適応される法律はありません。

全宇宙を支配する不変の自然法則を絶対的な基準にして、戦争が過ちであることをはっきりと指摘し、罪を犯した者を追及することが望まれます。



「大自然の働きの基調は革命(レボリューション)ではなく、進化(イボリューション)です。進化の過程はゆっくりと、そして着実に進行します」とシルバーバーチは言っています。

まだ知らない人に真理を伝えることで、心の底から戦争に異を唱える人が増えて行きます。

そのようにして、ほんの少しずつですが、戦争のない平和な世界に変わって行くと信じています。


愛のトンネル(ウクライナ)


自分の住む地域で、ささやかですが真理を広める活動をしています。

然るべき時期が来たら、活動の場を広げて行きたいと考えています。




10 件のコメント:

イクミ さんのコメント...

ヒーリングの同志の方へ

おはようございます。
昨晩紀子様からヒーリングの依頼の連絡がありました。
昔、お世話になった方が末期のガンで入院されたそうです。
52才だそうです。
詳しくは「この人生で終わりではない」のコメント欄 https://draft.blogger.com/comment.g?blogID=8477442043064935173&postID=6697090427166042756&page=1&token=1712525950366 をご覧になって下さい。

今晩9時に行いたいと思いますので、お忙しいところ申し訳ありませんが、参加の方、よろしくお願いいたします。

さくら さんのコメント...

紀子様 イクミ様

紀子様のお知り合いの方へ、少しでも痛みがなくなり心身に穏やかさが戻られますようヒーリングを承りました。
21時には間に合いませんが遅れてヒーリングさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

さくら

イクミ さんのコメント...

さくら様

おはようございます。
急な申し出にも関らず、紀子様がお世話になった方へのヒーリングに参加していただき、ありがとうございました。
少しでも病気が癒され、苦しみが和らぎ、心穏やかに過ごされることを祈っています。

また何かありましたら、よろしくお願いいたします。

匿名 さんのコメント...

イクミ様 さくら様

紀子です。
急なお願いにも関わらず、ヒーリングをしていただきましてありがとうございました。

病院からは、昨年年を越せるかどうか。
と宣告されておられた様ですが、暫くは体調も良かったそうで、ご自宅で奥様や子供さん達と過ごされていたと聞いています。

昨日、私もお祈りをさせていただいた時、病室で微笑んでおられる姿が目に浮かびました。

イクミ様とさくら様のお力だと思います。

本当にありがとうございました。

紀子。

イクミ さんのコメント...

紀子様

おはようございます。
一昨晩は予定通りにヒーリングを行いました。

経験的に末期のガンからの回復は難しいと考えられますが、今年も桜の季節を迎えられたことを、ご家族と共に喜んでいると思います。
紀子様の祈りも届いて、霊界にいる人たちが良きに取り計らってくれていると思います。

心身の苦痛のない、穏やかな日々を過ごされることを祈っています。

紀子。 さんのコメント...

イクミ様。

先日、ヒーリングをしていただきました方ですが、10日午前3時にこの世を去られました。

イクミ様とさくら様にヒーリングをしていただく事が出来て本当に良かったです。

今日、お通夜に参列させていただきました。

棺の中で眠っておられるお顔は、どこか違う方の様な、不思議な感覚でどこか少し離れたところで、この風景を見ておられる気がしました。

イクミ様、さくら様。
本当にありがとうございました。

紀子。

イクミ さんのコメント...

紀子様

おはようございます。
お世話になった方が、10日に亡くなったのですね。
ヒーリングにより、肉体から魂の分離が円滑に行われると言われています。
もしかしたら、その役目が果たせたのかもしれません。
お通夜の時には、言われるように少し離れた所で、その様子を見ていたのではないでしょうか。

さくら さんのコメント...

紀子様

お世話になった方が霊界へと移られたのですね。
イクミ様がおっしゃるようにヒーリングによって、穏やかに肉体から魂が離れたことと思います。
今は闘病中のお辛い状態からも解放されて、安らぎの中で自由にされていますね。

さくら

紀子。 さんのコメント...

イクミ様 さくら様

棺の中の姿は、生前の時の様ではなく、ここにいらっしゃらないとそう感じました。

祖母の葬儀の際にも、祖母の姿を見てここに祖母が居ない気がしたのと同じ感じでした。

ヒーリングのお力で、穏やかに肉体を離れる事が出来たと思います。

ただやはり、この世で姿が見れないこと、声が聞けないことは寂しく思います。

ご家族とお話し出来る機会があれば、いつも傍にいらっしゃる事、お伝えしたいと思います。

本当にありがとうございました。

紀子。

さくら さんのコメント...

紀子様

大きな悲しみを味わい、辛さや苦しみの中にいらっしゃった紀子様だからこそ、お世話になった方のご家族様に、魂は存続しているという事実をお伝え出来ると思います。

さくら