2020年9月27日日曜日

死によって失われないもの

 




人は言葉によって、コミュニケーションをしています。

言葉(文字)から受ける印象は、大きなものがあります。

「生」と言う漢字は、植物や木が地上に生じてきた様子を表しているそうです。



「死」はどうでしょう。

漢字の由来は、左側の「歹」が骨、右側の「ㇶ」が人の意味があるそうです。

人が骨になる説と、骨の前で人が弔っている様子を表している説があるようです。

そんな成り立ちがあるからでしょうか、正直なところ、この漢字から受ける印象は良くありません。

暗くて、終わりの様なイメージしか湧いて来ません。




それでは、「死ぬ」に代わる言葉として、何が適切でしょうか?

「亡くなる」は、無くなるに通じてしまうので、あまり良くありません。

「他界」は妥当です。

「旅立ち」も良いと思います。

死とは次の世界に移行する現象です。

行先は明るく自由な世界なのですから、暗さを感じさせる言葉は相応しくありません。




「死別」はどうでしょう?

どうもしっくりと来ません。

肉体はなくなり、視えなくなってしまうのは事実ですが、両者が思い合っていれば、別れることはないからです。




親しい人が、遠い国に行ったとします。

どんなに離れていても、電話やメールをすれば、コミュニケーションは取れます。

しかし、死んでしまうと、いかなる通信手段をもってしても、コミュニケーションは取れなくなります。

そのことで、死は永遠の別れと思ってしまう人がいます。




ところで、別れとはどんな時のことを指すのでしょうか?

信じていた人に裏切られて、袂を分かったとしたら、その時は別れです。

真の別れとは、心が離れてしまうことです。

たとえ傍にいたとしても、心が離れていれば、別れているのです。




では、思い合っている人が死んでしまったらどうでしょう?

肉体はなくなりますが、心はそのままです。

心が離れてしまったわけではないので、別れでも何でもありません。

生前と同じように、心はつながっているのです。




向こうに行った人は、「死」をどの様に感じていたのでしょうか?

肉体を失うことで、地上にいる時と状況が大きく変わったことに戸惑っていたでしょう。

意識があり、記憶もあり、性格も変わらずに居るのに、地上の人に骨になってしまったと思われています。

居ることを伝えたいのに、どうしても伝えられません。

そんことなど知らずに、地上の人はただ悲しむばかりです。




真実は2つに1つです。

死んで無になるのか、それとも生き続けるか、そのどちらかです。

どちらも決定的な証拠はありません。

白黒はっきりしないところに、神の意図が隠されていると思います。




無になるとしたら、生きている意味を見い出せません。

人生はうたかたの夢幻です。

どうせ無になるのなら、楽しいことだけをして、苦しいことは逃げてしまえば良いはずです。

人のことなど、どうでも良いはずです。




しかし、苦しくても逃げ出したくはありません。

人のために何かをしたいと言う気持ちもあります。

それは、生まれて来た目的と深く関わっていることであり、無にならないことを、心の奥にいる本当の自分(魂)が知っているためと考えられます。




無になるのなら、地上の人がどう思っていようと関係ありません。

生きているとしたらどうでしょう?

信じてもらいたい人に、存在を信じてもらえないのは、つらくないわけがありません。

いないことにされてしまったと、嘆き悲しんでいるでしょう。

もし死んだ人のことを思うのであれば、たとえ姿が視えなくなり、確証が得られなかったとしても、生きていると信じるべきです。




当たり前の話ですが、電球の明かりは、電気が流れて点きます。

明かり本質は、電球ではなく電気です。

しかし、電気は目に視えず、実体もありません。

電線を触ってビリっと来た瞬間、何かが流れているのが判り、電気の存在を実感します。




愛もそうです。

愛も目に視えず、実体もありません。

それでも、ほとんどの人が信じています。

その理由は、愛を実感したことがあるからです。




愛を実感しているのが、魂です。

そして、愛が生まれるのも魂です。

肉体は物質的次元の存在ですが、魂は霊的次元の存在です。

肉体は荼毘に付されて消滅しても、魂は不滅なため、愛は変わらずに存在しています。

愛の存在を信じられる人ならば、魂の存在も信じられるはずです。




魂を引き付ける力が愛です。

愛によって魂が引き付けられるので、傍にいるのです。

愛し合う者同士に別れはありません。

「死別」は誤りです。




人生にはシナリオがあります。

けれども、全く判らないようになっています。

一寸先は闇です。

出来事は何の前触れもなく起こります。




それが、死の場合もあります。

最愛の人の死であれば、これだけは起きて欲しくなかった出来事に違いありません。

変えようのない現実を前にして、全てが失われてしまったと思う人もいます。




肉体は失われましたが、霊的なつながりが失われることはありません。

両者の関係はそのままです。

愛されていた人は、引き続き愛されています。

けれども、想いを表現する肉体がもうないので、地上の人にどうしても伝えられません。




今、あるのは魂だけです。

1つだけ伝える手段が残されています。

それは、地上の人の魂に、自分の想いを吹き込んで伝えることです。




鍵を握っているのは、地上の人です。

魂の存在を否定したならば、自分の存在も否定されてしまいます。

せっかく想いを吹き込んでも、気のせいとして受け流されてしまいます。

そんな虚しい努力が、いたるところで、どれ位繰り返されているのか判りません。

声を聴きたくても聴けない地上の人の悲しみは、想いを伝えたくても伝えられない霊界にいる人の悲しみの裏返しなのかもしれません。

お互いに、涙を流しています。




神はわずかですが、地上と霊界のつながりを残してくれています。

信じてもらえれば、存在が肯定され、想いを伝えられる可能性が残されます。




人間は肉体を携えた霊的な存在です。

五感が圧倒的に優位になっている地上では気付きにくいのですが、元々備わっている霊的な能力があります。

その能力が発揮されれば、言葉を超えたコミュニケーションは可能です。




目に視えず、確証もないけれど、それでも信じられる人を神は祝福します。

次元を超えてつながることが許されます。

地上の人が条件さえ整えてくれれば、霊的につながれるのです。
          
変わらずに愛されていると、素直に信じて下さい。

信じることでリンクが張られ、そのリンクを通して伝わって来る幽(かす)かな想いを感じ取れる日が、きっと訪れると思います。




参考ページ:「亡くなった愛する人とつながる」





34 件のコメント:

てる さんのコメント...

イクミさま

こんばんは。

使いなれている言葉なので、「亡くなる」「死別」と自分でも当たり前に使っていましたが、確かに正確な表現ではないですね。

少し前に、コメントの中で書かせていただいたのですが、
「肉体がないのが不思議だね」です。

今確かに、そばにいて、アドバイスをくれたり、一緒にお茶を飲みながらおしゃべりしたりしているのに、何故か、肉眼で姿は見えないし、彼の声色で声が聞こえるわけではない。
でも、居なくなってもいないし、別れてもいません。

でも、彼とやりとりができる様になるまでは、私の中にとても矛盾した気持ちがあったのだと、今わかります。

彼は香りやテレパシーで、沢山サインをくれていて、私自身、ふいに感じる「あれ?」「なんだろういまの?」みたいなことが沢山ありました。でも、本当に一瞬のことなので、「あ、気のせいか」「まさかね」と、素直に受け取れていませんでした。
頭では「つながりたい!感じたい!」と強く強く切望しているのに、何故かサインをスンナリと受け入れられない……。
余りに強く望みすぎて、心でなく、頭で考えてしまっていたように思います。

イクミさんやミディアムの方からのアドバイスを、考えすぎずに受け取って、ます、私自身が楽しく居られるよう、彼が一緒にいるように日常を過ごすようになりました。
目の前や隣にいて、一緒に食べたり、見たりしている、姿は見えないけれど、その都度彼の表情を思い浮かべながら。
おしゃべりは、彼の分も私が話すので、一人二役です。
そうしているうちに、どんどん彼の想いが入ってくるようになりました。

今日も、お買い物にでかけたら、ステキなバッグを見つけて、「ほしいなあ」と迷っていたら、「それ貴女のイメージじゃないでしょ!」と入ってきたので、買わずに帰ってきました(笑)

触れられない寂しさはまだまだありますが、ひとつだけ、とても楽になったことがあります。
それは、彼にたいして、もう、我慢したり無理をしたりして、言葉を選ばなくても良くなったことです。

肉体をもっていると、嘘をついてしまったり、本心ではない言葉を言ってしまうこともあり、つまらない喧嘩をしてしまったりもしたけれど、今は、言葉も感情も、全部丸裸で彼に伝わってしまうので、頑張りすぎず、泣いたり笑ったり怒ったり、素直な気持ちでいれるようになりました。

そして、伝わって来たときに「わかったよ。聞こえてるよ、」と返事をすると、彼も安心するようです。
日常の、二人で漫才のような会話は沢山してくれますが、何か大切な事、自分で判断しなければないないことに関しては、「自分で決めなさい。大丈夫、そばにいるから」という言葉を伝えてくれます。

でも、彼も忙しいようなので、あまり話しかけすぎないようにしています。

改めて、何度もイクミさんも仰っている
「伝わってきたことを、絶対気のせいにしないで」
この事が、何より大切ですね。
ただ、その現象を、素直に受けとる。

私は、幸運にも、早くつながる事ができるようになりました。

それぞれ、かかる時間は違うかもしれませんが、こちら側から、愛を送り続けている限り、時間の経過とともに、つながる時を迎えることが出来るようになるのだと感じます。

イクミ さんのコメント...

19:08にコメントを送っていただいた方へ

こんばんは。
ご事情、良く判りました。
最愛の人は、後悔ではなく、幸せを感じながら生きて欲しいのだと思います。
その想いが伝わり、最愛の人を幸せにさせます。
何を望んでいるのか、向こうにいる人の想いを推し量りながら、生きるようにして下さい。

イクミ さんのコメント...

てる様

こんばんは。
早速更新したブログを読んでいただき、ありがとうございます。

ここに書いた内容を、あなたに証明していただいているようで、感謝しています。
他にも多数の人に、やり取りが出来ているのを知らせていただき、うれしい限りです。

あなたは良く判っていると思いますが、1番大切なのは心から信じることです。
上辺だけ信じていても、神はお見通しです。

そうですね。
頭で考えてしまったり、強く求めるのは、つながることを妨げてしまうようです。
信じて、心静かに過ごしている時に、心の中に浮かび上がるものを感じ取ることが出来ます。

あなたは大切なことに気付きました。
お2人のことは、何よりも優先しているでしょうが、彼には向こうでの生活があります。
つながっていることが、はっきりと判ったら、過度のやり取りは慎むようにしましょう。

彼に、自分で決めなさいと言われたのですね。
これはシルバーバーチの霊訓にも書いてありますが、霊界の人は助言はしても、決断するのはあくまでも地上の人です。
彼だけでなく守護霊も口出しすることは許されません。
成長する方を選べば、霊界にいる人は喜びます。

kazu さんのコメント...

イクミ様

お久しぶりです。以前にヒーリングしていだだき、その後は体の不調はなく過ごせています。

しかし相変わらず寂しい思いから脱することは出来ずに、もうすぐ三回忌を迎えようとしています。

記念日反応というものなのか、この頃辛くて仕方がありませんでした。

会いたくて会いたくて、心でなく頭でばかり考えていたんでしょうね。

今日のブログで久しぶりに心がすっきりしたような気がします。

先日より、夫のたたずまいというか、側にいたときの雰囲気をとても感じて、ただそれだけに余計に寂しかったのですが、素直に心に感じていれば、それで繋がっているのですね。

そうすれば自然と魂が繋がれるって素直に受け入れることが出来ました。

2年たとうとしているのに未だに心が揺れて大変ですが、それだけ愛することが出来たんだからきっと魂は繋がれると思います。

心の素直さが大事だと思うことが出来ました。大事なことを気付かせていただきありがとうございました。

イクミ さんのコメント...

Kazu様

こんばんは。
もうすぐ3回忌で、記念日反応でつらくて仕方がないのですね。
会いたいと思うのは自然なことです。
傍にいる雰囲気を感じていたそうですが、あなたの魂が傍にいるご主人のオーラに感応していたと思います。
寂しさを感じてしまったそうですが、やはり地上の人は五感に触れるのが1番実感があり、安心するので仕方がありません。
五感で感じさせてやることの出来ないご主人も、きっとつらい思いをしているでしょう。

ご主人は、生前よりも近くにあなたを感じることが出来ます。
ちょっと不公正なように思うかもしれませんが、地上の人が視えない存在、想いを信じることが試されていると思います。

そうです。
2年経っても、未だに心が揺れるのは、それだけ愛が深かったからです。
寂しいと感じるのは、意識が自分の方に向いているからであり、心静かに意識を外に向けて、視えないご主人の存在を感じ取って下さい。
何かを感じたら、素直にご主人のものとして、受け留めて下さい。

考えず、疑わず、つながっている、愛されていると、心から信じることが求められています。

あさよ さんのコメント...

いくみ様
死によって失われないもの
ブログ 拝見しました。

変わらずに愛されている事を素直に信じてください

とても心に響きました
いくみ様
母の世話をしていますと
益々主人の愛を感じます
何かにつけ
言葉をくれます

他界 いつか会える場所に主人が居るのですね。

イクミ さんのコメント...

あさよ様

こんばんは。
愛は目に視えないものなので、最初は信じるしかありません。
しかし、今のあなたはご主人から届く想い(愛)を感じ取ることが出来ています。
お母様のお世話をしている時に、特に感じるのですね。
無心に何かをしていると、受け取りやすいようです。

今もいるのですが、寿命が来て、ご主人同じ次元に移行すれば、はっきりと視えて、感じられるようになります。

イクミ さんのコメント...

栗男様

こんばんは。
このブログ上でやり取りはありませんが、ヒーリングの依頼がありました。
依頼主のご主人で、キーガン麻痺という病気になり、左腕の筋力が無くなってしまっています。
楽器を演奏されている方で、お仕事に支障を来しているそうです。

急な連絡で申し訳ありませんが、今晩10時からを予定しています。
もし、時間前にお読みになっているのであれば、ご参加の方、よろしくお願いします。

栗男 さんのコメント...

イクミ様

こんばんは。
今晩10時からのヒーリング承知しました。
よろしくお願いいたします。

栗男 さんのコメント...

イクミ様

こんばんは。
今晩10時からのキーガン麻痺の方へのヒーリング承知しました。
よろしくお願いいたします。

イクミ さんのコメント...

栗男様

急な連絡で申し訳ありませんでした。
よろしくお願いします。
それと別件で20分くらい前に、以前ヒーリングをしたケイ様から依頼がありました。(以下の文章通りです)
続けてになりますが、今晩10時30分から行う予定ですので、参加の方、よろしくお願いします。

「こんばんは。
お変わりありませんでしょうか?
先日は私と母にヒーリングをありがとうございました。
お忙しいところ大変恐縮なのですが母へのヒーリングをお願い出来ませんでしょうか?
母が急に足と肘が痛いと言うので良く見てみると、ぶつけたりも虫刺されてもいませんが、
右足の脛と左腕の肘近くが硬くしこりがあり腫れ、少し赤みがあり触るとすごく痛むようです。
調べると免疫力低下により菌が入って炎症が起きているか、静脈に出来た血栓による炎症の可能性が考えられるので、まずは皮膚科に行こうと思いますが、もしお時間ある際に母へのヒーリングをお願い出来ませんでしょうか?
ここのところうまく休息を取れていなかったのか免疫力が低下しているのではと思っています。
大変ご多忙のことと思いますが母へのヒーリングをお願い出来ましたら幸いです。
よろしくお願い致します。」

栗男 さんのコメント...

イクミ様

今晩10時30分からの、ケイ様のお母様へのヒーリングも承知しました。
よろしくお願いいたします。

イクミ さんのコメント...

栗男様

急なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

イクミ さんのコメント...

栗男様

おはようございます。
昨晩は急なお願いにもかかわらず、参加していただきありがとうございました。
依頼主様から、私から栗男様にお礼をお伝えして下さいとのことでした。
依頼主様のご主人はヒーリングを受けていることを知りません(懐疑的な考えをお持ちなので)ので、効果があったかどうかを聞き出すのは難しいかもしれません。
依頼主様からの要望もあり、今晩、明晩10時に続けて行ってみようと思いますので、参加の方、よろしくお願いします。

匿名 さんのコメント...

栗男様

昨晩は急にもかかわらずヒーリングをしていただきありがとうございました。
母はそのままぐっすりと眠っていました。

腕の腫れや痛みは同じようですが、足の方の腫れや痛みやしこりが昨晩より大分ひいています。
不思議と隣にいた私も体調が良くなったようです。
お忙しいところ本当にありがとうございました。

ケイ

栗男 さんのコメント...

イクミ様

おはようございます。
今晩、明晩10時からのヒーリング承知しました。
霊力の癒しが、依頼者のご主人の心身共に満たされることを祈念させていただきます。
よろしくお願いいたします。

栗男 さんのコメント...

ケイ様

おはようございます。
お母様の突然の不調ご心配ですね。
引き続き霊力の働きかけにより復調されるよう祈念させていただきます。
ケイ様も養生なさってください。

イクミ さんのコメント...

栗男様

おはようございます。
昨晩はヒーリングに参加していただき、ありがとうございました。
先程、メールがありましたので、そのままお伝えします。

「この度は三日間に渡り主人のためにヒーリングをして下さいまして本当にありがとうございました。
今夜は帰りましてから今まで楽器の話やオーケストラの今後についてなどを話してくれました。
いつもはテレビを見ているのですが今日は違いました。
これもヒーリングをして頂いたからだと思います。
楽器の調子はまだ良くわかりませんが、私としましては元気で居てくれることが何よりだと思いますので、こういう風に話ができたことは本当に有難いです。
本当にありがとうございました。

栗男さまにもお礼を申し上げたくてブログのコメントに書かせていただいたのですが、何回送ろうと思っても反映されませんでした。
申し訳ございませんがイクミ先生から栗男さまにもお礼をお伝えいただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

この度はわがままを聞いていただいて三日間もヒーリングを本当にありがとうございました。
まだ世の中が落ち着きませんけれどどうぞお身体にお気をつけてお元気でお過ごし下さいませ。
本当にありがとうございました。」


腕の様子は判りませんが、良い方向に向かっているのではないかと考えています。

栗男 さんのコメント...

イクミ様

おはようございます。
3日間のヒーリングお世話になりました。

ヒーリングの効果として、病気の種類にかかわらず内的高揚を感じることが多いので、ご主人の様子もいつもとは違ったのだと思います。
霊力は働いていますので、今後腕の具合も少しづつでも復調されていくことを願っております。

イクミ さんのコメント...

栗男様

肉体を動かしているのは、霊と精神なので、そちらに活力が生まれれば、症状は改善してくると思います。
来年に演奏会があるそうなので、また依頼がありましたら、よろしくお願いします。

栗男 さんのコメント...

イクミ様

承知しました。
依頼があった際は、よろしくお願いいたします。

イクミ さんのコメント...

栗男様、Miki様

昨晩のヒーリングの依頼主様から、先程、下記のコメントをいただきました。

「一つ気がついたことがありましたので報告させていただきます。
昨日はそれがなんなのかわからなかったのですが、今朝になって主人の顔つきが違ってたんだとわかりました。
すっきりしたと言うのでしょうか…爽やかと言うのでしょうか…形容が難しいですが、ちょっと違う雰囲気でした。
ヒーリングのお陰だと思っております。
本当にありがとうございました。」

NOB さんのコメント...

イクミさま

NOBです。こんにちは。
いつもありがとうございます。

今回の新しいブログを読ませていただいて、彼から私への初めてのメッセージを思っていました。

そのメッセージは、イクミさまが今回書かれた
死は別れではない。生きて傍にいたとしても心が離れていれば、魂の別れである。
自分たちは別れてはいない。という事を伝えてくれていました。

その内容から、どう考えても彼からだと思うけれど、どうやって送ってきているんだろう…もっと受け取るにはどうしたらいいんだろう…と、いろんな本やインターネット上にヒントを探していて、イクミさまのブログに導かれました。
イクミさまのブログを遡って読ませていただいて、彼の存在、彼がメッセージを届けてくれたことに確信を持ち始めました。
シルバーバーチの霊訓を読んでからは、彼の存在は揺るがないものになりました。

初めてのメッセージを受け取る前にも、たくさん彼からの愛が届いていたことにも気づきました。
霊界の存在を知らなければ、奇跡と思うような事がいくつもありました。今思えば霊界からの大きな援助でした。

イクミさまが書かれた一文
「声を聴きたくても聴けない地上の人の悲しみは、想いを伝えたくても伝えられない霊界にいる人の悲しみの裏返しなのかもしれません。」
本当にそうだと思います。私が霊的真理を知らず、彼の声が聞けずに泣いていた時、自分が泣いているのでなく彼が泣いているように感じたことが何度もあります。
今は彼は「気づいてくれてほんとうに良かった。」としみじみ言います。

愛するひとに旅立たれて、深い悲しみの中にいる方には、この世で交し合った愛、受けた愛が、消えてしまう事など無い、それを信じてほしい…心を澄まして、浮かび上がる想いを受け止めてほしい…それが霊界の愛するひとの願いです。
悲しみ、淋しさは消えませんが、それは今も変わらず愛し合っているからだと思っています。

イクミさまがブログで伝えてくださることで、私はもちろん、沢山の方がその事実に気づいたと思います。
あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

イクミ さんのコメント...

NOB様

こんばんは。
更新したブログを読んでいただき、ありがとうございます。

彼が最初に、自分たちは別れてはいないと伝えて来たのですね。
気付いたのはその時ですが、向こうに行った時直後から、おそらくそのことを訴え続けていたのでしょう。
それにしても、霊的な知識もなく、彼からのものと思えたのはすごいと思います。

愛する人がいなくなって嘆き悲しんでいる人に事実を伝えたくて、ブログを書いているつもりでしたが、実は、向こうにいる人たちが、生きている事実を伝えたくて、私の背後霊を通してブログを書かせていると思うようになりました。
生きている、傍にいて想っていることを、地上に残した人にどうしても伝えたい人が、このブログに導いていると思います。
つながることの出来た地上の人の喜びは、向こうにいる人の喜びそのものです。

あなたのように会話が出来る人は決して多くはありませんが、生前と同じようにつながっていることが判り、真理にも辿り着けた人が少しずつ増えて来ました。
とても喜ばしいことです。

ブログに書いたことを、あなたを始め、たくさんの人に証明をしてもらっているので、私こそ感謝しています。
もっともっと多くの人が、向こうにいる最愛の人と、再びつながることを願って止みません。

栗男 さんのコメント...

イクミ様

こんばんは。
今晩10時から、ケイ様へのヒーリング承知しました。
よろしくお願いいたします。

イクミ さんのコメント...

栗男様

よろしくお願いします。
先程の私のコメントですが、ケイ様のご希望により削除しました。
何か、ご不明な点があれば聞いて下さい。

NOB さんのコメント...

イクミさま

こんばんは。お返事をありがとうございました。

ほんとうに、あきらめずに私に想いを送り続けてくれた彼に感謝しています。
私が受け取る彼からの想いは、いつも彼らしさを感じます。
初めてのメッセージの時はとくに、私が彼からだとわかるように、私の潜在意識ではないとわかるように、とてもよく考えられたものでした。その事もとても彼らしいです。
私は自分には霊感は無いと思っていたので、いったいどういう現象なんだろう…と心が波立ったのを思い出します。

話は変わりますが、最近続いている、有名な方の自死のニュースを聞く度に心が痛みます。
ご本人の心の中は、ひとりひとり違った苦しみで、誰にも理解できないものなのだと思います。
誰にも話せない苦しみを長い間抱えていて、魔が差したような瞬間に、命を絶ってしまったのではないかと想像します。
霊的真理を知ってほしかったと思いました。これ以上続かないように願わずにいられません。

コロナが蔓延してから、シルバーバーチの霊訓をあらためて読み続けています。
先行きが見えず、大きな不安を感じてしまう事が多いですが、こんな時こそ霊的真理にしがみついて、乗り越える力を与えてください…と日々祈っています。

イクミ さんのコメント...

NOB様

こんばんは。
霊界から地上に想いを伝える際に、最も厄介なのは、自分の頭で考えたことや潜在意識の顕れではないかと思われることです。
両者に明確な線引きはありませんが、微妙に違うところがあります。
思考や潜在意識の場合は、その前に自分への問いかけがあるはずです。
向こうからの想いは、何もないところに急に心の中に生じます。
こちらからの問いかけに向こうの人が答える時には、問いかけの最後にかぶる様に直ぐ返ってきます。
思考の場合は、頭を使うので、少し時間がかかります。
向こうから伝わって来たと、はっきりと判らないようになっているのは、依存しないための神の配慮だと考えています。

有名な人の自死が続いています。
皆、繊細で優しい人のようです。
私も溜まった想いを吐き出すことが出来なかったのではと思います。
1人でも、心の内を語れる人がいれば、こんなことにはならなかったでしょう。
そうですね。
死んでも何もなくならないし、変わらない、霊的真理を知っていればと、自死の報道がある度に思います。

ケイ さんのコメント...

栗男様

昨晩はヒーリングをしていただきありがとうございました。
腰の奥深くにはまだ痛みがありますが酷い痛みが大分楽になり良く眠る事ができました。
再発が度重なったのは心の在り方なのだと思うので気をつけて過ごしていきます。
本当にありがとうございました。

栗男 さんのコメント...

ケイ様

おはようございます。
痛みが大分楽になったようで良かったですね。
どうぞお大事になさってください。
ご報告いただきまして、ありがとうございました。

あきこ さんのコメント...

先月、婚約者が自死し、私が第一発見者になりました。
CPRを施しましたが、救命に至らず亡くなりました。

周りの状況に追い詰められ、私ともケンカをした挙句、結婚できないと思い込み、自死しました。
結婚できなければ、人生終わりということは常日頃から言っておりましたが、まさか死ぬとは思っておらず、発見時の状況もあり、PTSDのような状況に置かれています。
私自身はいつものケンカでしかなく、愛していたのにこんなことになり、ただでさえ喪失感もあるのに、精神状態がすっかり不安定になってしまいました・・・

パートナーに先立たれた方からのご紹介で、イクミ様のブログにたどり着き、拝見しております。

私はいつか会えるということをかすかな望みにしておりますが、下記、大変、気になっております。

自死だとすると、もう会えないのでしょうか?

余談ですが、動物の保護活動もしております。
自死などの出来事だけでなく、波乱万丈な人生でして、魂が磨かれるためにというくだりに、こんなことを望んだのか半信半疑でございます。
しかし、彼とはこのような結末になってしまいましたが、保護活動もお手伝いしてくれて、全力で支えてくれました。
出会えて良かったとは思っております。
お手隙の際にでもどうか教えてください。

2015年1月12日月曜日
亡くなった愛する人とつながる

どんなに苦しく、つらく、悲しくても、途中で放棄して、自らの意志により次の世界に逃避するのは、大きな過ちであることを知らないままに。

自然法則は、厳格に働きます。

相等の償いをしなければいけなくなります。

愛する人に逢いたくても、絶対に逢えません。

次の世界で待っているのは、解放された歓びではなく、限りなく深い後悔の想いです。

後悔の想いから解放されるために、今よりもさらに過酷な苦難や障害が待ち受ける人生を選んで、この世に再び生まれて、やり直すことになると思われます。

イクミ さんのコメント...

あきこ様

初めまして、イクミです。
先月、婚約者が自ら命を絶たれたのですね。
あなたが、第1発見者であったと聞き、何と言葉をかけて良いのか判りません。
心がどうなかなりそうになっても致し方ありません。

パートナーに先立たれた方からのご紹介で、私のブログに辿り着いたと言うことですが、その方も自死で亡くされたのでしょうか。
実は、以前にもあなたとほとんど同じ状況でパートナーを失った方からコメントをいただいて、やり取りをしました。
ケンカをした直後に死んでしまい、どうしてこんなことになったのか全く判らず、ご自分を責められていました。
そして、亡くなってから、本当は深く愛していたことに気付かれました。
あなたも、ご自分の想いがはっきりと判って、いたたまれないお気持ちになっているのではないでしょうか。

つらいことを言いますが、彼はこの世に戻って来ることはありません。
過去は閉じられていて、どんなに望もうとも、戻すことは出来ません。

もう1つの事実を言います、
彼は生きています。
意識も記憶もあります。
ただし、肉体はもうないので、あなたに想いを伝えることは出来ません。

彼にとってあなたはとても大きな存在であり、あなたがいない人生など考えられなかったのでしょう。
間違った思い込みをして、衝動的に逝ってしまったと思います。
自死した後に魂が肉体を離れて、あなたに発見され、CPRをしている姿を傍観していたのかもしれません。
あなたの本当の想いが判るのに伴い、勝手な思い込みによって、とんでもないことをしてしまったと、大きな後悔の念に襲われている可能性が高いと思います。

シルバーバーチの霊訓には霊的真理が書かれています。
引用された文章は自死を戒めるために強い語調になっていますが、自死は神の摂理に反した行いには違いありません。
人間には死ぬ時が予め決まっていて、自分で早めてしまうことは許されません。
罪の重さは、自死の動機によって違って来ます。
何を思って命を絶ったのか、今となっては誰にも判りませんが、あなたがいない人生なんて、生きていたくない、そんなことを思っていたのであれば摂理に反しています。
神の摂理は愛です。
自己中心的な行動は摂理に反しています。

また、自分が自死したことによって、周りの人にどれほど影響を与えたかによって、罪の大きさは変わって来ます。
周りの人の人生を大きく変えてしまい、その人の成長を妨げてしまえば、罪は大きくなります。
計画的ではなく、衝動的に逝ってしまった方が、罪は重くないと考えられます。

彼は、あなたにも動物にも、基本的に優しかったのではないでしょうか。
優しいけれども、弱いところもあったため、こんな行動を取ってしまったと思います。

彼の罪がどれほどのものかは、神の摂理に計られて決まります。
後悔の苦しみは避けられません。
しかし、その苦しみをあなたは和らげてやることは出来ます。

こんな早々な時期に、難しいのを承知で言います。
あなたが思い描いていた人生を歩んで下さい。
そして、心からの笑顔で過ごせるようになって下さい。

思い描いていた人生は、彼と幸せに過ごすことが大部分を占めていたかもしれませんが、それ以外の部分を少しずつで良いですから大きくして行って下さい。
あなたが悔やんで悲しんで生きれば、彼の後悔の念は大きくなります。
活き活きとして、笑顔でいればいるほど、苦しみは和らぐでしょう。

もう1つ、彼の後悔の苦しみを和らげる方法があります。
それは、彼に愛念を送ることです。
姿は視えなくても、想いは届いています。
あなたの愛によって、苦しみは和らぐはずです。

今は、現実が受け止められず、とてもそんなことが言える心境ではないでしょうが、また会いましょう、その時まで私なりに精一杯生きてみる、そんな言葉を投げかけてもらえれば、魂は救われるでしょう。

視えなくなっても、あなたは彼を愛することが出来ます。
地上から届くあなたの愛が、生きる力になるのは間違いありません。

お2人が望めば、もう1度地上に生まれて、やり直すことは出来ます。
同じ状況に追い込まれても、今度は二人で乗り越えると誓ってこの世に生まれて、出会うことになるでしょう。

人は皆、魂を成長させるために、地上に生まれたのです。
苦難を乗り越える中で、魂は成長するようになっています。
耐え難い苦難でしょうが、乗り越えられないことは絶対に起きません。

向こうにいる彼は、反省と学びのために、あなたの生きる姿を見続けることになるでしょう。
苦しくても強く生きることで、彼も強く生きなければならないと思うでしょう。
そうすれば、この別れが無駄にはならなかったことになります。

あなたは彼に対し、影響力を持ち続けていることを忘れないで下さい。

あきこ さんのコメント...

イクミ様
初めてですのに、早速のお返事をありがとうございます。
涙を流しながら拝読いたしました。

関係は異なりますが、直接関わる自死は二人目です。
一人目は戦友みたいな人で、職場のパワハラが元で数年前に亡くなりましたが、最後に私に連絡をよこして来て、動物たちのこと、またそれに関わる人のことをよろしく頼むと言い残していきました。
彼の死で多くのことが変わった・・・彼の孤独を癒すことはできませんでしたが、少なくとも動物たちの状況は、残された側が変えるきっかけになったかもしれません。
この時も私はかなりのダメージを負いましたが、この死をムダにはしたくないと私も周りも懸命に動いて、多くの賛同を得て、事態が動き改善されています。

今回の婚約者の彼の場合、結婚できなければ人生終わりだと言っていましたが、私は言葉のあやだと捉えていましたし、一生を共にするつもりでしたので、自死するとは思いませんでした。
しかし、何かのタイミングで死ぬつもりであったのは今になって思います。
そういった点では計画性はあったのかもしれません。
ただ、家を建てている途中であったこと、コロナ禍で仕事が本格的に開始前とはいえ、仕事がスタートする予定もあったことから、この時にやろうと思ったのではなく、魔がさしたのは間違いないと思います。
そして私と二人で家にいる時だったので、私が発見するのは見越して、私に見つけて欲しかったのだと思います。
私とダメになっても(勘違いですが)私が忘れることがないように絶対的な絆みたいなものが欲しかったのかもしれず、そういった意味では本懐を遂げたと言えるのかもしれませんが・・・
私は生きていて欲しかったです。
周りに人気がない山中の家で、彼が亡くなった場所を見ながら、一人で夜を過ごした時は、いのちの電話に上からかけ話し中で、下からかけるなどしながら必死に時間を過ごす地獄でした。
眠れず、食べることもできない日が続き、つらかったです。

私が40代で、彼は60代後半でしたが、私は愛しておりましたし、前の奥様が重度の精神病患者で苦労して来た人生で、包容力が魅力の人でした。
思えば精神病患者の長年の介護で自分も病んでしまったのかもしれません。
しかも子どもたちを守り育ててきたのに、その子どもたちから裏切られた結果になったことで、余計に孤独を深め、年齢で自信がなくなっていたところに私がいなくなるという勘違いで、衝動的にだと思います。
私もその孤独や年齢による自信のなさに気がつかず、心ない言葉を投げつけたりしたこと、今思えば、最後の時の音も聞いたので、すぐに行けばよかったのにと、悔やんでも悔やみきれません。

今回の彼の死は、私は後追い自殺を何度も考えましたし、生きる意味も張り合いもないと今も考えないことはありません。
そして建築中の家についても、自殺は建築費用になるはずの保険が下りないことから、こちらでも手当はなんとか考えるにしても、このコロナ禍に業者様にご迷惑をおかけしてしまうことになりかねず、そこから万が一連鎖でも起きたらと思うと・・・
家も建てられるか、住めるかなんて分からない状態です。
死因は伏せておりますが、職場にもかなりの迷惑をおかけし、事情を知っている私は婚約者でしかありませんが、謝り通しです。
でも私にはこれくらいしか償いもできず、彼のためにできることはしてあげたいと思っています。
職場や建築中の家の件では彼は周りにたくさん迷惑をかけてしまっております。
イクミ様のおっしゃるように残された側が大変な思いをしているのを見て、後悔と反省をしているに違いありません。

自分の人生はめちゃくちゃになりましたし、私も生身の人間ですから、我慢できずに泣いて罵倒したりもしていますが、たとえこの運命だったとしても、出会えて良かったと思うこと、出会いたいと思うことは一貫しており、彼に伝えていきたいと思っています。
後追いはしてもどうも会えないらしいというのも分かりました。
私がいつか死んだ時に彼が迎えにきてくれて、気持ちを伝えられることを希望にしているので、私のせいでつらい思いをした彼が同じことを望むか分かりませんが、いつかまた会える可能性があることを知り、少し安心しました。
その前は自死は人によっては成仏できないとも言われていたのを見ると心配でたまりませんでした。

イクミ様がおっしゃる通りで、乗り越えられない苦難がないということ、それを認めるのは時が来るまで生きることなのでつらい部分もありますが、その通りかもしれません。
本業でもないボランティアの保護活動とはいえ、事件を手がけており修羅場を見てきた私でなければ、CPRもできなかったでしょうし、後を追っていたか、おかしくなっていたでしょう。
なんでこんなに波乱万丈なのかとは思いますが。
しかし、少なくとも彼の子どもたちに最後のあの姿を見せなくて良かったと思っています。
親の心、子知らずなのか、さっさと火葬を終わらせたその足で、お金関連のものや書類を漁って引き上げて行ったことや、相続についてのやりとりで私はさらに何十にも傷ついている最中で、彼が恐れていた結果になりましたが、それでも彼が愛した子どもたちなので、許さないといけないと思います。

イクミ様が私の状態を知って、お忙しい中、お返事をくださり、大切なことを伝えてくださったことに感謝いたします。

自死した人はつらさと後悔で私の気持ちがなかなか届かないかもしれませんし、私も罵倒もするかもしれませんが、それでも私は出会えて良かったこと、愛を伝え続けます。

彼の死を悼む多くの人がおり、彼の業績を惜しむ方もいて、孤独のうちに自分には価値がないと思って亡くなった彼への慰めになればと思っています。
社会に貢献できる人だったので、短絡的なことをして悔やまれます。
お焼香の場で、お世話になった方が来て、短命なのを叱り、私を見てまだ若いのだから次の幸せを掴むように言った後、快晴だったのに季節外れの雹が降りました。

彼が亡くなり、どう生きたらいいか自分の幸せをまだ考えるには至りませんが、命があって生きているということは何かをする力だと思っています。
イクミ様のように話を聞いてくださる方もいて私は救われます。
今週から、やっと味覚が復活してきた感じです。
当座は降ってくるお仕事や課題をこなしつつ、彼に私の愛を伝えながら、その中でより良く生きることを心がけたいと思います。

イクミ さんのコメント...

あきこ様

おはようございます。
以前にも、大切な同志を自死で亡くされたのですね。
動物愛護活動をご一緒にされていたのでしょうか。
あなた方がご尽力されて、気がかりであったことが解決される方向に進んでいるので、感謝していると思います。

これまで社会人として、家庭人として、精一杯頑張られて来た婚約者の彼が、いとも簡単に逝ってしまったことが、未だに信じられないとお察しします。

あなたが言われるように、重度の精神病患者の奥様と生活をしているうちに、ご自身も大きな影響を受けてしまったのかもしれません。
包容力があると同時に、とても繊細な心の持ち主だったのではないでしょうか。
心に問題を抱えていなければ、そんな行動を取るとは思えません。

実のところ、亡くなられた婚約者の方は30代くらいと思っていましたが、60代と聞きいて驚いています。
私ももうすぐ60代ですが、この年になって、本当に大切なものが見えてきます。
1番大切なものが、あなただと思います。
色々なものを失った彼にとって、あなただけは絶対に失いたくないと言う強い思いがあったのでしょう。
様々な要因が重なって、衝動的に逝ってしまったと考えられます。
身勝手で間違っていますが、死ぬことでご自分の想いをあなたに判ってもらいたかったような気がしています。

彼の想いに気付けずに、心無い言葉をかけたり、最後の音を聞いた時に駆け付けられなかったことを、悔やんでも悔やみ切れないのですね。
亡くなる前のお2人のやり取りは、どこでもあることであり、それでこの結果を予見できる人はいません。
今の苦しみは、良心の声を無視して行動してたことから生じている部分もあるのかもしれませんが、その罪は少なくても一生を持って償うほどのものではありません。
彼が、自分の意思で命を断ったことが原因です。
あなたなことを愛しているので、どうか自分のしたことで苦しまないで欲しいと願っているのに違いありません。
悔やんでも悔やみ切れないのは彼です。

彼と一緒に建てようとしていた家がどうなるのか、とてもご不安ですね。
自死で保険がおりないのであれば、あなたが頑張って働いて返して行くか、取り止めにするか、そのどちらかしかありません。
どちらにしても、大変な状況になりますが、取り止めにしたら、婚約者であるため、あなたには債務義務はないのでしょうが、業者には損失が生じてしまうでしょう。
業者はそのまま家を完成させて、建売にすることも可能ですが、山の中にある家は売りづらいでしょう。
これは彼の責任です。
あなたはひたすら謝るしか方法はありません。

前回、あなたには愛念を向けて下さいと言いましたが、これまでのことであなたが感じたありのままをぶつけて良いと思います。
あなたの人生をめちゃくちゃにしたのですから、彼はその思いを真摯に受け止めなければいけません。
あなたの罵倒や悲鳴のような叫びは彼の魂に届き、自分のしたことの愚かさに震えおののいているでしょう、
とんでもない勘違いをして、自らの命を断つと言う取り返しのつかないことをして、あなたを絶望のどん底に突き落とし、周りの人に多大な迷惑をかけてしまったけれども、今となってはどうしようも出来ない、途轍もない大きな後悔の念に襲われているでしょう。
その苦しみが、自分のした過ちに対する償いとなります。

あなたがこの世に生まれて来たのは、自分を成長させるためです。
人生で遭遇する困難や障害を乗り越えて行くこと、そして人や動物や社会のために奉仕をすることで成長します。
今は、彼のいないこの先の人生を想像する気力もないかもしれませんが、この最大の試練が結果的にあなたを成長させることになると思います。
彼に向けていた想いを、いつの日か他者の幸せや喜びのために向けられれば、死は1つの意味を持ったことになります。
彼の苦しみも和らげることになるでしょう。

良く聞いて下さい。
乗り越えられない試練は決して与えられません。
真っ暗闇の日々がしばらく続きますが、その先で光を見い出し、それに向かって歩むことが出来ます。
いつの日か、安らかで、穏やかな心を取り戻すことが出来ます。

あなたは、ご自分の成長(前に進んで行くこと)が許されないほどの罪を犯していません。
それは自覚して下さい。

「お前は全く悪ない。やりたかったことを絶対に止めないで欲しい」
「許してもらえるとは思っていない。身勝手なことを言うがどうか幸せになって欲しい」
想いを伝えることが出来なくなった彼は、あなたに向かってこんなことを叫んでいると思います。