3月は合格発表のシーズンです。
神社に行くと社殿の近くに、合格祈願の絵馬が所狭しと掛けられているのを目にすることがあります。
40年近く前になりますが、私も受験の時に合格のお願いをしに行きました。
そこには神様のような存在がいて、願いを聞いてくれて、場合によっては叶えてくれる、漠然とそんなことを思っていたように記憶しています。
では、本当に神様は願いを叶えてくれるのでしょうか?
「どうぞ私を〇〇校に合格させて下さい。」と祈ってみても、合否を決めるのは、どう考えてみても試験の結果です。
お願いしながらも、そんな都合の良い存在なんかいるはずはない、あくまでも自分の実力次第だと、どこかで思っていました。
文化や宗教は国や地域で違いますが、世界中の多くの人が、目に見えない大きな存在がいて、この世界に大きな影響を与えていると考えています。
人を守ってくれたり、願いを叶えてくれると信じている人もたくさんいます。
その大きな存在を、多くの人は「神」と呼んでいます。
それでは、神は空の上にいて、私たちのことを見下ろしているのでしょうか。
そうではないようです。
実は、私たちの中にも神が宿っています。
何を根拠にそんなことが言えるのかと、訝(いぶか)しがる人がいるでしょう。
そんな人に質問したいのですが、良心とはいったい何なのでしょう?
ちょっとでも悪いことしようとすると、心の中で咎める何者かです。
親や先生から教わったからでしょうか?
そうではなく、初めから自分に備わっています。
良心とは、善悪を瞬時に判断する、私たちの中に宿っている神と言えます。
道端に捨てられ泣いている子猫を、可哀想だと思い拾って来る小さな子供がいます。
可哀想だと思う気持ちは、どこから生まれるのでしょうか?
心の中に自然に生まれて来るのではないでしょうか。
子猫を助けようとするのは、生まれながらにして神の心である愛が宿っているからと考えられます。
では、どこに神は宿っているのでしょうか?
真の自分である魂です。
魂とは生命の本質であり、神が創造した神の一部です。
全ての生命は神の一部として、霊的につながっています。
人体を思い浮かべて下さい。
人体の中には、膨大な数の細胞があり、その1つ1つは生きています。
1つ1つの細胞は、人体を構成する一部であり、何らかの役割を持っています。
元々は1つの細胞だったのが、細胞分裂を繰り返し、いろいろな役割を果たす細胞になって行きます。
1つ1つの細胞は、全体のために寄与していて、全体によって生かされています。
私たち人間も動物も植物も同じです。
地球上の全ての生命は、元々は1つです。
それぞれに役割りがあって、全体のために寄与しています。
人体に無駄なものがないように、地球上の生命にも無駄なものは何1つありません。
害虫と言われるような生き物でも、自然界で何らかの役割りがあって存在しています。
もし、地球上に人間だけしかいなくなったらどうでしょう。
呼吸が出来なくなり、食べ物もなくなり、死に絶えてしまいます。
全体があまりにも大きすぎて、細部しか見られないので、役割が判らず、1つだと言う実感が湧かないと考えられます。
神は完全なる愛であり叡智です。
もし、神が完全なる愛で、全ての人に宿っているのであれば、この世に怒りや憎しみもなく、戦争は起きないのではないかと思う人もいるでしょう。
全ての魂は、神を宿しています。
しかし、個々の魂の進化の程度によって、顕現の仕方も大きく変わって来ます。
より進化した魂ほど、より多くの神性が発揮されています。
人間には自由意思が与えられています。
自由意思は進化の程度によって規制を受けますが、神の心に適った想い(愛)を表現をする人もいれば、神の心に反した想い(怒りや憎しみなど)を表現する人もいます。
前者は魂の進化が促され、後者は妨げられますが、神は良心を顕現させて、自由意思を持つ人間が過った方向に進んで行かないようにしています。
地上の人間は、魂から生じている想いを、(地上の)自我と言う媒体を通して、肉体を使って表現しなければいけません。
自我は、地上の環境から自己を守ろうとするため、どうしても利己的になってしまいます。
そのために、魂が神性を発揮しようとしても、地上の自我により妨げられてしまいがちです。
捨てられた子猫を拾って来た子供も、大人になるのに従い自我が大きくなり、自分を優先してしまうために、見て見ぬふりをしてしまいます。
魂に神が宿っているのは確かです。
しかし、利己性のある自我を通すことによって、神性の表現は大幅に抑制されてしまいます。
与えられた自由意思によって、神の心に反した怒りや憎しみを表現してしまうこともあります。
地上の人間(魂)は未熟であり、自我があるために、神が宿っていても、望んでいない戦争が起きてしまいます。
神は法則(摂理)としても、この世界に顕現しています。
戦争によって苦痛が生じるのも、苦痛を味わうことによって怒りや憎しみではなく、友愛を表現するようになって行くのも、神の法則の働きよるものです。
お互いを認め合い、全体に調和が生まれ、ばらばらになっている生命が1つになって行くのも、同じ法則の働きによるものです。
ところで、神に向かって合格を祈るのは無駄なことなのでしょうか?
無駄になるのか、ならないのかは、祈りの動機によります。
例えば、卒業して良い会社に就職して、安定した暮らしをするためと言うのであれば、動機は利己的なので、祈りは届かないのかもしれません。
人や社会のために自分を役立てるために学びたいので合格させて下さいと祈れば、動機は利他的なので、効力を発揮するかもしれません。
注意しなければならないのは、心の底から湧き上がる想いでなければ、何回祈ったとしても言葉を羅列しているのに過ぎず、効力はないと言うことです。
真の動機が何なのかは、祈る前に全て知れています。
個々の魂が進化し、1つになって行くのが、神の望みと考えられます。
自らが成長するため、他者のために自分を活かそうとする祈りであれば、神の望みに適っているので絶対に無駄にはなりません。
実現しようとする中で、個の進化が図られ、全体の進化にも寄与していることになります。
24 件のコメント:
イクミ様
いつも心を救ってくださるブログをありがとうございます。
この世で一番大切な人が亡くなってから、「生きる」ということをよく考えるようになりました。
なぜ私だけがこの世に残されて生きているのか、なぜ生まれてきたのか。
明確な答えは出ていませんが、世の為に自分を役立て、丁寧に生きていかねばならないのですね。
もうすぐ大好きな人の四十九日となりますが、昨日今日と不思議な事がありました。
昨日は玄関に入る直前に、ふわっと温かいエネルギーのようなものを感じ、人の気配ではないのですが温かくて心地よくて嬉しくなりました。
また今日は、春を感じる中、車を運転しながら大好きな人に「桜が咲いたら一緒に見に行きましょうね。」と語りかけていたら、お香のようないい匂いがふわっと漂ってきたのです。
本当に、確かに匂いがしました。
暖房はつけていなかったし、窓は閉まっていたので外気の影響ではありません。
初めての事でしたが、大好きな人が確実にそばに居て返事をしてくれているんだと嬉しくなりました。
私の生活の中には確実に大好きな人が居てくれる事が少しずつわかってきました。
さくら様
こんばんは。
この世で一番大切な人が亡くなって、「生きる」ことをよく考えるようになったのですね。
あなたの魂が目覚めかけているのではないかと思います。
なぜ自分だけがこの世に残されて生きなければならないのか、その答えを見つけることが、あなたにとって死の霊的な意味だと思います。
あなたが辿り着くであろう真理です。
不思議なことがあったのですね。
ふわっと温かいエネルギーを感じて、心地よくなったそうですが、実は今日、私も父の治療をしている時に、あなたと同じように心が温かくなるような感覚がありました。
父を守護している存在(多分ですが父の祖父)から私に向けられた思念であると感じています。
彼の魂がすぐそばに来ていて、オーラに包まれていたと思います。
生前、彼のそばにいて同じような感覚になった時はないでしょうか。
彼に語りかけたら、お香のような匂いが漂って来たのですね。
気のせいや、嗅覚がおかしくなったのではありません。
霊が存在を示す時には、良くあることです。
急に匂いがして来たら、誰れかがそばに来ていて、何かを伝えようとしていると思って下さい。
その匂い(現象)から、込められた想いを感じ取って下さい。
彼の肉体はありませんので、目や耳に訴えることはもう出来ません。
五感を超えた手段で、想いを返してくれています。
信じることさえ出来れば、さまざまな局面で感じることができます。
ちゃんと気付いてくれたので、きっと喜んでいるでしょう。
イクミ様
質問です。神様は私達を愛しておられると思いますか?
tomoko様
おはようございます。
神は第3者的な存在ではありません。
親から受けるような直接的な愛とは違い、自然法則を通して愛していると思います。
私たち自身が、未熟で不完全な神の一部です。
神の心(愛)を表現すると、自然法則の働きにより成長し、私たちは完全に近づいて行きます。
法則の働きを通して、自ら(完全)に近づけようとさせる心が、神の愛だと思います。
お答えになっていなかったら、申し訳ありません。
イクミ様
こんばんは。最近は体調が回復し、貧血の自覚症状はほとんど無くなりました。通常通り仕事も行けていて、彼の家と実家の行き来を続けています。次回の受診は3/25(月)の予定で、その時に少しでも良い結果が出れば…と思っています。イクミさんもお忙しい中、いつもお世話になっていて申し訳ないのですが、今晩22時に予定通りヒーリングをお願いします。
また、来週の予定としては27日(水)、29日(金)、30日(土)は実家にいる予定なので、もしイクミさんの都合がつけばヒーリングをお願いしてもよろしいでしょうか?
きりんの長女様
こんばんは。
体調が回復して来て良かったですね。
検診で良い結果が出ることを祈っています。
それでは今晩10時にヒーリングを行います。
リラックスしてお待ち下さい。
次々回は27日午後10時を予定しておいて下さい
イクミ様
いつも温かく救われるブログをありがとうございます。
間もなく大切な人の四十九日を迎えます。
イクミ様のお陰で、彼の存在を信じ過ごしております。
ただ、この数日は自分の心の保ち方に自信がないです
家族でも恋人同士でもなかったので、大好きな人に向ける私の変わらぬ愛情は一方的ではないのかと、ふと頭をよぎってしまうのです。
恋人同士ではなかったけど、私にとって彼は、これまでの人生において最も魂を救って下さった人で、一番感謝と愛情を向けていた人でした。
彼も男女の愛を越えた慈しみの愛情を注いで真っ直ぐに寄り添ってくれました。
そのように、しっかりと心の繋がりをお互いに確かに感じていたのに、この数日は五感で感じられない寂しさに負けてしまい、私の一方的な愛情になっているのではないかと自信がなくなっております。
亡くなってからも、香りを漂わせたり温かい空気で存在を感じさせてくれる大切な人に、こんな気持ちを持つのは申し訳なく思います。
思念の世界で生きる彼ともっとコンタクトをとりたい、彼は私に何を言っているか知りたい、などと、強く思うばかりに焦ってしまっているのかもしれません。
亡くなってから、より一層、彼を愛している気持ちが増してきて、溢れる気持ちをどうしたらよいか戸惑ってしまいます。
さくら様
こんばんは。
五感を超えて彼を感じられない焦りから、いろいろな想いが生じているのかもしれません。
家族でも恋人同士でなくても、魂が結ばれている人はいます。
むしろ、地上的なものに捉われない、純粋で強いものを感じます。
彼は、どんな人でも分け隔てなく愛せる人ではないでしょうか。
地上のいろいろなところから、感謝の想いが届いているでしょうが、その想いは彼がこの世の人に与えた愛の報酬となっています。
あなたから届く想いは、彼にとって特別な悦びとなっているでしょう。
あなたへの想いは何も変わっていません。
障壁を作るような心配はしないで下さい。
今まで通りに、まっすぐに信じていれば良いのです。
あなた想いは、十分過ぎるほど判っています。
早く想いを受け取りたいと強く思うと、その思いが受け取るのを妨げてしまいます。
難しいのですが、無欲無心でいるように心がけて下さい。
イクミ様
連絡が遅くなってしまい、すみません。
先日はヒーリングありがとうございました。温かい鼓動のようなものを強く感じました。
おかげで体調も良く、過ごせています。明日は受診予定なので、結果が出たらまたお伝えしたいと思います。
お忙しい中イクミさんにはいつも都合を合わせて頂き、ありがとうございます。次回、27日の午後10時に宜しくお願いします。
きりんの長女様
少しずつでも、病気が良くなって行けばと思います。
それでは、次回は27日に午後10時に行います。
イクミ様
ありがとうございます。
彼からの想いを感じたい感じたいと強く思いすぎていたのかもしれません。
そうですね...。
その思いが、逆に妨げとなっていたのですね。
イクミ様からのお言葉を何度も何度も読んでいたら、段々と落ち着いてきました。
すると、「私には全身全霊で愛する人が居てとても幸せなんだ。彼からの想いを感じるかどうかではなくて、私はただただ彼を愛していればいいんだ。それが私にとって喜びでもあるから。」と思えてきて楽になり、何の感情かわからないのですが、涙が溢れてきました。
色々、気付かせていただき、大変ありがとうございます。
穏やかな気持ちで眠ることができます。
イクミ様
病院に行ってきました。貧血はほぼ改善されていて、採血の結果は良好でした。ただ、今後また再発を繰り返すようであれば、免疫抑制剤への切り替えや脾臓摘出の手術などの治療法を改めて説明されたので、再発したらどうしよう…と少し不安にもなってしまいました。でも、妹は「良くなってるんだし、そんな不安になることないよー!」と伝えてくれたので、まずは今のステロイド治療をきちんと受けて、病気が良くなるように頑張りたいと思います。今後ともヒーリングの方も引き続き、受けさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。
さくら様
こんにちは。
心の中に浮かんで来た言葉で楽になったのであれば、あなたが辿り着いた小さな真実かもしれません。
大切にして下さい。
きりんの長女様
検査の結果が良好で何よりです。
担当の先生がいろいろな説明をして少し不安になってしまったようですが、妹さんが言っている様に、現状を素直に喜びましょう。
イクミ様
昨日はヒーリングありがとうございました。おかげさまで体調も良く過ごすことができていますし、イクミさんや妹はもちろん、霊界の方々にも見守ってもらえていることを感じ、不安なく治療に専念することができています。あとは、自分もしっかりと病気を治すぞ!という気持ちで頑張りたいと思います。
来週の予定としては、4/1,4は実家にいる予定です。もしご都合が合えば、またヒーリングの方をお願いできますでしょうか?
お忙しい中いつもありがとうございます。イクミさんの無理のない範囲でよろしくお願いします。
きりんの長女様
今の体調がずっと続くことを願っています。
霊界の人たちに、引き続き感謝の気持ちを持ち続けて下さい。
次回ですが、4月1日と4日の両日午後10時に行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
イクミ様
ありがとうございます。本当に今の私は霊界の人たちに支えられています。感謝の気持ちを伝えることはもちろん、その他に私にできることがあればしていきたいと考えています。少しずつですが、私に何ができるか考えていきたいと思います。
両日もありがとうございます。よろしくお願いします。
イクミ様
再び投稿させていただきます。
今日、私にできることは何かなぁと妹に聞いてみました。すると、妹から以下のように伝えられました。
・今はタイミングではないこと
・まずはもっとシルバーバーチのことについてお姉ちゃんが理解するのを霊界の人たちが待っていること
・誰も読むように強要しているわけではないが、その時が来るまで見守ってること
・シルバーバーチを理解した方が妹の言ってることがもっとよくわかること(これはイクミさんもおっしゃっていたことです。)
私は病気が再発した時に、イクミさんとお話をしてシルバーバーチを読みました。しかし、確かに触り程度で、その後は日常の忙しさにかまけて触れなくなってしまっていました。前回の投稿でもお話させてもらったのですが、シルバーバーチに関して拒否しているどころか、本当に信じているし、受け入れています。なのに、どうしてか私の魂がシルバーバーチを追及したいというところまでいっていないというのが正直なところです。それがどうしてなのか、私自身全くわからないのです。ただ、私にとって一番大切な妹がそう言っているのだからシルバーバーチをもっと読んでみようという気持ちになっています。仕事や結婚の準備で忙しいのは事実なので、毎日少しの時間でも読み進めていけたらと思っています。
とりとめのない文章で申し訳ないのですが、今の私の気持ちや現状をイクミさんにお伝えしたかったので投稿させて頂きました。
hiro様
初めましてイクミです。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
あなたも歯科医師だと聞き、とても親近感を持っています。
開業13年目で46歳であれば、1番仕事が充実している時期だと思います。
あなたの抱えている悩みや葛藤は良く判ります。
治療に追われて、患者さんと満足に話も出来ないのは私も同じです
また、医療は不確実なものであり、予定通りに行くとは限りません。
不測の事態に遭遇したり、思わぬ失敗もあり、実力のなさを痛感し、大きなストレスを抱えることもあります。
スタッフのことでも頭を悩ませます。
寝ても覚めても、仕事のことが頭から離れずに、心が休まる時がないとお察しします。
私の過去のブログも読んでもらったようですね。
私が受けた処分が、いかに致命的なものだったのかは、あなたには理解していただけると思います。
苦境に追い込まれる中で、魂が目覚め、霊的真理を受け容れることができたので、今は私にとって必要なことだったと思っています。
今の状況を良く話してくれましたので、率直に言います。
良心の呵責を感じることは、直ぐにお止めになって下さい。
DAにDHの業務をさせたり、書き加えたりするのはいけません。
ブログにも書きましたが、みんなやっていることだからとか、ばれなければ良いという考えは通用しません。
因果律は正確無比に働きます。
摂理に従って生きることが何より大切です。
経営のことを心配されているのでしょうが、保険医取り消しでも、何とか私も生き延びて来られましたので、あなたが診療内容を変えたとしても、医院は維持して行けるはずです。
収入減になるのは避けられないかもしれませんが、あなたの精神状態はきっと安定するでしょう。
あなたは霊的真理を受け入れつつあり、それを実践できるのかどうかが、今、試されているのかもしれません。
勇気を出して、正しい方向に進んで下さい。
乗り越えられないことはありません。
そして、摂理に従って、患者さんのために診療をしているうちに、DHも集まりあなたが目指している診療が出来る体制が徐々に整って来るような気がします。
以前の私は、仕事で成功することが人生の目的になっていました。
それが、霊的真理を受け容れ、神の摂理に従って生きることに変わりました。
仕事は魂を成長させる大切な糧になっていますが、それ以外にも目を向けて良いのかもしれません。
私は真理の普及を地上を去る時までして行きたいと考えています。
あなたも、何かを見つけてみてはどうでしょうか。
見つからないうちは、経営のためではなく、人のために仕事をして下さい。
きりんの長女様
こんばんは。
妹さんは、今は時期ではなく、霊界の人は霊的真理を理解するのを待っていると伝えて来たのですね。
人のために自分の能力を活かしたいという、あなたの純粋な思いから、今回のことを思い付いたのですが、まだその時期ではないと言うことのようです。
素直に従いましょう。
地上に頼るものがなくなり、ぎりぎりまで追い詰められた時に、真理は受け容れられると言われています。
言い方を変えると、悲しみや苦しみに溺れそうな時に、助けてくれるのが真理です。
お母様も私も、そうだったと思います。
あなたはまだ若く、これからご結婚も控えていて、ご自分が幸せに満たされる時期であり、魂は目覚めているでしょうが、真理を欲していないのかもしれません。
温かいご家庭を築いて行くことが、今最も大切なことであり、成長にもつながるのでしょう。
5月から新しい生活が始まります。
あなたはご家庭で中心になる人なので、元気でいるようにしましょう。
ヒーリングは予定通りに行います。
イクミ様
お返事ありがとうございました。
イクミさんの言う通り、私は少しでも悲しみの中にいる人を支えるために妹と繋がっているこの能力を活かすことができるなら、できることはしたいという強い思いを持っています。しかし、昨日の妹との会話で、私が霊的真理をより深く理解し、受け入れないとそれは達成できないのだと解釈しました。だからこそ、霊的真理を読まなくては…という思いになりましたが、イクミさんの言うように真理を欲していない自分がいます。読み進めていても、のめりこめないのです。内容はすごく理解できるし、読むべき必要なものだと頭ではわかっているのに、何故か気持ちが追い付いてきません。
実はこれは初めてのことではなく、母が霊的真理にたどり着き、教えてもらった時から今までずっとそうなのです。確かに現在は結婚を控えて幸せな時期ではありますが、それ以上に妹がそばにいてくれることが私にとって最大の幸せであり、妹さえいてくれればそれでいいという思いが真理を欲しなくなってしまっている理由なのかなとも思っています。
妹との繋がりを発信して、誰かのために奉仕をしたいという思い
霊的真理をより深く理解しなければいけないという思い
しかし、霊的真理を読んでも気持ちが追い付いてこないというもどかしさ
様々な感情があって、どのように霊的真理と向き合えばいいか悩んでしましました。
妹は「誰も強要していないのだから、自分の考えでいい」と言ってくれています。もう少し自分でも考えなくてはいけないですね。
きりんの長女様
こんばんは。
話が少し大きくなりますが、今、世界中で戦争や貧困などの問題が起きています。
その原因は、霊的な無知と言われています。
この世で終わりだと思えば、自分さえ幸せであれば、人はどうでも良いと考えてしまいがちになります。
次の世界に行けば、跡形もなく消えてしまう富や権力を、過剰に持ちたがる人が何と多いことでしょうか。
利己的な考えと、唯物主義が、地上の諸悪の根源と言っても差し支えありません。
霊界ではその状況を容認できなくなったので、今、世界中に霊的真理を普及させようとしています。
霊界において計画が立てられ、地上に降ろされて、世界各地で実行に移されています。
ヒーリングも、メッセージを伝えるのも、真理普及の1つの手段です。
霊力が介在しなくも、真理に救われた人が、必要としている人に伝えて行くことでも普及して行きます。
あなたのお母様も、周りに最愛の人を亡くして悲しんでいる人がいれば、シルバーバーチの霊訓を教えることもあるかもしれません。
その様な形で、少しずつですが、着実に真理が普及して行ってます。
あなたに起きている現象は、魂と霊界の存在を証明するのに有用であると考えられます。
霊界は真理の普及に強い使命感を持って臨むことを、地上の人に期待しています。
しかし、今、あなたにそれを望むのは難しいと思います。
霊的真理の重大性を理解して、初めて強い使命感が生まれると考えられるからです。
私が真理を知り、伝えなければと強く思ったのは、40代半ばになってからのことです。
それまでは、さまざまな人生経験を積む時期だったと考えています。
あなたも、これから人生経験を積みながら、真理の重大性に少しずつ気付いて行くと思います。
悩む必要はありません。
今は、活かす時期ではないと言うことです。
人のために役立てたいと思い続けていれば、その時が必ず来ます。
私がこの様な提案をしたばかりに、あなたを悩ませてしまい、申し訳なく思っています。
hiro様
あなたの仕事上悩みや苦労は、どこの歯医者でも多かれ少なかれ抱えています。
Drが1人、スタッフが3人で50人の患者さんは多すぎます。
あなたが言われているように、ただ機械の様の動き回ることを要求されて、働いていると言うよりも、働かされていると言った印象でしょう。
メンテナンスの患者さんも多いのでしょうから、DHがいないのであれば、回して行くためにはDAがせざるを得なくなります。
他の医院でもやっているのかもしれませんが、あなたが違うところは霊的真理を知っていることです。
いけないと判っていて、続けてはいけません。
シルバーバーチは罪が倍加すると言っています。
私は取り消し処分を受け、霊的真理を受け容れたこともあり、多くを望まなくなりました。
経済的には、家族が養えるだけのものがあれば、それで十分と考えるようになりました。
歯医者としての体面を保とうとすると、多くの患者さんを診なければならなくなります。
余分なものを求めているために、今、苦しい思いをしているのかもしれません。
ご家族の意向もあると思いますが、あなたの心身の健康のために、見直されてはどうでしょうか。
摂理に従って生きていれば、過不足のないものが与えられると、私は信じています。
動機さえ正しければ(経営のためではなく患者さんのため)、少し時間がかかったとしても、あなたが望んでいる方向に向かって行き、患者さんも付いて来ると思います。
経営者の立場も十分に承知しているのですが、ここでは霊的真理に基づいて書いています。
焦らずに、患者さんに十分な説明をして、納得してもらった上で、正しい方向に進んで行って下さい。
hiro様
おはようございます。
良い方向に進み出して、安心しています。
スタッフもあなたと同じ様な心境ではないでしょうか。
最初は、いろいろな面できついところもあるでしょうが、あなたが気持ちよく働くことが出来れば、それが医院全体に波及して、患者さんにも伝わるでしょう。
あなたを見守っている存在が、正しい方向に進んで行くように、ここに書き込むように導いていた気がしています。
常に共にいて、人のためになる生き方をして、成長して行くように援助をしていますが、今のあなたの様子を見て、きっと安心していると思います。
私は十数年前から本屋でいろいろな本を見て来ましたが、シルバーバーチの霊訓に勝るものは、未だ見つかりません。
私の原点になっていますが、お手元にあれば繰り返し読んで下さい。
機会があれば、お会いしましょう。
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