2020年11月22日日曜日

同胞意識


新型コロナウィルスの流行が止まりません。

世界では5560万人以上の人が感染し、134万人以上の人が亡くなっています。

慣れとは恐ろしいものです。

少し前は、感染者が増えると脅威に感じていたのに、今ではそれほど驚かなくなっています。



世界で1番感染者が多いのはアメリカです。

今までに1100万人を超える人が感染し、24万人以上の人が亡くなっています。

経済的に豊かで、医療水準が世界のトップレベルにもかかわらず、感染者や死亡者が抜きん出て多いのは何故でしょうか?



多くの人が感じている様に、マスクを着けない人がたくさんいるのも一因となっているのは間違いありません。

ソーシャルディスタンスを守っていない人も少なくないようです。

個人の自由を尊重する余り、感染のリスクを高めてしまっているように見受けられます。



他にも要因があると思います。

アメリカの医療費は信じられないほど高額です。

例えば、奥歯が虫歯になり日本の歯科医院で神経の治療をすると9400円弱ですが、アメリカで同じ治療をすると20万円位かかります。(日本は皆保険で患者さんの多くは3割負担なので、実質2820円の支払いです)

盲腸の手術で入院すると、日本では約53万円(自己負担は約16万円)、アメリカでは600万円もかかるそうです。

日本では、救急車で病院に運ばれても無料です。

アメリカで救急車を利用すると、後で数十万円の請求書が送られて来るそうです。

これでは、アメリカに行って病気にはなれません。



アメリカ人の多くは民間保険に入っていて、そこから医療費が払われます。

しかし、2750万人の人は保険に入っていないそうです。

保険に入っていない人が、もし新型コロナウィルスに感染して入院し治療を受けると、どれ位の治療費を請求されるのか?

470~820万円と言う試算があり、中には1億2000万円もかかった人もいたようです。(高齢者で公的医療保険制度の対象であったため支払いを免れました)

保険に入っていない人のほとんどは所得が低いために、そんなお金など持っているはずはありません。

コロナに感染している可能性があっても、薬局で風邪薬を買って飲んで、家でじっとしている人が多いのではないでしょうか。

もし、一緒に住んでいる人がいるのならば、家庭内で感染するのは目に見えています。

体の調子が悪いからと言って休むと解雇されてしまう可能性があるので、無理を押して仕事にも出るでしょう。

今度は、職場において感染が起こります。



人種間でも、死亡率に大きな差があるようです。

シカゴ市では黒人の人口比率が約30%に対して、死亡者は約60%だそうです。

全米においても、人口10万に当たりの黒人の死亡率は、白人の2倍以上です。

この理由は、人種間の生物学的な差ではなく、適切な医療を受けられるかどうかの社会的な立場の差を反映していると思われます。

また、経済的な理由から適切な医療を受けられず、基礎疾患が放置されているために重症化し、死亡率を高めている可能性もあります。

こんな社会的な背景もあって、1日に2000人に迫る人が亡くなっていると推察されます。



次に、感染者や死亡者が多いのがインドとブラジルです。

やはり、経済的に豊かな人と貧しい人の格差が著しい国です。

格差に慣れ切ってしまい、同じ国にいる人がコロナの感染による生命の危機に晒されていても、どこか対岸の火事の様に感じている人が多いのではないかと思ってしまいます。



自由競争社会では格差が生まれるのは当然であり、それを否定する気はありません。

努力した者が、報われる社会であって欲しいと思います。

しかし、自分さえ良ければそれで良い、そんな利己的な考えが蔓延してしまうと、社会的な格差は予想以上に広がり、弱者は見捨てられることになります。

そんな弱者を狙って、コロナは拡がっているような気がしてなりません。

現状のままでは、流行は止まらないような気がします。



地上には、勝ち負けがあります。

霊界では、調和や協調を基調とした世界なので競い合うことはなく、そのために勝ち負けは存在しません。

あるのは、霊的な進化の程度の差だけであり、より多くのものを分け与える者が、自然法則の働きによって上に行きます。

持っている者が、持っていない者に分け与えることによって、神の愛が満遍なく行き渡る様になっています。

それに比べて地上では、勝ち負けにこだわり、持っている者が、さらに持とうとするために、格差が進んで行きます。

地上では仕方がないと思っている人も多いでしょうが、明らかに神の摂理に反した状態です。



霊界では、霊的な罪を犯せば、神の摂理の働きにより、直ぐに結果が現れます。

しかし、地上では物質が介在しているために、結果が現れるとは限りません。

そのため、罪を犯していても気付くのが難しくなります。



神の摂理は愛です。

利己的な行いや、貪欲さは、道徳的に良くないのではなく、霊的に罪なことです。

そのことに気付かないまま、生きている人があまりにも多いです。



地上的な欲望が強くなると、霊的な意識は希薄になります。

それに伴い、同胞意識が欠如して来ます。

自分のことだけを考えていると、街の片隅で助けを求めている人がいても、そのことに気付きません。

気付いたとしても、他人事であり、見て見ぬふりをしてしまいます。

それが当たり前になっている社会は、霊的に病んでいます。

コロナの流行が、人間が利己的になり、同胞意識が欠如したために、歯止めがかからないのであれば、その原因は霊的次元にあると言えます。



もし、人間が利己的になることで、コロナが蔓延するのであれば、利他的な行動を心がければ、終息に向かうはずです。

それでは、具体的にどの様な行動を取れば良いのでしょうか?

人に移さないために、マスクをするのは大前提です。

感染させる可能性があるので、多くの人との直接的な接触はなるべく避けます。

たくさんの人を感染させる可能性があるので、密集は避けるようにします。

旅行の動機が、観光施設を支援するためではなく、金銭的に得をするためであれば、良い結果をもたらすとは思えません。

ストレス解消のために飲酒をすると抑制が外れて、他者への配慮に欠けた行動を取ってしまいがちになるので極力控えなければいけません。

自分の楽しみのために、感染リスクのある行動は、今は控えた方が良いのかもしれません。

自分に移らないようにするのではなく、人に移さないと言う意識を持って行動すれば、神の摂理に適っているので、感染は拡がらないと考えています。



データは不足していますが、ワクチンは流行を止めるために、最も効果的な手段であるのは間違いありません。

世界中の人にワクチンを接種すれば、感染者も死亡者も激減すると思います。

しかし、ワクチンを開発している国は限られているので、開発することが出来ない国は、他の国に頼らざるを得ません。

国民全員に行き渡るための費用は莫大なものとなるため、経済力のない国は買えないかもしれません。



自分の国だけが良ければと思えば、アメリカと同じ状況になり、経済的に弱い国の間で蔓延して、終息することはないと考えられます。

世界規模で同胞意識を持って、経済的に豊かな国が、貧しい国のために支援しなければいけないと思います。



国はたくさんあり、人種もさまざまですが、人類は霊的に1つです。

人間だけでなく、動物たちも含め、あらゆる生命は運命共同体です

個人や自国のことばかりを考えていると、因果律の働きによって、それが過ちであることを知らしめる結果が生じます。

霊的に1つであると言う意識が生まれないと、富める国で流行が治まったとしても、貧しい国の間でくすぶり続け、因果律が働き、再び世界中に拡がる可能性があると考えています。



新型コロナウィルスの流行は、霊的に病んでしまった人類が、霊的な意識に目覚めて、健全さを取り戻すために、神の摂理の働きによって生じていると思います。

もしそうであれば、世界中の人々が同胞意識を持ち、助け合うことによって、克服できるはずです。




 

43 件のコメント:

ラッパ吹き さんのコメント...

イクミさん、
読ませていただきました。
世界中の人々が同胞意識を持ち、助け合うことでパンデミックも収束できるはず。
その通りだと思います。

コロナをめぐって、助け合う愛の人たちと利己的な行いや貪欲さの人たちがせめぎ合う構図をぼんやり考えていて、ふと頭に浮かんだのが、利己的に富を抱え込む人たちは自分を本当には愛せていないのかもしれない、ということでした。

自分は「足りない、価値がない、etc.」と責めるから、その恐怖や欠落感を埋める代償として富や名声や地位やを脅迫的に追い求め、持ったものは抱え込んで離さない。

自分を愛して慈しめる人は、そんな恐れがないから与えることができるし、他者を真に愛することができる。道徳心や倫理観に責められるからじゃなく、喜びを感じながら。

そんなことを思いました。
まとまらず、尻切れですがご容赦ください。。

ラッパ吹き

イクミ さんのコメント...

ラッパ吹き様

こんばんは。
その後、心の様子はいかがでしょうか?

更新したブログを読んでいただき、ありがとうございます。
新型コロナウイルスの流行は、何かしら霊的な意味があると思いましたが、利己主義、貪欲が要因になっていると考え、書いてみました。

世界のトップ8人の資産は、全人口の約半分(下位36億人分)の資産と同じというニュースを聞いて驚きました。
富を蓄えるだけ蓄えても、霊界に持って行けるわけではありません。
執着したままま逝けば、蓄えた富が気になり、地縛的になるだけです。
相続争いでも起これば、自分のしていた愚かさを、ただ悔いるだけです。
有り余る資産を、必要なところに回せば、どれ位の命が救われるのでしょうか。
私も回すように努めていますが、将来のことが不安になる昨今の状況で、世界的に寄付が減って来たようです。

そうですね。
霊的に満たされていない人が、代償的に物質で満たそうとしている部分があると思います。
そんな人は、絶対に手放さないでしょう。
資産が増える喜び、物を買う喜びよりも、自分の持っている物が持たざる人のために活かされる喜びの方がはるかに大きいのですが、そうは思わないのでしょう。

イエス・キリストは弟子に「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」と言っていますが、世界最大のキリスト教国家であるアメリカで、多くの人がその意味を判っていないように思います。

コロナの流行が終わった時、霊的に大切なものに気付く人が多くなっていると思います。

つらい時は、遠慮なくおっしゃって下さい。

Kokoro さんのコメント...

イクミさま
こんにちは。今日も、興味深く読ませていただきました。
私の住む国でも、相変わらず感染が拡大しています。
コロナウィルスについて、日々色々な考えをめぐらせながら生活しています。
私は動物が大好きで、コロナのために飼えなくなり(金銭的に、などの理由で)ペットを捨てるひとも多いようです。虐待など・・・
動物には罪がないし、もともと動物は外で生活するべきなのに、人間の勝手な理由で室内飼育を強いられていたりすることも、考えれば考えるほど動物がかわいそうと思います。
飼い主だけを見て生きてきたのに、突然捨てられて飢えて死ぬ動物など、人間の勝手で動物が苦しい目にあうのは、神様はどう思っているのか、、、と理不尽な気持ちになってしまいます。
それからイクミさんのおっしゃるとおり、みなが利他的になれば本当に良いと思います。
私は家で仕事をしていますが、家事などでなかなか集中できず、昔のようにカフェにいって仕事をしたいなと切実に思っていますが、もしも私がカフェでコロナに感染したら、私の住む国では家族全員陽性陰性に関わらず隔離となります。すると家族にも莫大な迷惑をかけるし、家にいる猫二匹は一体どうなってしまうのか?と考え、コロナがおさまるまで我慢することにしました。小さなことですが、私が出来ることを続けたいと思います。

ラッパ吹き さんのコメント...

イクミさん、ありがとうございます。

正直に書かせてください。醜くはしたない吐露をどうかお許しください。

皆さまにヒーリングしていただいた2日間、これまでにないくらい、十数年ぶりにとても平穏な気持ちでいられました。何があったのか、というくらいに。まるで何も知らなかった幼い頃のように。太陽の日差しが当たり前に穏やかに感じられて。

それが今はまた。。
私はなぜこれほどの重荷を背負って生きることを選んだのか、どうしてもわからないんです。

目に見える障害もなく、病気もなく、傍目からは健常者に見えるでしょうし、自分でもそう思っていました。
が、振り返ると生きてこられたのが奇跡でした。どこで破滅して死んでいても、殺されていても不思議ではなかったんです。

HSP(highly sensitive person)として生まれ、踏みにじられ馬鹿にされ罵られ、逃れられないような環境の者たちや近親者に苦しめられ、”苦しみに立ち向かいなさい”とシルバーバーチ霊はおっしゃるけれど、ウツで自分を鞭打つことは自滅になり、雄々しく立ち上がることも立ち向かうこともできない。ただ、身を潜めて生きているだけで、精一杯。

それでもそんな地獄の人生の中でわずかな光り輝く人が救ってくれました。確実に死んでいたはずの状況でも私は奇跡的に救われてきました。守護してくださる霊が確かにいる。それは疑いようがありません。

ヘレン・ケラーさんには及ぶべくもありませんが、それでも私の苦難は三重苦どこれではありません。どうしてこれほどたくさんの苦しみを背負うのか、カルマの償いなのか、それほど私はいくつもの罪を犯したのか。
ヘレンにはサリバン先生がいましたが。。。。。

私だけではない。同じように、とても不条理な逃れられない苦しみの人生を生き抜いてあちらに帰って行った私の愛する人。彼女はなぜそれほどの苦しみの人生を自ら望んで選んで生まれてきたのか。

私には、どうしても、わからないんです。考えても考えても、わからないんです。

まとめようもなく、支離滅裂どうかお許しください。。

ラッパ吹き

イクミ さんのコメント...

Kokoro様

そちらはこんにちはの時間なのですね。
あなたの住む国では感染拡大が続いているのですね。
日本でも、これから急速に拡大する可能性があります。

ペットを捨てる人や虐待する人が多いのですね。
そんな話を聞くと、心が痛みます。
日本でも、大きくなって可愛くなくなったから等の、信じられないような理由で保健所にペットを持ち込む人がいます。
話題にはなっていませんが、ストレスから虐待をする人もいます。
いつもしわ寄せが行くのは、弱いところです。
密室で行われ、悲鳴は誰にも聞こえません。
その光景を想像するだけで、耐えられない気持ちになります。

霊界にいる人たちは、そんな人たちを哀れみの目で見ているでしょう。
シルバーバーチも言っていますが、あの世で動物たちがいかに愛しい存在なのかを見せられて、深く後悔すると思います。
来世でどの様な償いをするのか具体的に判りませんが、慈悲を心から求めるような状況に追い込まれ、多大な苦痛を味わうことになると思います。
神は因果律の働きによって、その心を表しています。

あなたが感染したら、家族全員が隔離されてしまうのであれば、不用意に外出も出来ませんね。
私にも犬3匹がいますが、家族がかかってしまったら、どうなるのか心配です。
人や動物のために我慢するのであれば、納得できると思います。

世界中の人が同時に、これだけ行動の制限を受けることは、かつてありません。
同じ試練を経験していて、同じ想いでいるはずです。
連帯意識が生まれ、同胞意識に発展して行って欲しいものです。
そのために、この現象が起きているような気がします。

イクミ さんのコメント...

ラッパ吹き様

ヒーリングをした2日間は平穏な気持ちでいられたけれど、また苦しみが復活したのですね。
原因に思い出せなければ、物心つく以前になりますが、それ以外に探すとすれば過去生になります。
過去生を知ることは、今の進化の程度では極めて困難と、シルバーバーチは言っています。
今の苦しみが、カルマのせいなのか、学びのためなのか判りませんが、あなたの魂が変わるためであるのは間違いありません。
何のために苦しむのかが判った時に、苦しみから解放されると思います。

あなたが苦しむ理由は、もしかしたら彼女が苦しむ理由と同じなのかもしれません。
彼女が不条理な苦しみを味わいながら向こうに行ったのはカルマのせいではなく、他者に対してより寛容になり、慈しみの想いを高めるためなのかもしれません。
彼女と想いを共有するために、後追いをしている様な気もします。
あなたの方が長く生きなければならないのは、彼女との間に霊性の差があるからなのかもしれません。

ラッパ吹き さんのコメント...

イクミさん、

頭が回らず、文章にならないかもしれません。お許しください。
考えずに、考えられずに、今ふと感じました。

心に深い闇を抱えている人たちがあります。その暗い闇が垣間見えて恐ろしい冷たさに直に触れたように感じたんです。

私はそんな者たちの餌食だったのかもしれない。都合のいい子分や着せ替え人形や思い通りに奉仕する奴隷でいるうちは平穏でも、ありのままの自分自身でいようとした途端に牙を剥き憎しみをあらわにする。

それを学べと神は意図されたのでしょうか。では何のために?

そんな深い闇を抱えた霊を救うことが私のような者にできるのか。

「己を許し、慈しめよ」
私の守護霊は何を意図してそう伝えられたのか。そこに何か通底するものがありそうな気がして。

自分を許し、癒し、慈しみ、愛することができて、初めて他者を癒すことができる。エリザベス・キューブラー・ロス博士が講演で語られたことです。

支離滅裂お許しください。
汲み取っていただけるでしょうか。。。

ラッパ吹き

イクミ さんのコメント...

ラッパ吹き様

おはようございます。
心に深い闇を抱えている人たちは、確かにいると思います。
普段は平穏でも、ありのあまの自分でいようと牙を剥き、憎しみを露わにする、そんな人たちもいるのかもしれませんが、それよりも、あなたは感受性が強いために、人の負の感情を敏感に感じ取ってしまう方が、苦しみの大きな原因になっているように思います。
自我(エゴ)が少ない人は、自分を偽って生きるのが苦手です。
また、無防備であり、人からの思念の影響を大きく受けてしまいます。
地上で生きている限り、あらゆる思念にさらされます。
そのことで、感受性の強いあなたは、恐怖や不安を感じ、生き苦しさにつながっています。

神の意図があるとすれば、あなたが恐ろしく感じている、あるいは怒りの対象になっている人を信じ、その人の中に、神性を見い出すことなのかもしれません。
それには、まず自らの中に神がいることを自覚して、意識するように心がけることが大切だと思います。
神は完全な愛です。
全き愛は恐れを締め出すと言われています。
あなたの中から湧き出ている神の愛に気付くことによって、怖れや不安は和らぎ、平穏な心を取り戻すことが出来ると思います。

平穏な心で、その人たちを見れば、全く違う人に見えます。
もし、あなたの心が愛で満たされていたのならば、その人たちの中にも神性を見い出すことが出来るでしょう。

自分がどの様な心でいるのかで、同じ相手でも全く違って見えて来ます。
相手が恐ろしいのではなく、あなたが心がそう感じてしまっているのです。

自分を許し、癒し、愛すことが出来ると言うのは、自分の中にいる神と同調し、その愛を引き出すことと同じ意味ではないかと思います。

外にいる神に意識を向けるのではなく、内にいる神に意識を向けて下さい。
あなたは神の一部であり、怖れるものは何もないのです。

ぎろ さんのコメント...

ラッパ吹き様

おはようございます。
コメントにあった彼女という単語がどうしても気になり、
過去のコメントを申し訳ありませんが拝見させて頂きました。
大変な内容で、何度も読み返しては放心状態になりました。
その中でもイクミ様がコメントされておられた内容に
なぜか目が止まってしまいました。それが下記のものです。
「あなたを1番大きく成長させているのは、間違いなく彼女であり、この世にいようとあの世にいようと関係はありません。
彼女は慈悲に満ちた魂であり、苦しみや悲しみを通してあなたの魂を浄化し、鎮めるために存在しているように思えます。」
どうして目が釘付けになってしまったのかはわかりません、また私と重なる部分を見たのかもしれません。
ですが、私がどうしても心に思い浮かぶのは、ラッパ吹き様が全てを乗り越えて、
あの世で彼女と一緒になりとてつもない幸せに包まれているお二人の姿です。
それを想うと泣いてしまいます。
ご存知かと思いますが、全ては良きに計らわれています。
怒りや憎しんでいた人すら自分を成長させてくれた大切な人です。
将来お二人にやってくる幸せを想えば恐れるものは何もないのではと思います。
ラッパ吹き様が心の底から望むもの、魂が望むもの、内なる神が望むものはなんですか?
私ごときがと思ってコメントをやめようかと思いましたが、
止むにやまれず投稿してしまいました。
気分を害されたら申し訳ありません。

ラッパ吹き さんのコメント...

イクミさん、
ありがとうございます。

昨夜、私が恐れている人たちも自分の中の闇に苦しんでいるんだと思った時、心に暖かいものが湧いてくるのを感じました。憐れむのではなく、可愛そうというのでもなく、ただただ穏やかな平安な気持ちになりました。。
もしかしたらこれが、内なる神の愛、内なる神の力なのかもしれない、そう思いました。

ぎろさん、
ありがとうございます。感謝しています。
私が心から望むもの、それを追いかけて、迷いながらもがいています。この道を歩きたい。ビル・エヴァンスが言ったGo for beauty and truth, and forget the rest.
つらい時に、不思議にこれまで気付かずにいた何かが解ったり聴こえたり感じたりします。
ぎろさん、ありがとうございます。

ラッパ吹き

ぎろ さんのコメント...

ラッパ吹き 様

ご返信ありがとうございます。
ラッパ吹き様は過去のコメントで、
「私が心の底から求めている人の声を聞いていただくことはできますでしょうか。」
とおっしゃっていました。
心の底から望むもの、魂が望むもの、内なる神が望むものはそれぞれ大差はないと思います。
もしかしたら、ラッパ吹き様の内なる神は彼女とのつながり(愛し合うこと)を
求めているのかもしれない、それであればイクミ様がおっしゃった。
「苦しみや悲しみを通してあなたの魂を浄化し、鎮めるために存在しているように思えます。」
にもつながるかもしれないと思いました。
勝手なことばかり言ってしまい申し訳ありません。
これについてはこれ以上は差し控えます。
ラッパ吹き様の状況がうまく進展しますようにお祈り致します。。。

ラッパ吹き さんのコメント...

ぎろさん、
ありがとうございます。

彼女に会いたい、声が聞きたい、思いを感じ取りたい、、とてもとても、、でもそれは私の我欲なんです。

彼女との魂のつながりは神が定めたものですから私が求めるものではなく、つながっているかいないか、だと思うのです。
私はただ愛するだけです。
我が子を愛するのとはまた違って、我が子への愛は無償の愛でも慈しみの愛で、彼女への愛は憧れや尊敬や深い共感、、のような、、うまく言えませんが。、

内なる神のご意思は、私の願望を遥かに超えたもっと広く深いものだと思います。
その内なる神のご意思に沿って歩む時、きっと彼女も共に歩んでくれる、力を与えてくれると思います。

愛し合うというのは、向き合ってお互いを求めるというより、手を携えて共に歩んで行くことではないかと思うんです。
お互いが相手のことを思って無償の愛で尽くす。ただただ与えるだけ。
そう、そうです、求めるのではなくて与え尽くすんです。それが喜びなんです。
そう思うんです。

ラッパ吹き

匿名 さんのコメント...

いくみ様

同朋意識、すごく響きました。今月に入ってから、私の母、義父が入院し、家族で助け合ってきました。先週の土曜日に二人とも無事退院してきました。

私の母は、アルツハイマーになってしまった夫(私の父)の面倒を見てきました。父は身体はまあまあ元気ですが、日々の度重なるおかしな行動が多くあり、母はその尻拭いや、頻回な確認を求める言動に付き合わなければならないことにストレスを感じ、とうとう持病が悪化し、深刻な状況になってしまいました。

現在は疼痛管理をし、来月から化学治療を行っていきますが、病に罹った時、家族はどのような気持ちでいたらいいのでしょうか。心の持ちようが分かりません。

毎日、母に身体の調子はどうか電話をかけたり、身体によいことを調べて伝えたり、週末に顔を見せ、料理を作ってきたりしています。兄弟で助け合って、父と母のサポートをしています。

そして、もっと母の側に行って色々したいと思っていた矢先に、一緒に暮らしている義父が骨折し、手術をして退院してきましたので、あまり歩いたり出来ない父の身の回りのことをしています。義父は妻(私の義母にあたる)の介護を十数年してきたストレスで少し認知症状も出始めています。

義姉、姪も協力してくれますので、助かっています。

どうしようもない不安に襲われたり、いざというときのために最悪の事態を想定し、悲しみを少しでも減らせるよう準備している自分がいたり、そわそわして落ち着きません。これからも愛を持ち、ただ淡々と日々を過ごせばいいのでしょうか。

エゴになってしまうかもしれませんが、母に少しでも良くなって欲しいです。申し訳ありませんが、私の母と義父にヒーリングをお願いできますでしょうか?

よろしくお願いいたします。




イクミ さんのコメント...

匿名様

おはようございます。
更新したブログを読んでいただき、ありがとうございます。

コメントを読んで、ご実家で暮らしているご両親が心配なお気持ち、良く判りました。
お父様がアルツハイマーであれば、一緒にいるお母様の心労は相当なものでしょう。
ご自身も持病があり、悪化されたと言うことですが、ストレスで免疫力が落ちてしまったのでしょう。
ご実家を離れて、お義父様の骨折もあり、お母様の手助けが十分に出来ないのは、おつらいでしょう。
先のことを考えると不安になってしまうでしょうが、今、ご自分で出来ることをするしかありません。

ヒーリングの件、了解しました。
お役に立てるのか判りませんが、ご家族の世話で長い間頑張って来られたお2人に向けて、行ってみようと思います。
よろしければ、今晩9時30分からお義父様、10時からお母様に行いたいと思います。
お母様には、今晩から3回続同じ時間に続けて行いたいと思います。
時間が合わなければ、遠慮なく言って下さい。

ご存知かもしれませんが、ヒーリングは同志の3名で行っています。

ラッパ吹き さんのコメント...

匿名様、

差し出がましいコメントをお許しください。とても他人事に思えなくて。

公的な助けを求められていらっしゃいますか? 具体的には介護保険制度やその関連の支援です。
ご兄弟、ご親族皆さんでしっかり助け合っていらっしゃるのがとてもうらやましく思えます。(弟を亡くして、私にはそれが無いので。)
でも、どうかご両親様奥様のお父様ご本人たちのためにも、またご家族ご親族皆さんのためにも、皆さんが心身ともに健やかでいられるように、公的な助けを求めてください。
第三者が加わって助けてくださる形を作ることで、体力的にも精神的にも負担が軽減しますし、社会的にも開かれて風通しの良い形がとれることと思います。

「包括支援センター」というところがあります。お住まいの市役所や区役所に問い合わせて、管轄の包括支援センターにご相談してみてください。きっと親身に相談に乗ってくださると思います。

ラッパ吹き

匿名 さんのコメント...

イクミ様 

初めまして、haruと申します。
4年ほど前にこのブログに辿り着き、ブログを拝見し、心の支えにさせていただいております。
私は、2016年 8月に高校3年の息子を交通事故で亡くしました。
絶望の日々の中、救いを求めて彷徨っているときに導かれたようにこちらのブログに辿り着きました。

それ以来、ずっとこちらのブログを拝見させていただき、励みや支えをいただいてます。霊感は強い方でなく、あまり興味を持っていなかったのですが、息子が亡くなってから、あまりに不思議なことが次々と起こり、息子からのメッセージを受け取るようになり「死」は無ではないことを強く実感しています。

その中の一つが、こちらのブログを拝見していた時に起こったことで、いつかイクミさんにお話したいと思ってました。
なかなか、勇気が出ずに書き込むことが出来なかったのですが、最近何故か伝えておきたいという気持ちが強くなって思い切って投稿します。

 息子はそばにいてくれているという気持ちは本当なのですが、やはり心揺らいでしまう事もあります。信じる気持ちを支えてもらうため、昨年の6月にもこちらのブログに寄らせていただき、
イクミさんの書かれた「亡くなった愛する人とつながる」というタイトルの文章の中の、「生命は肉体に宿った魂であり、肉体は死んで消滅したとしても、魂は変わることなく生きています。偏見を持たずに、素直に、できるだけ多くの人に、肉体は消滅しても魂として生き続けているという、厳粛な事実を受け入れて欲しいと願っています。」という部分を何度も読み、心に刻み、忘れないようにその文を写真を撮っておこうと思いました。
その時、一枚目はうまく撮れたのですが、2枚目、少し先の続きを撮ろうとしたら指を滑らせてしまい、写真が撮れず、Siriに繋がってしまったようでした。
普段、Siriを利用しているわけではないのですが時々、誤操作でSiriにつながってしまうことがあり、「なんのご用でしょうか?」と尋ねられることがあります。(iPad、スマホに付いているAI機能のようです)
ところが、Siriの画面ではあるのですが、そのような言葉も音声もなく
その画面には、
「お母 お母」という文字が打ち込まれていたのです。

その時は、わたし一人だけしか部屋にはいないし、音楽もかけておらず
シーンと静まり返った部屋でブログを読んでいたので、なんの音もしていません。また、もしもSiriが音を拾ってそれが何かの会話に聞こえた場合は、その後に、Siriからの返事が音声とともに書き込まれます。
「すみません、聞き取れませんでした」とか「なんのご用ですか?」とかあるはずなのに、なんの動きもなく
画面には、「お母 お母」の文字だけが浮かんでいるだけなのです。

何がどうなったのか分からずに、しばらく眺めていましたが、全く画面は変わらリません。ちょうど、そのような文章を読み、写真を撮っていたというタイミングもあり、息子からのメッセージだと気づきました。
震える手で、そうっとその画面の写真を撮りました。

息子が届けてくれたわたしへのメッセージ。
肉体は滅びても魂は変わることなく生きている、そばにいてくれているということを証明してくれた宝物のような一時でした。

辛くなったり、孤独を感じたり、心が弱くなってしまったりするたび、
その画面を見て、思い出し、また勇気をもらっています。

誰も信じなかったとしても、母親である、わたしだけは絶対に信じてあげなければと強く思っています。

今は、子ども病院で読み聞かせのボランティアなどに参加させていただいてます。これから先、残された人生、息子と共に少しづつでも誰かのお役に立てる
ことができたら嬉しいです。

泣いたり、苦しくなったり、微笑んだり、感謝したり、行ったり来たりしながら、悲しみと共に最後の最後まで「お母 お母」を大切にしていきます。

イクミさん、本当にありがとうございました。

これからもブログを拝見させてくださいね。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

拙い文章、長々とすみません。


昨日、投稿したのですが、失敗してしまったかもしれません。
再度送信いたします。
何度も重複して送信していたら申し訳ありません。

ラッパ吹き さんのコメント...

haruさん、

横から口を挟むことを許してください。

簡潔にお伝えさせてください。
魂が電子機器を使ってコンタクトすること、私の母も経験しています。

私の弟は自殺したのですが、その直後に2回、母の携帯に電話があったんです。
最初は母が、「だれ?」と問いかけると「俺だよ◯◯だよ。」と。母がどこにいるの?」と問うと切れたと。

2度目は「俺だよ◯◯だよ。クルマどうした?」と。弟が自殺した車は廃車しましたから、家には無かったんです。

その時弟は自分が死んでいることに気づけづに、現世にいるつもりでさまよっていたのだと思います。

魂だけになった者が、現世に電子機器を使ってコンタクトすることが、現実にあることをお伝えしたく、コメントさせていただきました。

人は決して消え去りはしません。
永遠に生きて歩み続けるんです。

ラッパ吹き

匿名 さんのコメント...

イクミ様

母と、義父のヒーリングをお願いしたものです。私の家族を気遣っていただき、また私の不安もお聞きいただき、ありがとうございます。

早速、返信いただき、今夜からヒーリングをお願い出来ることに、本当に感謝いたします。

3人でヒーリングをされていることは存じませんでしたが、その事を知り、益々感謝の気持ちと、安心感に包まれました。

母と、義父に伝えると、喜んでいましたので、ご提案の時刻でよろしくお願いいたします。

私もヒーリング中に何か出来ることはありますか。もしありましたら、教えていただけますか。

ヒーリングには、患部の情報は必要ないかも知れませんが、母は膵臓を患っております。義父は右足くるぶしの骨折でした。

よろしくお願いいたします。


ラッパ吹き様

心暖まるコメントありがとうございます。

おかげさまで、介護関係の支援は、実家の方も、義父母の方も、受けております。母の方は近隣の支援などもあり、母の人柄の賜物だなと思っております。

私の夫が2月に亡くなり、子どもが小さいので(以前イクミさんにもご報告し、コメントをいただいたのですが)、思うような手伝いがどちらの両親にも行き届かないところもあります。兄弟で助け合って、何とかやっています。

サービスを受けてもやはり家族の支援は必要ですが、ラッパ吹きさんの、おっしゃるように、第三者に、入ってもらい、色々な助言や協力もあり、心強いです。

誰しもが通る道だと思いますが、経験したことがないことは、色々な人から聞いたり、関わってもらいながら、両親のサポートが出来ればと思っています。

ここにも分からないことなど、コメントをさせていただくかもしれません。その時はまた、よろしくお願いします。

イクミ さんのコメント...

haru様

初めまして、イクミです。
ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

息子さんを交通事故で亡くされたと聞き、その心中を察すると言葉がありません。
4年間、本当によく耐えて生きて来られらたと思います。

以前の私もあなたと同じで、霊感が強いと思ったことはなく、魂の存在など関心がありませんでした。
ところが、ある朝突然、ヒーリングの力が出現し、霊的真理に出会いました。
それからは、最愛の人を亡くされた人に真理を知ってもらいたいと願い、このブログを書いています。
あなたの様な人がいるのを知ると、とてもうれしくなります。

もうお判りでしょうが、息子さんは今も生きています。
肉体はなくなりましたが、別の媒体によって、元気にご自分を表現されています。
性格や記憶もそのままであり、母子の関係は全く失われていません。

このブログに辿り着いたのは、息子さんのあなたを思う気持ちがあってのことです。
生きる力を失っていたあなたを、何とかしたかったのです。
真実を知ってもらうために、導いていたのに違いありません。
このブログを読んでもらったので、息子さんにとって第一段階は成功です。
死んでもういないと、嘆き悲しんだままでは、つながりたくてもつながることが出来ないからです。

ブログの文章の写真を撮りたくなったのも、息子さんの働きかけによるものだと思います。
私も同じ機能が付いた携帯を持っているので、誤操作でSiriが起動してしまうことがあります。
あなたの場合は、誤操作ではありません。
絶妙なタイミングを狙って、霊的な力が働いて、文字が現れたと考えられます。
ラッパ吹き様のお母様も同じような経験をされているようですが、霊界は電子機器を利用して物理的な現象を起こすことが多いようです。

これは息子さんの力だけではなく、お2人のことを想う、霊界の人たちの協力があってのことだと思います。
尽力された霊界の人たちにも、感謝して下さい。
「お母 お母」の文字の中に、あなたへの想いが込められています。
生きているよ、傍にいるよ、大好きだよ、そんな想いが込められているのでしょうが、あなたが感じることが1番正しいと思います。
その言葉を唱えると、今の自分の想いを返して来ているような気がします。

言われるように、あなたに信じてもらうために、証拠を見せてくれたのです。
お母さんを想う気持ちの強さに、私も感動しました。

それ以外にメッセージを受け取られているのかもしれませんが、気のせいにしないで、引き続き信じるようにして下さい。
信じている限り、息子さんの魂とつながっています。

病院で、読み聞かせのボランティアをされているのですね。
少しずつ、お母さんらしい姿を取り戻しているのを見て、喜んでいると思います。

勇気を出して、コメントを送って下さり、ありがとうございます。
今、絶望の中にいる人にとっても、あなたが手にした証は、生きる力になると思います。

イクミ さんのコメント...

匿名様

こんばんは。
それでは、予定通りヒーリングを行いますので、お2人にはリラックスしてお待ちいただくように伝えて下さい。
眠くなることもありますが、眠ってしまっても構いません。
あなたがすることは、特にありません。

匿名 さんのコメント...

ラッパ吹き様

初めまして、haruです。
心温まるメッセージをいただきましてありがとうございます。

お母様の体験談、わたしには何よりの支えになります。
弟さんの電話は、お母様にとっても大切な宝物ですね。

電子機器を使ってのコンタクトはやはり得意なのでしょうか 笑

実は、他にもいくつか電子機器を使ってのメッセージを何回か送ってきてくれました。息子のために歌を作ったのですが、お盆の日、離れたところに置いてあった、誰も触っていないiPadからその曲が流れてきたんです。1曲だけ流れてすっと終わりました。

ある時は、息子の誕生日の日、わたしの携帯に息子からメールがありました。何も文章は書かれていないのですが、宛先は息子からでした。契約はそのままにしているのですが、スマホは、息子の机の中。誰も触っておりません。慌てて返信したのですが、後で見るとわたしの送信履歴ばかり残っていて、息子の受信履歴はありません。

この他にも何回かあります。

ここでこんな風に、お話できることができて嬉しく思います。
魂は存在するという事を信じられるお仲間とお話しできることは、これから歩いていく道を(また挫けそうになる時)支えてくれます。

ラッパ吹きさん、コメントをくださってありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

イクミ様

温かいお返事をいただきましてありがとうございます。

一つ一つ、心に留めながら拝見しました。
暖かな涙が溢れます。

こうしてイクミさんにお伝えできたことで何か一つの事をやり遂げたような気持ちがしております。(何故でしょう? 笑)

息子だけでなく、お力を貸してくださった霊界の人たちがいたからとのお話は特に心打たれました。本当にその通りだなと思うと同時に、息子は今、温かな人たちに囲まれて幸せにしているのだと思うことができ、安堵し、そして感謝の気持ちでいっぱいになりました。

昨年、「空へ」というライブイベントを開きました。
亡くなった人との思い出の曲をエピソードとともにリクエストしていただいて
みんなで一緒に歌いましょう。という会です。
主人公は、空の人と地上の人、全て。
空と地上が歌で繋がって、優しい豊かな空間になってくれたらという願いを込めて。素晴らしい時間になりました。その時、空の人たちが私たちを見守りながらいつもいてくださるような空気をひしひしと感じました。

全国どこでもそんな歌の会が、広がっていったらいいな。なんて思います。
何人かの人が集まって、思い出を語り、その人を偲び、一緒に歌を歌う。それだけのことが、多くの人の心を癒し、支えてくれるんじゃないかななんて。

わたしが信じている限り、息子の魂と繋がっていられるのですね。

イクミさん、ありがとうございます。
イクミさんにかけていただいた言葉を大切にします。

苦しくなった時、現実世界の喪失感に囚われてしまった時、またここにきて
立ち止まって、この気持ちを取り戻します。

息子はそうしてもらいたかったのでしょうね。
立ち戻れる場所。原点を作って欲しかったのでしょうね。

温かいお言葉をかけてくださったこと、感謝します。
ありがとうございました。

コロナ禍、イクミさんもどうぞ、お体ご自愛くださいね。

                     haru

イクミ さんのコメント...

haru様

おはようございます。
ラッパ吹き様への返信を見させてもらいましたが、他にも息子さんが生きていると言う証拠を提示されていたのですね。

息子さんのために作曲もされたそうですが、あなたは音楽的な才能に恵まれた方だとお察しします。
昨年、ライフイベントを開いて、そこで亡くなった人との思い出の曲を、みんなで一緒に歌ったのですね。
とても素晴らしいアイデアだと思いました。
もちろん、向こうにいる人たちも駆け付けていたでしょう。
歌っている間は、同じ想いになり、地上と霊界の一体感を感じていたと思います。
霊的なことを知らない人でも、歌うことで同調出来たのならば、伝わって来る想いを感じ取れると思います。
その想いは言葉にはならなくても、魂に響き、地上の人の涙となって表現されるかもしれません。

息子さんが生きていることの確信を持たせるために、何回もあなたに証拠を提示していたのではないかと考えられます。
それは、あなたが始めようとしている奉仕のためではないかと思っています。
悲しみに沈む人たちに、向こうにいる人たちの魂と想いを感じてもらい、生きる力、勇気を与える役目が、あなたにあるのでないでしょうか。
霊界にいる人たちも、それを望んでいて、息子さんと共に、あなたを導いて、援助をしていると思います。
もうお読みになっているかもしれませんが、「シルバーバーチの霊訓」と言う本があります。
そこに書かれている真理を、まだ知らない人たちに伝えてもらえれば、魂はさらに癒されます。
息子さんの死は、大切な意味を持ったことになり、とても喜んでくれると思います。

何か1つの事をやり遂げたような気持ちがしたそうですが、あなたの始めようとしていることを私が後押しすることで、霊界の計画が一区切りついたためではないかと考えています。

てる さんのコメント...

イクミ様

こんにちは。

数ヶ月前から、毎朝の瞑想を続けています。自然と入って行ける時もあれば、雑念ばかりの時もありますが、必ず「霊界の通路としてお役立て下さい」とお祈りしています。

そして、今朝、瞑想時としては初めて、彼とあの子が出てきました。
最初は、彼が私へ両手を伸ばして、私と手を繋ぎ、笑顔でクルクル回るイメージで、その後、彼とあの子が手を繋ぎ、雨上がりの水溜まりを、楽しそうにバシャバシャスキップしながら歩くイメージでした。
そしてあの子が「ママもおいで!」と言ってくれました。
瞑想で逢えたのは初めてだったので、とってもびっくりしましたが、とてもとても穏やかで幸せな気持ちになりました。
そして、「ありがと。いつかママがそっちへ行ったら一緒にやろうね」と伝えました。

どんな些細な彼からのサインも、疑わず素直に受け入れる様になってから、沢山のサインを受け取れる様になりました。

長く長く終わりのない地獄のようだった私の人生が、今は、全ては此処へ辿り着くための、私に必要な時間であり経験だったんだと思えます。

イクミ さんのコメント...

てる様

こんにちは。
数か月前から瞑想を続けているのですね。

瞑想が深くなると、頭の活動が停止して、魂が優位になり、霊的な存在と接触できる可能性があります。
はっきりと覚えていて良かったです。
彼のこと、霊的なこと、起きていることを、素直に信じているからだと思います。

この前のご友人の件で、あなたは他の人のメッセージも伝えられることが判りました、
祈りが霊界に届いて、今までよりも一段と深いところで、つながることが許されたのではないかと思っています。
近いうちに、また通路としてお役に立てる機会が訪れるかもしれません。

匿名 さんのコメント...

イクミ様

ありがとうございました。
このブログへも息子がわたしを導いてくれたのですね。

 長くなってしまいますが、もう少しだけ息子の話をさせていただいていいでしょうか?
わたしが、生と死について考えるようになったのは、やはり息子の導きがあってのことだと思うことが多々あります。息子は決して優等生という感じではなく、どちらかというとアウトロー的な雰囲気でしたが、友達だけはとても多く、いろんなタイプの人と仲良くなっておりました。

息子の日記には、時々哲学的なことが書いてありました。
「重要なことは、自身の内なる声に耳を澄ませる事なのだ。人生の真髄とは自分で見つけなくてはならない。死ぬ時に悔いのないように生きる。全てから解放され生きる、生きるのだ」などと書いてあったり、中高を通して一つのテーマを決めて修論を書くのですが、息子が中学生の時に決めたテーマは、「人生の生きる意味」であったり、「生」と「死」に対して深く考えているところがあったように思います。(普段は、全くそういう事を考えているように見えなかったので驚きました)

その修論の中で、最後に息子が出した答えは、「人生の生きる意味とは、生まれる=be born 」でした。わたしには、まだ息子の出した答えの意味がハッキリと分からずに意味を探っている最中です。

事故から一年半経った頃、あるワークショップに出かけ、そのワークで知り合った方に帰り際に声をかけられました。こんな事を言うと不思議に思われてしまうかもしれませんが、何か伝えたいことがあるようです。もしご迷惑でなければお伝えしてもいいですか?と。(そういうお仕事をしている方ではありませんでした)後日伝えてもらったことは、「今を生きる」事を伝えたい。その手伝いをしてほしいと言う事でした。(なかなかこう言うお話を周りにはできないのですが)

こうやって考えていくと、当てはまっていくことがあります。
2回目にイクミさんのブログを拝見していてSiriが誤操作した時は、
「この歌は何?」とSiriが急に言って、その時にかかっていたエンヤの曲を検索して題名を教えてくれました。2時間流して聴いていたものでどんな曲が入っているのか、また曲名、意味などは知りませんでした。
「So I could find my way」でした。和訳を読み、驚いたことを思い出しました。

長々とすみません。
書いているうちに少しづつ謎解きができてきたようで、ドキドキしながらつい書かずにいられなくなって書いてしまいました。

「シルバーバーチの霊訓」は少しづつ読んでおります。
 ありがとうございます。

                haru

ラッパ吹き さんのコメント...

haruさん、

また横から口を挟むことをお許しください。

haruさんは作曲もされライブイベントも主催されて音楽に造詣が深い方なので、ぜひこの本をご紹介させてください。

「エフォートレス マスタリー」
ケニー・ワーナー著
藤村奈緒美 訳
ヤマハ ミュージックメディア 刊

一部引用します。

「最も価値ある目標は、自分の人生を生き、自らの義務すべてをこの内なるスペースから実行することだ。」
(p127 第10章 「スペース」より引用)

「私たちは皆、世界というゲームの一部である。この世界で生を送るうちに自らの本質に立ち戻るのがゲームの目的だ。この世はゲーム盤、私たちは盤上の駒だ。盤上を巡り巡るうちに本当の自分を思い出したなら、その時にはゲーム盤から降りることができる。このとき私たちはもはやゲームの駒ではなく、駒を操るものとなる。ゲームの勝者だ。」
(p30 第1章 イントロダクション より引用)

いかがでしょう、息子さんの書かれていたことに通底するものがあると思います。

息子さんが人を介して伝えてこられた「今を生きる」ということ、禅でも言われますし、音楽にも通じることは良くご存知のことと思います。特にジャズ、即興演奏ではそれがとても大切ですね。

シルバーバーチの言葉と合わせて、今この現世をharuさんが生きるために、そして息子さんが手伝って欲しいと言われたことを探るヒントとして役立つのではないかと思います。

ラッパ吹き

イクミ さんのコメント...

haru様

おはようございます。
息子さんの話、ありがとうございます。

ご自分に正直に生きようとしていた息子さんですね。
中学生の時に決めた修論のテーマが「人生を生きる意味」だと聞き、本質を突き詰めて考えるタイプであると感じましたが、日記に綴っていたことなどは、今お読みになっているシルバーバーチの霊訓に書いてある霊的真理に通じるものがありました。

息子さんが出した答えは、生まれる(be born)ですが、解釈が難しそうですね。
生まれること自体が意味を持っている、意味を持って生まれて来ている、そんな感じもしましたが、息子さんがあなたに残した宿題のようですので、これから答えを見つけて下さい。
そして、向こうに行った時に答え合わせをして下さい。

ワークショップで出会った人から声をかけられて、「今を生きる」「その手伝いをして欲しい」と伝えられたのですね。
その方は霊媒体質で、息子さんからの伝言を頼まれていたのではないでしょうか。
息子さんがいつも考えていたことの答えが、向こうの世界に行ってはっきりと判り、それをどうしてもあなたに伝えたかったように思います。
みんなが今を生きるための手伝いを、あなたにして欲しいと感じました。

自分の想いに近い曲を、聴かせることはあるようです。
音楽のエンヤの曲を突然知りたくなったのも霊界からの働きかけだと思います。
朝、曲を聴いてみましたが、とても美しい曲ですが、あなたへのメッセージとしか思えませんでした。
あなたへの感謝と希望を伝えたかったのだと思います。

意識されてないかもしれません、大切な人を亡くされた人のライブイベントも、息子さんや霊界の導きによって開くことが出来たと思います。
悲しみや苦しみで、今を生きれなくなっている人たちを、あなたのやり方で癒し、少しでも生きる意味を成就して欲しいと願う、霊界いる人たちの想いが込められているように感じます。
今生であなたに与えられた、大切な役割りなのかもしれません。

答えを見つけるため、暗闇の中にいる人たちを救うために、シルバーバーチの霊訓を引き続き読まれて下さい。

匿名 さんのコメント...

イクミ様

こんにちは。

先日は義父と母のヒーリングありがとうございました。

義父も母もうとうとしちゃったと言ってました。

特に母は、毎夜すっかり寝てしまったようで、深い睡眠が取れたようです。

日中は疼痛コントロールがまだできていないようで、時々黙って耐えている母を見ていてつらいのですが、イクミさん方のお陰で、よく眠れたことに大変感謝しています。

私が痛みにたいして出来ることは家に行ったときにお灸をするぐらいです。なにも出来ない自分がもどかしいです。

母の尊厳を守りつつ、サポートしていきます。

ありがとうございました。

まいこ

イクミ さんのコメント...

まいこ様

こんばんは。
ヒーリングの力は届いて、少し休めたようなので良かったです。
ご心配でしょうが、あなたの気遣いや労りが、お母様の痛みを和らげていると思います。
少しでも改善してくることを祈っています。
また何かありましたら、遠慮なく連絡して下さい。

匿名 さんのコメント...

ラッパ吹き様

本のご紹介ありがとうございます。
誤解を招いてしまったようですが(音楽は好きですが)それほど音楽に詳しい訳ではないんです。

でも、とても興味があります。読んでみたいです。ありがとうございます。息子は、こんなことも書いていました。
「人の言葉を信じきり流され進む先には何が残るのだろう。考えて動く必要がある。動かない奴には何も残らないのだ。」と。
何かやはり通じるものがあるように思いました。

「今を生きる」というメッセージをいただいた時、これは息子からだとわたしが信じた一つに、息子の日記に事故の少し前に書いてたものの中に「今を生きる」と言う言葉が残されていたからです。

貴重なヒント、そして勇気をいただきました。
また気づくことがありましたら、教えてください。今、ピンとこなくても(わたしが未熟で)心に留めておき、いつか取り出した時に腑に落ちることがあるようにも思います。
心寄せてくださってありがとうございました。

                  haru

匿名 さんのコメント...

イクミ様

新しい記事もありがとうございます。何度も何度も読み返しました。
ありがとうございました。

息子は、高校2年の夏休みに突然、誰にもできないことをしてみたいと言い出して、20kの荷物を背負って、一人で徒歩旅行に行きました。
760kmの距離を2週間かけて。(途中2度ヒッチハイクをしたようですがほとんどは歩いたようです)朝早くに起きて、時に遅くまで歩くこともあったようです。目的地まで届かない日は走ることもありました。
公園や田舎の屋根のあるバス停、無人駅、広い野原、寝袋を広げ空に光る星を見上げながら、人のいない永遠と続く田舎の道、迷い込んだ山の中の道、、、その中でどんなことを考えていたのでしょうか。

帰ってきた時、多くのお土産を心の中に持ち帰ってきたのでしょう。
道すがら、多くの人の優しさに出会ったようでした。洗い立ての野菜、麦わら帽子、ヒッチハイクの運転手さんとの楽しい会話、雨の降った日は寒いだろうとどてらのようなものまで。

下記の詩は、息子が亡くなってから考えていたことの一つがほんの少しわかった瞬間を書いた詩ですが、イクミさんのブログを拝見し、そのことを確信し、背中を押してもらったような気持ちです。
「死神さま」
死神さま
あなたは優しい方なのですね
今 ようやくわかりました
 
死神さま
あなたは今までどれだけ沢山の「いのち」あるものを
大きな心で包み込みながら最後の問いかけをしてきたのでしょうか
「行くのか」「とどまるのか」と
 
あなたは決して連れ去るのではないのですね
最後の問いかけをし、その決断をじっと見守っていらっしゃるのですね
 
「いのち」あるものは、どんな死であろうと、最後の最後の瞬間に
その厳かな問いかけに「自分で」答えを出すのですね
あなたは黙ってうなづくと
深い眼差しと慈しみの心をもって寄り添いながら
空へと案内してくださるのですね
それはどんなに大きな愛を必要とするお仕事なのでしょう

 斎場の小さな部屋
息子が白い布団をかけて横たわっているそばで
私は息子の目尻から一筋の涙を見つけました
穏やかな顔で眠っているように閉じた瞼からキラッと光った息子の一筋の涙
 
主人はそれは「生物学的なもの」と言いましたが
私にはその一筋の涙が
息子が「自分の人生を走馬灯のように振り返り、最後に言いたかった言葉」
そのものだと感じました
 
最後に残したかった「言葉」は一体何だったのか
いろんな想いの中でこぼれたその涙が語る言葉を
私はずっとずっと自問自答していました
 
そして今日 ふとわかったのです
それは死神さまの厳かな問いかけに息子が出した答え
「行きます」だったのだと
 
新しい旅立ちへの覚悟を持って出した息子の答えだったのだと
透き通った 真珠のような涙でした
息子はまっすぐにあなたを見つめて顔をあげて答えたのですね
 
今日 ふとわかったのです
息子の穏やかな顔からこぼれた一筋の涙の言葉の意味を
 
息子が精一杯生きた証の「生」に誇りを持てと
涙は私に教えてくれました
死神さま
今日もどこかであなたは
その重たく厳かな時を過ごしていらっしゃるのですね
 
息子の涙は 綺麗でした
とてもとてもきれいでした
なによりも
なによりも

いつも支えていただいていた、イクミさんと4年をかけて繋がることができたこともきっと意味があることのように思います。
感謝しています。

                 haru

イクミ さんのコメント...

haru様

こんばんは。
息子さんのお話、ありがとうございます。
周りとは違う男の子だったようですね。
年齢は若くても、魂は成熟していたような感じがします。

高2の夏休みに一人歩き旅に出たそうですが、魂は近いうちに地上を離れることを知っていて、いろいろな経験をして、たくさんの光景を目に焼き付けておきたかったのかなと思ったりもしています。

詩を読みました。
息子さんの死の意味を考え抜いた末に、あなたの魂が辿り着いた境地だと感じました。
死とは、元いたありのままの自分が表現される世界に戻ることです。
嘆かわしいことではなく、喜ばしいことです。

死は、自然現象です。
あらゆる自然現象は、神の法則の働きによって起きます。
従って、死神さまを神さまに置き換えても、全く問題はないと思います。

斎場の部屋で見た息子さんの涙ですが、あなたが感じていた通りだと思いました。
この世と決別する旅立つ準備が出来て、お2人に自分の想いを伝える涙だと思いました。

ラッパ吹き さんのコメント...

haruさん、

「二度生まれ」の人、という言葉があります。
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェイムズという人が提唱した概念だそうです。
私がこの言葉を知ったのは、神谷美恵子さんの名著「生きがいについて」でした。このとても素晴らしい本も、haruさんにきっと生きる力をくれると思います。(私もすがるように読んで読んで、傍線だらけになってしまって。。)

息子さんの書かれた「人生の生きる意味とは、生まれる=be born 」は、その2度目の誕生のことを言われたのではないかと、私は感じたんです。

バックパックを背負った徒歩でのひとり旅も自分自身と向き合い深く「今を生きる」ためではなかったかと。それは2度めの誕生のためでもあったのではないかと。(自分に向き合うひとり旅、私はオートバイですが、息子さんの気持ちがわかる気がします。)

息子さんが書かれた「今を生きる」というのは、この瞬間に全身全霊を注ぎ尽くして生きる、ことだと思うのです。
昔なら剣の達人に、現代であればサーキットで限界走行するレーサーや、音楽の達人(名手、ではなくて)に、禅の高僧のような悟りの境地を得た人がいるのも、その「今を生きる」ことを深く経験したからだと思います。

haruさんが書いてくださった息子さんのお話にとても深い感銘を受け、私が感じたことをお伝えしたくて、書かせていただきました。
でも、どうかharuさんはharuさんご自身の心で、息子さんの想いを感じて探って考えて、見つけて行ってください。導いてくれていると思います。

うまくまとめられなくてすみません。でも、浮かんだそのままに送らせていただきます。

ラッパ吹き

匿名 さんのコメント...

イクミ様

気持ちを受けとめてくださり、ありがとうございます。

毎年、少しづつ場所を変えて、息子の旅路を辿る旅をしていますが、毎年素敵な出会いや奇跡のような事があります。
旅を通して、息子から贈り物を沢山受け取っています。

この現実世界での喪失感の中では悲しみが覆い被さってきて、苦しくてやりきれない気持ちになりますが、イクミさんのブログや今まで息子が繋いでくれたものを思い出すと穏やかな温かい気持ちと感謝の気持ちが戻ってきます。
行ったり来たりしながらも、悲しみと共に前を向いていこうと思います。

ここにこうして投稿して良かったです。

haru

匿名 さんのコメント...

ラッパ吹き様

神谷美惠子さんの本は、読みたいと思いながらまだ読んでおりませんでした。
読んでみます。ご紹介ありがとうございました。

長々と息子のことばかり書いてしまいご迷惑ではないでしょうか。再度投稿してしまう事お許しください。ラッパ吹きさんの投稿してくださった中にピッタリの事があり、昨日はそればかりを考えてしまいました。
「2度生まれの人」ウィリアム・ジェームズという人、知りませんでした。色々調べ読んでいるうちに姜尚中さんの「続、悩む力」の対談に行きつきました。
「漱石とジェイムズは同時代人で、漱石はずいぶん影響を受けたようなのですが、私はそのジェイムズが提唱していることの中でも、「二度生まれ」という概念に、とても注目しているのです」という文章に目が止まりました。

息子は、それほど読書をするタイプではなかったのですが高3になってから急に明治文学に目覚めどこに行くにも本を持ち歩くようになってました。特に夏目漱石を好み、時には学校への道すがらも読んでいることがあったようで、担任の先生が訪ねてこられた時に、不思議がって「何かきっかけがあったのでしょうか?」聞かれました。
そのくらい、普段の息子のタイプとはがギャップがありました。行動力があり、友達も多く(葬儀の際はのべ600人もの方がいらしてくれました)、体育祭の応援団長をやったり、時に、はちゃめちゃなことをしてみんなを笑わしたり、普段は深く考え抜くという雰囲気ではありませんでした。
 ただ話しやすく誰の相談も聞いていたようで、葬儀の後、何人かの同級生に個人的にお礼がしたいと言われ、息子の存在が人生を変えたと言ってくださる友人がいました。
「将来、何をしたいの?」と聞いた時は、「俺、ちょっとアメリカ直してくるわ」と明るく笑っていた息子の唐突な答えに驚いたのを覚えています。

メモの中にも、やりたいことの一つに夏目漱石の作品を全部読む!と書いてありました。どうして夏目漱石?とこれも一つの疑問でもありました。

「人生の生きる意味=生まれる」と答えを出したのも、こんな方法を使っています。真っ白な紙に頭の中に浮かんできた答えをどんどん書き出していくというやり方で、「感情を揺すぶるような答えに出会ってもそれは答えではない。全てを壊し創造し直すような答えはもっと深く掘り進んだ時。全ての答えが少しづつ魂へと近づいていく」
そして、「人生の生きる意味を見つけることよりも生きていく中でその答えを意識しながら実行していくことが難しいと。だからといってそれに縛りつけられてはいけない。本当に大切なことは、自分の根幹にそれをいつまでも忘れず、自分の魂が朽ち果てこの世から消え去るその瞬間まで覚え続けることだ。」と書いてます。
ですから息子が出した答え自身も本来の意識のあるものでなく、もっと掘り進めた結果、息子の魂が導き出した答えなのかなと。

長くなりましたが、4年かけて考えてきた疑問の中の一つに光が射してきたように思います。煩悩や欲も人間のれっきとした生きる意味であるとする息子の結論です。煩悩や欲は次に動く糧になると。また違う視点で「まとめ」の部分も読み深め、自分なりの息子との対話を続け、また私なりの生きる意味を探っていきます。
 
                     haru

ラッパ吹き さんのコメント...

haruさん、
迷惑だなんてとんでもありません。私はharuさんが書いてくださった息子さんのエピソードや、息子さんが考えられていたことにとてもとても深い共感を覚えているんです。私の方がお礼を言わなければなりません。

「アメリカ直してくるわ。」この言葉から、彼が極めて聡明だったことがわかります。今この極東の島国は彼の国の属国です。植民地かあるいはもっと深く深刻に支配されている。さらに、シルバーバーチが述べていたように、彼の国は神ではなくマモンの神(money)を崇拝しています。
アメリカを直さなければ、毎年3万人の自殺者を無くしてただただ真っ当に正直に生きることができる当たり前の国にはならないんです。
息子さんはそれがわかっていたんです。

漱石に惹かれていられたこと、私には思い当たるものがあります。
これもある本から知ったことなのですが、引用します。

「夏目漱石は、晩年に「私の個人主義」という講演を行い、そこで「自己本位」の大切さを説きました。世間や他人に「どう思われるか」という神経症性にとらわれていた若き時代を「他人本位」であったと述べ、そこから、自分の内部からの促しに正直に生きることを「自己本位」として語りました。
(中略)
しかし、興味深いのは、漱石がこの講演を行ってさほど経たない頃に、「則天去私」(そくてんきょし)という言葉を周囲に語るようになったというエピソードです。「則天去私」というのは漱石の造語ですが、「天に則(のっと)り私を去る」ということで、つまり「1人称」を去って「超越的0人称」に至ることを示しているのです。
この漱石の例にも見られるように、人は「1人称」が達成されるや否や、もはや「自分」というものへのこだわりが消え去って、大いなるものに身を委ねる境地に至るのです。」

泉谷閑示著
「本物の思考力を磨くための音楽学」
ヤマハミュージックエンタテインメント ホールディングス 刊
p115より引用

(この書名タイトルはなにやら売らんかなの自己啓発本のようですが、内容はとても深淵です。私が書店で見つけて手にしたのは、著者の泉谷閑示さんを知っていたからなんです。
泉谷閑示さんは精神科医でパリ・エコールノルマル音楽院に留学もした方、作曲家でもあります。
私は、ウツで苦しんで泉谷さんのうつ病に関する連載記事を読んで感銘を受けていたんです。
その連載記事にあった泉谷さんの言われたうつ病の意味も、re-born再生、生まれ変わり本来の自分自身になること、そのための気づきを得るため、と。
すべてつながります。)

他人本位から自己本位へ、そして則天去私へと至った、その漱石がたどった精神的な遍歴をどこかで知って、息子さんはそれを、漱石がたどった足跡を若い頃から時代に沿って著作を読むことで追いかけようとしていたのではないでしょうか。

則天去私とは、まさに神を見い出して神にすべてを委ねる、シルバーバーチの言葉につながって行きます。

考える方法についても、真実は論理を超えたところにある、という禅のような直観の真理を彼は知っていたのではないでしょうか。

すべてが一筋の線につながっています。
驚きであると同時に、とても深い安らぎを感じます。

これは、いったい何なのでしょう。。。

ラッパ吹き

匿名 さんのコメント...


ラッパ吹き様

 色々、ご紹介してくださり感謝しております。
私が長い間、抱えてきた疑問、怖いくらいにパズルのピースが今、当てはまっていって驚いています。ありがとうございます。
 息子は、「杖道」と言う武道にはまっていました。(学校の部活は他の運動部でしたが、学外で社会人の方々の練習に参加しておりました)

「夏目漱石」を一人の作家としての視点からしか見ていなかったので、ラッパ吹きさんのお話は、どれも新たな気づきばかりでした。色々と調べていく中、また、とても驚くことがありました。2年前、息子からメッセージがあると言われ、「今を生きる」という言葉を伝えてもらった場所は、夏目漱石終焉の地から150mくらいしか離れていない場所だったんです。こんなことってあるのでしょうか。

 最後の疑問は、息子が残した卒業文集の文章でした。タイトルにつけた「からあげ」は今でも全くわからず、疑問のままです。(それに関連することは文章中に一つも出てこないんです)
文章の最後が
「最後に『橇は雪の上を滑り始めた』きっと忘れない言葉だと思うが卒業という節目だ。ここにも記しておく。どうか忘れないでくれ。」で終わっていました。その意味を考えては確信するものがない日々でした。ラッパ吹きさんの文章を読み、夏目漱石の終焉の地の場所に驚き、何とか頭を整理させようとしているうちに何かが降りてきたように繋がったんです。
息子の最後の文章は、「則天去私」ではないかと。雪の上の橇に乗ってしまえば大いなるものに身を委ねるしかないのでは。。と。
このことは、自分だけでは、とうていたどり着くことができませんでした。

 答えへの光が見えてきたように感じます。でも、息子の言うように答えを見つけ出すことよりも、本当に大切なことはその見つけた答えを自分の根幹にいつまでも忘れず魂が朽ち果てこの世から消え去るその瞬間まで覚え続けることですね。

ゆっくり進んでいきます。
本当にありがとうございました。
感謝しております。

                         haru


ルナ さんのコメント...

イクミ 様

ご無沙汰しております。
夫を亡くし海外で子育てをしているルナです。
時々イクミ様のブログを拝見させて頂き、癒されております。
ありがとうございます。

こちらのharu様の体験コメントを拝見させて頂き、私がこちらの死別を分かち合う会のメンバーにお話しさせて頂きました。
メンバーの中にはお子さんを亡くされた方が何人もいらっしゃり、交通事故で亡くされた方も数名いらっしゃります。
今はコロナの関係で集会は出来ませんが、リモート集会を毎週行なっています。
そこでharu様に起きた息子さんからのメッセージなどを紹介させて頂きました。
私自身記事を読んだ時涙が出て止まらなかったです。
子供を亡くす悲しみは想像を絶するものでしょう。
ただただ少しでもメンバーの方の助けになれればと、勝手ながらharu様の体験された事をお話しさせて頂きました。
そしてharu様が開催されたイベント、亡き人が好きだった歌をみんなで歌うというイベントも提案させて頂きました。
いつか会えるようになったら開催しようと話しています。

今回は、お礼が言いたくて連絡させて頂きました。

何年経っても私は、愛する亡き人と会いたいという渇望の念が時々強く押しつぶされそうになる時があります。
haru様の様な体験を知ると救われた様な思いになります。
ありがとうございます。



イクミ さんのコメント...

ルナ様

お久しぶりです。
コロナが猛威を振るう中での生活、子育て、大変ご苦労されているとお察しします。

あなたが住んでいる国でも、死別を分かち合う集まりがあるのですね。
haru様のコメントを読んだそうですが、霊界から最愛の人がこのような形で働きかけることもあるのだと、私も感動しました。
haru様は(働きかけによって)息子さんの存在を確信し、同じ悲しみを持つ人を勇気づける活動の原動力になっていると思います。

あなたがそのことを伝えたことで、どなたかの魂に響くものがあったでしょう。
亡き人が好きだった人の歌をみんなで歌うのは、ありそうでなく、すばらしいアイデアだと思います。
そこに亡き人たちも集まって来て、地上の人たちと一緒に歌っているでしょう。
haru様も言われていたように、想いが1つになり、向こうから届く想い(愛)を感じられる人もいる思います。
向こうの人たちも、きっと望んでいます。
世界中に広まって行けばいいなと思います。

ブログを運営している私にとって、大切な人を失った人が経験したことを、同じ思いをしている人たちに知ってもらい、活かされるほどうれしいことはありません。
コロナの流行が落ち着いて、早くイベントが開催されることを願っています。
よろしければ、その時の様子などを知らせて下さい。

匿名 さんのコメント...

ルナ様

この度は、拙い投稿がどなたかのお心に少しでも寄り添えることができたこと嬉しく思います。
こういう体験は、なかなか周りの人に話せずにいます。身近な人や親しい友達にはつい話してしまっても、あまりに嬉しくてドキドキしている自分とのギャップやその姿を後から自分で俯瞰して見た時に自分がなんとなく惨めになってしまうことがあり、あまり話さないのですが、こうしてここでわかってくださる方がいること、私自身とっても嬉しいです。皆様にもどうぞ宜しくお伝えください。

 長くなってしまいますので書けませんが、(携帯や、iPad、車のナビなどが多いのですが)その他にも色々送ってきてくれました。本当に不思議なことが多く、どう考えても科学的には考えつかないのです。
イクミさんの「気のせいにされないで」というお言葉に支えられ、今は絶対に息子からだとしみじみ受け取っています。このブログも息子が導いてくれたのですね。そして、海外にいるルナさんやお友達ともお気持ちをシェアすることができました。皆さんの大切な方々と息子は繋がっているのだなぁと感じてます。

「空へ」のイベント、ルナさんも開催してくださるとのこと、すごくすごく嬉しいです。今年は、被災地の方々と行う予定だったのですが、この状況下で開くことができなくなってしまいました。どんなところでも、都会でも田舎でも、何人でも開くことができるイベントですよね。空の人と繋がりたい、一緒に歌を歌って気持ちを空に解き放ちたい。という気持ちさえあればいつでもできるこのイベントが、小さな灯りになって世界中に広がっていけば良いなと願っています。
 昨年、この会を開いた時、ゲストには、最初に空からの大切な方をお招きして始まりました。息子をはじめ、空の人たちは、とっても楽しみにしていてくれたように感じました。
 会を開く前に、リクエスト曲のエピソードもいただいておいて、エピソードを紹介してからみんなでその歌を歌いました。(歌詞カードを作っておいてお配りしました)
「お父さんの少し外れた調子で歌う知床旅情が今もあの風景と共に思い出されます」とか「何事にも一生懸命だった息子が好きだった栄光への架け橋」だとか息子さんへのお手紙だったりだとか、エピソードには、それぞれの想いが痛いほど込められていて、読み上げると、空の人はそばで嬉しそうに聞いているのを感じました。
 最後は、「見上げてごらん夜空の星」をみんなで歌いました。空の人も地上の人も一緒になって、歌声が空へ空へと昇っていくようでした。

もし、会を開催されたら、様子を教えてください。
こちらこそ、本当にありがとうございました。

haru

匿名 さんのコメント...

イクミ様

4年分の思いと共に、息子のことばかり書いてしまって、こちらのブログから離れたことを書いてしまってないかと少し心配しておりました。イクミさんの温かいお言葉に胸を撫で下ろしています。
ありがとうございます。

 イクミさんから頂いたお言葉、ラッパ吹きさんからのお言葉、本のご紹介、そして答えへのヒントは、あれからの私の宝物になっております。大切にしてます。本を読んだり、再度言葉を読み直したりしながら過ごしています。
こんな風に繋がれたことに感謝し、導いてくれた息子にも感謝してます。

襲ってくる悲しみや喪失感はあります。コロナ禍で唯一良かったことは
深くマスクをしていれば、街中で不意に涙がこぼれても分からないということです。不意に通る救急車に息子のことを想像してしまい、どうしていいか分からなくなったり、元気な笑い声を思い出したり、何気なく手をあげて「じゃ、行ってくるわ w」と出ていった背中を思い出したりして苦しくなります。でも、またブログに戻って気持ちを落ち着けて自分と、そして息子と対話してます。

そして、ルナさんやそのお友達の方とも繋がれました。
みんなが繋がっているんですね。

空の人たちは、みんなで力を合わせて私たちをいつも見守ってくれている。抱え切れないほどの大きな愛情を注いでくれていると感じます。

これからもどうぞ宜しくお願いします。

haru

イクミ さんのコメント...

haru様

こんばんは。
このブログから離れたことを書いたと心配されていたようですが、とんでもありません。
趣旨そのものです。
亡くなった人は。元気に生きていることを、知ってもらいのです。
それは、一足先に霊界に行った人の願いでもあります。

前にも書いたかもしれませんが、あなたが開催している「空へ」のイベントは、初めから計画されていたものであり、これまでのいきさつも霊界の導きがあってのことです。
地上に残された人の、悲しみや苦しみを癒そうとしているあなたは、息子さんのみならず霊界の人たちから援助を受けています。
あなたもそのことを実感されているのではないでしょうか。

生きていることが判っていても、街中で不意に涙がこぼれてしまうと聞き、五感で感じられないあなたの寂しさが伝わって来ます。
気が動転したり、苦しくなってしまった時は、霊的真理にしがみつくようにして下さい。

あなたとルナさんの身体は遠く離れていますが、霊的なつながりが出来ています。
愛する人たちも、きっと霊界でつながっているでしょう。

コロナの流行が収束して、haru様やルナ様が霊界にいる人との距離を縮めるお手伝い(奉仕)が出来る日が早く来ることを祈っています。

あなたに教えていただいた、エンヤの「So I Could Find My Way」を、私も毎日のように聴くようになりました。霊界を感じます。