2013年6月30日日曜日

今、苦しんでいる人に霊的真理を



ある日突然、治癒力が出現して約7年が経ちます。

その力に驚き、戸惑う中、幸運にも「シルバーバーチの霊訓」に出会い、この世で最も大切な真実を少しずつ理解してまいりました。

その後、降りかかる苦難にも霊的真理に必死にしがみつき、どうにか乗り越えられました。



この7年間は小学校の6年間に匹敵する、新しい発見、出会いに満ちた、新鮮で刺激的なものであったと思います。

それまでの私は、この世に生まれてきた意味がわからないまま、慌ただしく日々を過ごしてきました。

霊的真理を学び、ヒーリングを通して徐々に深まっていったのは、自らが得たものを一人でも多くの人にわけていきたいという想いであり、それが私に与えられた役目という、責任感でした。



憶えてはいませんが、私が誕生した時も、いきなり明るい世界に出て、さぞや眩しかったと思います。

しかし、7年前、魂というものをはっきりと意識した時の、全てが輝いて見えた眩しさは、言葉では表せないものがありました。

深い霧に包まれた山道を登って行き、ようやく厚い雲を突き抜け、突如として眩しく輝く太陽と青い空が広がり、絨毯のように広がる雲海を眺め感動した少年の日を思い出します。



しかし、残念なことに霊的に目覚めた人はまだ少数であり、目に見えるものがすべてで、死んだらお終いと多くの人が考えています。

そのため、3万人弱の日本人が、自ら地上生活に終止符を打つという悲劇が起こっています。

嘆かわしい限りです。

きっと霊界でも、この事態を改善すべく、プランが立案され、地上に働きかけていることでしょう。



もし「シルバーバーチの霊訓」と出会っていれば、思いとどまった人も、少なからずいるのではないかと思います。

また、心身の病により、苦しい思いをされている人が、どれほどいるか想像もできませんが、わずか13ページですが1巻第3章の「なぜ苦しみがあるのか」を読んでもらう、または読み聞かせるだけでも、心の安らぎが得られたり、前向きな気持になれたりする人もいるはずです。

苦しんでいる人に寄り添い、真理の言葉を伝えることは、何にも増して大切なことと考えています。

苦難の日々が長く、耐え切れなくなっている人ほど、(受け入れる)時期は迫っていると考えられます。

しかし、真理を受け入れる時期が来ているかどうか、導かれてきたのかはわかりませんので、とりあえず今、苦しんでいる方にお伝えしておかなければいけないと思います。



「たった一人でも魂を目覚させることができたなら、あなたがこの世に生まれた意味があったのです。

たった一人でいいのです」というシルバーバーチの言葉に、少々焦り気味の私は助けられ、勇気をもらいます。

何と慈愛に満ちた霊なのでしょうか。