人は何のために生きているのか?死んだ後はどうなるのか?その明確な答えが「シルバーバーチの霊訓」の中にありました。本当の自分とは魂です。この世を生きるたった1つの目的は、魂を成長させるためです。人生で出会う障害や苦難を乗り越えること、人や動物そして社会のために奉仕することで、魂は成長していきます。死んだ後、魂は次の世界に移り、この世を振り返る時が必ず来ます。悔いのない様に、失敗を怖れず、今を大切にして生きましょう。
2013年8月29日木曜日
すべての病気に原因がある
病気について書いてみます。
あくまでも私個人の意見です。
はっきりしていることは、全ての病気に原因があるということです。
そして因果関係が明確なものと、わかりにくいものがあると思います。
タバコをたくさん吸って肺がんになる、お酒を飲み過ぎて肝炎になる、あるいは感染性の疾患などは原因がはっきりとしています。
しかし多くの病気は根本的な原因を突き止めるのは困難です。
例えば、乳がんはどうでしょうか。
確かに遺伝的な要因はあると思います。米国の有名な女優が予防的に乳房を切除したのは記憶に新しいところであり、肉親に乳がん患者がいると約2倍の発生率になることは統計学的に証明されています。あるいは欧米型の食生活、特に牛乳を大量に飲むとホルモン(エストロゲン)の関係でリスクが高くなるというデータもあるようです。
しかし肉体次元での因果関係は医学的、統計学的に証明可能ですが、精神的さらに霊的次元でも原因を立証するのはきわめて困難であり、ほとんど知られていません。
がんは自己複製の過程におけるエラーにより生まれ、無秩序な細胞の増殖が始まり、生体の調和を次第に乱していく病気と言われています。
1日に5000個のがん細胞が出来ると言われていますが、生体のもつ免疫システムにより感知され、死滅させられているために、幸いなことに健康を保ってられます。
また、がん細胞の発生率は放射線の被曝や各種起因物質により高まることが明らかにされていますが、がんになられた方はこのような外的な要因や遺伝的因子が主因だったのでしょうか?
それよりも初期の時点で免疫システムがうまく機能せず、がん細胞が網をくぐり抜けて増殖してしまったことが大きな要因と考えられます。
大切な免疫システムをうまく機能させない原因として何があるのか?
精神的状態と免疫力には密接な関係があることは周知の事実です。ストレスが強い状態が持続すると、がん細胞の増殖を食い止めるために重要な免疫細胞であるNK細胞の活性が低下することも分かっています。
つまり、ごく初期の段階、1個のがん細胞が生まれても本来の免疫力であれば簡単に死滅させられるところが、たまたま強いストレスが持続する時期があり、免疫担当細胞の活性が低い状態がしばらく続き、免疫システムで対応できないほど大きくなってしまったのではないかと考えられます。
免疫システムをすり抜けた1個のがん細胞は増殖を繰り返していきます。1個が2個、2個が4個、4個が8個と増えていき、徐々に大きくなっていきます。レントゲン等で臨床的に発見されるのは大きさが約1cmなってからと言われており、そこまで成長するにはがんの種類、年齢によって異なりますが、数年~十数年かかると言われています。
つまり今、がんが見つかった患者であれば、数年~十数年前に免疫力を大きく低下させるほどの強いストレス状態を経験したのではないかと考えられます。もしかしたら親しい人の死、あるいは失業や過労、離婚など強いストレスを感じ、負の感情が生まれやすいライフイベントがあったのかもしれません。
英国の偉大なヒーラーであるハリーエドワーズは著書である『霊的治療の解明』の中でこう述べています。
「霊的治療家は、ときどき、自分の経験や霊界から教えられる情報によって、病気の原因を言うことができます。1945年に私は、大部分の皮膚病の背後にある基本的な原因は精神的緊張と欲求不満であって、軟膏塗布は有効ではないと述べました。ところが1947年には、このことがすぐれた医学的発見とされたのです。同様に、霊的治療家は、内臓疾患の病気の原因のほとんど内的自己の不調和に起因していることを前から知っていました。(中略)癌にも同じことが言えるのです。4年前に、私はほとんどすべての癌、特に婦人の乳癌は欲求不満と内的自己の不安感からくるものである旨の発表いたしました。現在では、ヘニーッジ・オーグルヴィ卿のような著明な医師が同様の見解を述べて、「幸福な人間は癌にならない」と言っています。」
彼は膨大な霊的治療を通じて多くの叡智を霊界から授かっていますので、その真実性について疑う余地はありません。
乳がんについては欲求不満と内的自己の不調和が原因であると主張していますが、乳腺組織が活発に活動している妊娠~授乳期において、育児に対して極度のストレスや不安を感じてしまうことにより免疫力が低下して乳腺細胞のがんが死滅せずに生き残り、増殖を繰り返して十数年の時を経て大きくなって症状が現れ発見される、ふとそんなことを思いました。
私はがんになってしまった方に言いたいことがあります。最も有効にがんを抑えこむ手段は、免疫力を高める考え方、生き方をすることであると。
不安感や恐怖心を払いのけ、穏やかで自信に満ちた心を保つことにより、誰でもがんを抑えこむ生命力(自然治癒力)をふんだんに受け取ることが可能であり、あらゆるステージ、いかなる状況であっても治癒への道は開かれていると。
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