2025年7月27日日曜日

真実を伝えたいと言う意志を持つ


40年来の友人が今月初めに、突然亡くなりました。

少し前から体調が良くなさそうだったので心配はしていましたが、まさかでした。



このブログにも書いた2年近く前に亡くなった友人とは、同じハーレーに乗っていたこともあり、旧知の仲でした。

「ずいぶん早いじゃないか」と迎えられたのではないかと思います。



機会があれば、周りの人に魂やあの世の存在を教えていましたが、彼はまだでした。

あの世などあるとは思ってもいなかったでしょうから、自分が置かれている状況に少し戸惑っていると想像されます。

きっと自宅のいつもの場所にいて、家族の様子を眺めていると思います。



人はいつ死んでもおかしくありません。

妙なことを言うやつだと思われても、真実を伝えておけば良かったです。



話は変わりますが、私の患者さんにがんを患っている人がいました。

インプラント治療をして、何でも食べられるようになりたいと言っていました。

1年以上に及ぶ治療が終わったところで、急にこの人と話をしたくなりました。

仕事部屋に呼び入れて、ご自身の病気について少し話をした後に、「肉体は死んでなくなっても意識は変わりなく存在し生き続けます。」と伝えました。

そんな言葉が私の口から出たので驚かれたでしょうが、その後に笑みを浮かべられていました。



しばらくして、新聞のお悔み欄でその人の名前を見つけました。

あの笑みは、求めていた真実が聞けたからなのかもしれないと思いました。



10年以上前の話です。

私の医院のスタッフのお母さんが、ステージ4の卵巣がんと診断されました。

何かお役に立てないかと思い、休診日にお母さんを医院に呼んで、何回かヒーリングを行いました。

目を閉じていると光のようなものが見えたと感動されていたので、霊力の存在は実感できたのではないかと思います。



残念ながら、その数か月後にお母さんは亡くなりました。

そのスタッフが涙声で報告をして来たので、「お母さんとは必ずまた会えるよ」と伝えました。

すると「先生と出会えて良かった」と、絞り出すような声で言われました。

彼女は、その真実が聞きたかったのだと思います。



霊的な真実を求めている人がいます。

そんな人に、知っている人が伝えるのは極めて重要です。

けれども、どこにいるのかは分かりません。



霊界にいる人たちには、地上の人の心が見えます。

誰が、どんな真実を求めているのかが分かります。

求めている人が、真実に辿り着けるように、霊界の人たちは腐心していると思います。



残念ながら「シルバーバーチの霊訓」を書店で手にすることはできなくなりました。

著者のエゴが反映されている書籍がたくさんある中で、高い界層から届いた真理が無垢のまま書かれているのがシルバーバーチの霊訓です。

求めている人が、遠回りをせずに、辿り着くことを願うばかりです。



ネットで真実を探している人も多いでしょうが、こちらも玉石混淆です。

何も知らずに、好ましくない団体や人物と接点をもってしまう人もいます。



霊界の人たちは、真実を知っている人たちに、導きやすい環境を整えることを望んでいるような気がします。

それは書籍を出したり、サイトを立ち上げたりするだけではありません。



真理の普及は霊界が主導です。

自分の力で広めるのには限界があります。



何よりも大切なのは、「真実を伝えたい」「真実で救いたい」と言う意志を持ち続けることです。

その意志(想い)が霊界に届くことで、求めている人と知っている人を結び付けることが、初めてできます。



「招かれる者は多し、されど選ばれる者は少なし」とイエスは言っています。

知っている人は多いのですが、伝えたいと思っている人は少ないと、霊界の人たちは嘆いているのかもしれません。



伝えたいという意志さえあれば、霊界が導いて来てくれます。

直ぐにではなくても、引き寄せられるように近づいて来る人がいます。

そんな人は、自分でも何で近づいたのか、分からないことも多いです。

霊界の人たちに導かれているなどとは、思ってもいません。



会ったとたんに、これまでのいきさつを話し始めるかもしれません。

これも、霊界の人たちに促されていると考えられます。



一通り話を聞いた後に、心に思い浮んで来るものがあれば、霊界からのインスピレーションかもしれません。

その人が求めている真実(真理)の可能性が高いので、そのまま伝えれば良いのです。



霊界からのインスピレーションは、霊力(愛)を帯びています。

たった一言で人生が変わる可能性があります。



地上の人には、必ず1度は霊的に目覚める機会が訪れると言われています。

その時に、真実を伝えることができたのなら、とても大きな意味を持ちます。

乾いた大地に降る雨のように、求めている魂に真実は浸み込んで行きます。



力む必要も、焦る必要もありません。

救われた真実(真理)により、救われる人がたくさんいることを忘れず、伝えようとする意志を持ち続けていれば良いのです。



出会いは偶然ではありません。

求める想い、伝えたい想いに対する、霊界の回答です。

その意図を汲み取って対応する、霊的な感性が必要とされます。





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