2016年2月28日日曜日

過去の出来事を許す



中学時代の同窓会が、何年かに1度あります。

私は幹事のため、クラスメートに電話で連絡を取って出席を促します。

せっかくの機会なので集まらないかと誘っても、別に用事があるわけでもないのに、どうしても出席しない人たちがいます。

その中には、中学時代に嫌な出来事があって、わだかまりを抱えている人もいるのではないかと思います。

中学時代は、子供から大人に変わる、人生で最も不安定で、多感な時期であり、同級生から受けた言葉や行為で、心が傷ついてしまった人は、意外と多いのかもしれません。

いじめのような行為をした本人は、すっかり忘れてしまっていることが多いのですが、された側は深く傷つき、数十年を経っても、忘れられないのかもしれません。

私も、理由も判らずに受けた暴力的な言動に対して、言葉では表現できない想いを抱いた経験があり、その想いが、長い間、居座っていました。

子供の時は、心が無防備であるため、他者から傷つけられ易いと思われます。

しかも、想いを上手く表現できないために、内に想いが溜まってしまい、苦しんでいる人が多いと思われます。

親に泣き言を言ったり、友達に想いをぶつけたり、あるいは部活動などで発散できれば良いのですが、不幸にしてそれが出来ずに、徐々に想いが溜まっていく子供たちもいます。

溜まった想いが限界に達して、外向きではなく、内向きに表現されてしまうと、自らを破壊するという、極めて悲劇的な結末を迎えてしまう恐れがあると思います。



大人であっても、わがままや、貶(おとし)めるような理不尽な言動をされ、自分が傷つけられたり、窮地に立たされたとしたら、強い怒りや憎しみの想いが沸き上がってしまいます。

こちらが傷ついているにもかかわらず、相手が何の反省もせずに、平然としていたのなら、想いは膨れ上がり、居ても立ってもいられない心境になってしまいます。

これで、良いはずがありませんが、誰が何をしてくれるわけではありません。



誰からも責められず、咎められなかったとしても、神の摂理は完ぺきに働いています。

法律からは逃れられても、神の摂理からは逃れられません。

地上の物質に万有引力という物理法則が働いているように、魂には霊的な法則が働いています。

1つ1つの出来事に対して細大漏らさず法則は働いていて、誰かに苦痛を与えた分、周囲に被害を与えた分、相応の償いをしなければいけません。

もし、今生で償われなかったとしても、死後に償うことになります。



生まれてから死ぬまでの、全ての言葉や行い、想いまでも、魂に刻み込まれていきます。

そして、魂に刻み込まれた、恥ずべき行為を消し去るためには、相応の苦痛の経験を通して、霊的な償いをするしかありません。

苦痛の経験は、自分の過ちに気付き、神の摂理に従うためにあります。

よって、怒ったり憎んだりする必要は、本当はないのです。

償う時が、必ずやって来るのでからです。

それでも、怒ったり憎んだりするのならば、自らの成長を妨げて、苦しみを味わうだけです。

破壊的な想いであるために、何一つ良い結果をもたらしません。

因果律の働きにより、苦痛を伴う結果となって、また自分に返って来るだけです。



そうは言っても、この世に生きている限り、怒りの感情から解放されることはありません。

さまざまな成長過程にある人(魂)が、同じ平面上で交わりながら、生きているからです。

思いやる人もいれば、傷つける人もいるのが、この世です。

傷つけられれば、怒りや憎しみが生まれ、仕返しをしてやりたくもなります。

しかし、多くの人と接しながら、たとえ嫌なことがあったとしても、怒りや憎しみの想いを、なるべく生まれないように修練するのが、この世を生きる意味の1つだと思います。

いざ生まれてしまった怒りや憎しみの想いと、どう向き合っていくかも、きわめて重要であり、人生は大きく変わって来ると考えられます。



怒りや憎しみの想いに、捉われて生きている人は、少なくありません。

「もう、そろそろ許してもいいんじゃないか」と、人から言われたとしても、それで許せるようなものではありません。

時が経ち、記憶としては忘れかけたとしても、怒りや憎しみの想いが消えて行く訳ではありません。

いくら時が経過しても、想いが残っている限り、ふとした出来事をきっかけに、蘇って来ると考えられます。

想いは、内で生きているとも言えます。



過去にあった出来事で、今も苦しんでいる人がいます。

そんな人は、過去の出来事に苦しんでいるのではなく、その時に生じた、肉体で表現できなかった想いにより、苦しんでいます。

過去に生じた想いは、肉体的な表現を求めていますが、それが出来ないために、今も苦しんでいます。



目に見えず、人にも知られない想いにも、自然法則が働いています。

それが、怒り、憎しみ、恨み、嫉妬など、自然法則(愛)に反した想いであると、因果律の働きで、苦しみを感じます。

自分の想いに、自分が苦しむことになります。

苦しみの本体は、怒りであり、憎しみであり、恨みであり、嫉妬です。

 人は、出来事の記憶と、その時に生じた想いを混同しがちですが、いつまでも強く記憶に残っている出来事は、その時に生じた想いの裏打ちがあるはずです。



苦しみから逃れるのには、その対象を許すしかありません。

許すには、自らが寛大にならなければいけませんが、寛大になろうと思っても、なれるはずもありません。

寛大になるには、相応の魂の成長を伴わなければいけません。

人生は、望むと望まざるとにかかわらず、さまざまな出来事に遭遇します。

それらの出来事を、もがきながらも、自分なりに乗り越えて行く過程を通して、魂は少しずつ成長していきます。

職場での仕事や、家庭での仕事も、生きて行く上での義務でもありますが、自分以外の者への奉仕には違いなく、毎日、少しずつ成長させていると思われます。

今を真剣に生きていれば、意識しなくても、魂は成長していると思われます。



小学生の時に難しかった問題が、中学生になると易しく思えるようになります。

解けなかったのは、問題が難しいからではなく、解けるレベルまで、自分が達していなかったからです。

もし、学校でテストがなければ、生徒は大喜びです。

しかし、テストがなければ真剣に勉強をしようとする気は、なかなか起こりません。

テストがあった方が勉強し、多くのことが学べるのは間違いなく、嫌なテストも、学ぶために必要なものです。

人生で起きる出来事も同じであり、避けて通りたいような出来事でも、何かを学ぶために必要であり、魂を成長させるために欠かせないものです。

試験があって勉強しなければ、学力レベルが上がらないように、人生に修練となるような出来事がなければ、魂のレベルは上がりません。

苦しみや悲しみなどの人生経験は、その最中にあっては苦痛以外の何者でもなく、一刻も早く終わりにしたいと思うだけです。

けれども、決して無駄なものではなく、目に見えない魂を大きく成長させているはずです。

そして、魂の成長に伴って、過去にあった出来事が許せる時が、知らない内に訪れると思われます。

怒りや憎しみの想いは、忘れるのではなく、許すことによって解放されます。

それでも許せなければ、想いからは解放されず、もうしばらく苦しみ続けることになります。

しかし、その苦しみも魂の成長をもたらし、いつの日か許せる日が来ます。



身体の成長は止まり、やがて老いていきますが、魂は成長し続けます。

魂の成長とは、人間が成熟し、大人になって行くことなのかもしれません。

とても大きく感じた出来事であっても、時が経ち、振り返ってみると、小さなことだったと感じる時がありますが、それも魂が成長しているためだと思います。

そして、この世で予定された魂の成長が果たされたなら、魂は肉体を脱ぎ捨てる時が来ます。

肉体を脱ぎ捨てる時の魂は、十分な成長が得られているので、この世で許せないことはなくなっているはずです。

死とは、この世の苦しみからの卒業です。

この世に残された人にとっては悲しみですが、苦しみから解放された人にとって、悦び以外の何ものでもありません。



許せなかったことが、許せるようになるのは、時と共に忘れてしまうのではなく、魂が成長するに従い、怒りや憎しみの想いを手放した結果と思われます。

ところが、許せないことがあり、想いが溜まっているにもかかわらず、その想いに気付いていなかったり、無意識に封印してしまっていることがあります。

溜まっている想いにより、自分(魂)のありのままの表現を妨げられています。

本当の想いが、溜まっている想いに、歪められて表現されています。

怒り、憎しみ、恨みなどの秘められた想いがあるとは気付かずに、その後の人生に大きな影響を与えていることがあります。

なぜ、それがいけないのかと言えば、妨げたり、歪められた表現になってしまうと、予定通りに魂を成長させることが出来ないからです。

人や社会のために、奉仕することができないからです。

それは、この世に生まれて来た意味を、大きく失っていることを意味します。



五感に触れない想いに気付くために、因果律の働きにより、心身上の変化として外面に表現されることがあります。

怒りや憎しみの想いは、時として、肉体上に暴力的で攻撃的な病変として表現されます。

現代医学で解明されない病気の多くは、霊的次元に根本原因があり、本体は表現されなかった想いと考えられます。

内にある想いに気付き、それを解放させるための自然法則として、霊的な病気は存在します。

病気の苦痛は、(自然法則に反した)想いを抱いていた償いであり、魂を成長させ、そして目覚めさせるという、大きな意味があります。

病気の苦痛により、魂が成長して、内にある想いが解放されていきます。

魂が目覚めて、自分の過ちに気付くと共に、本来の自分を取り戻していきます。

生命の始源(神)とのつながりは深まり、生命力がふんだんに流れ込み、自然治癒力として働きます。

肉体は、魂を表現する媒体であるため、想いが解放されれば、肉体上の病変も消失して行くはずです。



もし仮に、どうしても許せずに、怒りや憎しみの想いを外に表現してしまったらどうなるのでしょうか?

想いは外に吐き出されるので、苦しみからは解放され、気持ちは楽になるでしょう。

病気にもならないかもしれません。

しかし、その行為は人を傷つけたり、貶めたりするものであり、魂に刻み込まれてしまいます。

想いは魂と同化してしまい、その人の本性となって行きます。

怒りや憎しみを外に吐き出している人は、その想いに染まっているので、日頃の表情や言動に、魂のありさまが反映されていると思われます。

元に戻るためには、より大きな償いが必要になると考えられます。

こちらに非がない理不尽な出来事であっても、怒りや憎しみの表現は、霊的に摂理に反した行いに変わりなく、魂のありさまを変えてしまい、自らの成長を妨げる結果を生み出してしまいます。

決して正当化されず、後に後悔することになります。



許すことは、口で言うほど易しくありません。

自己犠牲を伴うため、とてもつらいものですが、その出来事を乗り越えることであり、魂の成長という報いをもたらします。

魂の成長は、生きる意味そのものなので、許すことはこの世に生きる意味の1つを、成就したことになります。

いつまでも許せずにいるのは、生きる意味を見失っていることになると思われます。



許すとは、成長を妨げている想いを解放させることですが、魂が成長する時(経験)を必要とします。

もし想いを解放させられたなら、許して、乗り越えたことになります。

自分に非がない、理不尽な出来事で生じた想いであるならば、それを解放させる手段はあるはずです。



相手からひどい仕打ちを受けて、憎んでいる話を耳にします。

そんな人が、周りからの思いやりや優しさで満たされた時に、憎しみは霧消して行きます。

それは、魂が愛に満たされ、憎しみの想いが解放されてしまったからです。



内にある想いは、自分で解放させるしかありません。

解放させるには、自分へ向けた愛が必要となります。

自分へ向けた愛とは、自分を好きになるのとは違います。

今の自分が、その時の自分に寄り添い、共感することです。

今の自分が、その時の自分を、慰めてやることです。

大好きな人が傷ついてしまった時にするように、その時の自分にするだけです。



静かに目を閉じて、言葉を失い怒りと憎しみに震えていた、その時の自分を心の中に思い描き、胸の中で抱きしめてやりましょう。

その時の自分に向かって、「つらかったね」、「よく耐えたね」と、ありったけの愛を込めて、声をかけてやりましょう。

今の自分の愛の想いが、その時の自分に伝わり、想いを共有できたなら、怒りや憎しみが涙となって解放されていきます。

涙という肉体的表現で、その時の自分に代わって、解放させてやりましょう。

怒りや憎しみは、形を変えて、外に出すことができるはずです。

涙は、そのためにもあるはずです。

その時の自分を、思いっきり抱きしめ、そして愛して、想いを解放させてやりましょう。



川の流れに逆らって進もうとすると、抵抗があって苦しいものです。

怒りや憎しみの想いは、自然法則に逆らっているので、心がつらくなります。

怒りや憎しみの想いは、魂を成長させないので、生きるのが苦しくなります。



身に起こる全ての出来事は、愛でしか解決できないと思われます。

愛でしか、怒りや憎しみから来る苦しみから解放されないと思われます。

つらくても、自己犠牲(愛)により許して、解放して下さい。

その時の自分を愛して、涙とともに、解放して下さい。



全ての出来事は、不変の自然法則に支配され、その自然法則は憎しみではなく愛する方へと、魂を導いています。

苦しみの中から、真実を学び取り、魂は大きく成長して行きます。








10 件のコメント:

  1. イクミ様 こんばんは。
    さとです。

    早速こちらのタイトルでコメントを書かせて頂きます。

    『過去の出来事を許す』
    人によって許せる出来事と許せない出来事がありますが
    私の許せない出来事は無いと言えば嘘になるので
    一応、あるの方が正直な想いなので聞いて下さい。

    私の実家は地元でも有名な争いの耐えない家庭でした。
    私が中2の時に家の都合で引っ越し、新しい学校へ転校しました。
    やはり引っ越し先でも父親は包丁、兄は木刀での争いに
    警察官が出入りするような状態だったので
    学校では家庭状況の噂が広がりリンチ、いじめの中での学生生活でした。
    ですが私は不思議とリンチ、いじめも怖くなかったどころか
    先生にも親にも一切言わず休まない私でした。

    今思えば守護霊様、ツインソウルの片割れ、彼の守りがあったのかと…

    家庭の事情で中学を卒業後は寮生活をしながら生活費を入れていましたが
    寮での友達の影響で夜遊び、右翼団体と知り合いになり
    私の人生は波瀾万丈でした。

    彼はよく私の生い立ちを聞かれていたので勿論このお話もさせて頂きました。
    『さとは辛い人生を送っていたんだね!よく頑張ったね!
    でもね、形は違うけど世の中にはもっともっと
    悩み苦しんでいる人が沢山いるんだよ。
    さとは、そんな人達の心を判って上げれる魂になる為の家庭だったから感謝しようね!』
    と言われていました。

    正直、感謝は中々出来る自分ではありませんでしたが
    両親が居て私は、この世に生まれ
    そして妻になり母親になれ幸せな家庭を築け
    その上、ツインソウルの片割れの彼とも出会い霊的知識を学び
    許せない出来事を少しずつでも許せる出来事に変えて頂き
    『あの世に行っても後悔しないように…』と彼にを教えて頂いたので今は感謝しています。

    今は両親が離婚して別々に暮らしているのですが
    母親は彼とのことで反対して疎遠、父親は私の近所で独り暮らしをしています。

    いつも彼は
    『私のことで疎遠状態だけど万が一の時は必ず行って上げなさいよ!
    さとを産んでくれた人だし私は祈っているからね!』と言われていました(涙)

    学生時代、寮生活時の私しか知らない人が今の私を見れば
    『人が変わった!』ではなく『一度あの世に行って、また生まれ変わって来たのか?』
    と言われると思います(苦笑)

    彼との会話で『人は出会いで変わる!』とよく聞かされましたが、
    今世の私の使命にとっては かけがえのない言葉です。

    勿論、人はひとりでは生きて行けないので
    みんなにとっても有り得る言葉ですけどね…

    正しい霊的知識で魂を成長していれば
    慌てふためくことなく冷静な判断、行動で世の為、人の為の奉仕を
    させて頂くことが出来ると言うことですね。

    実は昨日、相談者の一人が
    『以前に比べると凄く落ち着いた感じがするね!』と言われましたので
    『○○さんは亡くなられたけれどイクミ様を通して今も私の魂の成長に
    寄り添ってくれてるのが判るようになったので
    私の心(魂)も安心しているのでしょう!』
    と心底から言葉が出て来ました。

    相談者の悩みは、このブログへ来られてる方のようなこと特に子育て、人間関係です。
    彼の言われたように私の生い立ちは奉仕の為だったように思います。

    イクミ様のお言葉で私自身も学び相談者の方々の魂の目覚めに頑張らせて頂きます。

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  2. さと様

    こんばんは。
    あなたの生い立ちを書いていただきましたが、感じていた印象からは想像も出来ない、壮絶なものであったので、少々驚いています。
    そんな家庭を、あなたが選んで生まれてきたのは、彼が言っていたように、悩み苦しんでいる人の心を判ってやるためだと思います。
    何もかもが恵まれた環境であなたが育ったのならば、精神的、物質的に恵まれない人を同情することが出来ても、想いを共有することは出来ません。
    逆境や危険と隣り合わせの経験をさせて、今のあなたに辿り着いたのは、守護霊の計らいなしには考えられず、これからの奉仕のために必要と判断されたからだと思います。

    ご両親のことを中々感謝できなかったそうですが、あなたが言うように、ご両親がいなければ今のあなたは存在しません。
    全ての出来事が連綿とつながっていて、今のあなたがいます。
    今は疎遠になっているそうですが、彼の言っていたように、何かあったら駆けつけて下さい。

    生きていると、どうしても怒りや憎しみが生じやすいですが、そのような感情は神の摂理に反しているので、苦しみを感じてしまいます。
    その苦しみの中で、何かを学び、魂が成長することで、許せなかったことが許せるようになり、怒りや憎しみから解放されます。
    怒りや苦しみも、神が考案したものであり、学び、成長するために存在していることになります。
    たとえ不幸や凶事としか思えない出来事であっても、全ては神の摂理の働きによって生じているので、そこから何か学ぶことがあり、魂の成長につながっているはずです。
    無駄なもの、意味のないものは何1つありません。
    その摂理の働きが判らずにいると、地上的感情に捉われて苦しんでしまいます。

    あなたの元に訪れる相談者の悩みは、結局は神の摂理の働きが判らないことから生じています。
    彼や相談者の守護霊は、摂理の働きがはっきりと判る次元に生きています。
    霊界にいる彼から、摂理に則った助言があなたを通して与えられることで、悩みが解決されると考えられます。

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  3. イクミ様 こんにちは。
    さとです。

    お返事ありがとうございました。

    正直、生い立ちの話はしたくなかったのですが
    私のような状況で悩み苦しんでいる人がイクミ様のブログを通し
    私とイクミ様のコメントのやり取りを読まれて少しでも
    神の摂理の働きを判る魂になって頂けたら良いと思い書かせて頂きました。

    私が入信していた信仰の中に『怒る勿れ』という教えがありました。
    怒りを我慢することは一番魂が磨かれ成長すると…
    勿論、争いのないことが一番良いのですが時と場合によっては
    巻き込まれ身の危険を感じる時もあります。
    特に幼児期は恐怖心の塊だったので今もトラウマがあります(涙)

    『いつ殺されるか判らないし自分が卒業したら必ず父親を…』
    と思いながら過ごしていました。
    もし信仰に縁がなかったら今頃、私はどうなっていたのかと思うと…(涙)

    信仰を30年近くしながら魂を磨きそれなりに魂の成長をさせて
    彼と出会い霊的知識を教えて頂き、そして今はイクミ様とのやり取りで
    私は神の僕としての奉仕のお許しを頂いていると思います。
    遠回りはしましたが30年近くの信仰があったからこそ
    真の霊的知識(シルバーバーチの霊訓)の意味を理解出来る魂にさせて頂いたと思います。

    シルバーバーチの霊訓を拝読させて頂いていますと
    私が入信していた信仰と彼が言われていた言葉があるので
    判りやすいです。

    私が30年近くも信仰をさせて頂いていたのは、やはり彼の言われたように
    魂の受け入れ態勢が整ってなければ奉仕に対しての真の言葉、霊的知識が入らないってことだったのですね。

    世の中には、まだまだ表に出ていないだけで
    今、この時間も助けを求めている人、子供達が沢山いると思うと悲しいです(涙)

    生前、彼との話題で
    『私が今一番やりたいことは資格は無いけどスクールカウンセラーみたいに
    子供の悩みを聞いて上げて悔いのない楽しい学生生活を送らせて上げたい!』
    と言っていました。

    私の生い立ちは、まだマシな方だと思います。
    もっと酷い仕打ちを受けている子供達、親の都合で思いもよらない人生を送っている人達は
    沢山いますが、一番大事なのはそれも自分が選んだ形、神の摂理なんだと
    気付ける魂にさせて上げることなので彼から引き継がせて頂いた相談者は勿論
    出会った人達にシルバーバーチの霊訓と神の摂理の働きを伝えて行けるよう
    神の僕として頑張らせて頂きます。

    今から相談者のおうちに行って来ます。
    長文で申し訳ございません。

    返信削除
  4. さと様

    こんばんは。
    所用で返信が遅れて、申し訳ありません。

    人に話にづらいことを、書いていただき、ありがとうございます。
    このブログは、幸福を感じている人は、あまり読んでいないと思います。
    この世で不幸と呼ばれるような出来事が起きて、その意味を知りたがっている人や、救いを求めている人が読んでいると思います。
    過去のあなたと同じような状況で、悩み苦しんでいる人が、導かれてこのブログを訪れ、コメントのやり取りを読むかもしれません。
    今の悩みや苦しみには意味があり、人生の大きな目的を果たすために必要なことかもしれないと思ってもらえれば、本当にうれしいです。

    あなたの前半の人生は、恐怖と不安に支配されていたので、心の平安を求めて宗教に入るのは、自然の成り行きのような気がします。
    その宗教から、怒りを自制することを学ばれて、今のあなたがあると思います。
    彼と出会い、離れたのも自然の成り行きであり、あなたにはもう必要なくなったのです。
    彼の伝えていたことは、シルバーバーチの霊訓に書かれていることと、ほぼ同じであると感じています。
    そうでなければ、ここまでコメントのやり取りを続けるのは、難しいと思います。
    あなたが言っていた様に、彼はそのことを知っていて、導いたと思います。

    これまでの出会いや出来事は、これからの奉仕のために、どれも必要だったと考えて良いでしょう。
    あなたの魂が真理を受け入れるために、最後に必要な出来事が、彼の死であったと思います。
    悲しくつらい出来事でしょうが、神の計画の完璧さを感じます。

    あなたが今一番やりたかったことは、子供の悩みを聞いて、悔いのない楽しい学生生活を送らせることだったのですね。
    人生経験を活かした、素晴らしい社会奉仕には違いありません。
    しかし、あなたにはもっと貴重な霊的な奉仕の機会が与えられています。

    あなたが言うように、思いもよらない人生を送っている人達はたくさんいます。
    その人たちに必要なのは真実です。
    神の摂理(霊的真理)を伝えることで、魂を救い、生きる力を与えることが出来ます。
    すばらしいことです。
    霊的な能力は、そのためにあります。

    神の僕として頑張りたいと言う想いは霊界に届いています。
    しかるべき時期に、奉仕の機会が与えられるでしょう。
    奉仕をする毎に、彼が生前言っていたことの真意が判って来るようになると思います。
    あなたの魂は彼の高さに、一歩一歩近づいて行くことになります。

    返信削除
  5. イクミ様 こんにちは。
    さとです。

    お忙しい中 お返事ありがとうございました。

    イクミ様のブログのタイトルは私にとって意味あることばかりです。
    以前の私ならブログやツイッターは全く縁のないことだと思っていましたが
    私は彼の死をきっかけに今こうしてイクミ様とコメントを交わしているように
    他の方々も守護霊、繋がりのあった人の導きにより魂の目覚めが出来ることは
    神様、霊団の想いなので私の生い立ちを書かせて頂きました。

    子供の頃の夢は
    保育士、美容師、ケアマネ、スクールカウンセラー、心理士、後…剪定士等々でした。

    彼は…教師、心理士、臨床心理士、福祉施設ボランティア活動、(演歌歌手)

    現実の私は違いますが彼と似た職だったので
    やはりツインソウルの片割れって感じですね(苦笑)

    生きてる以上、誰しも小さなことや命にかかわるような出来事での悩み苦しみはありますが
    神の摂理(霊的知識)を学ぶことで少しずつでも苦しみから解放させて上げることを
    彼は私に教えてくれていたのですね(涙)

    『学びは生きる力だよ!』と彼が言っていたのも
    『神の摂理の働きを学び真の生き方で魂が成長する』ということだったのだと…

    先程も中3の子供の登校拒否で悩まれている相談者が来られていたので
    私なりの対応をさせて頂きました。

    自分の責任と悩まれている母親も居れば育児放棄している母親もいますが
    親子とはいえ魂はそれぞれなので彼の想いの『一人でも沢山の人が後悔しないように…』
    一人ひとりの魂の成長をさせて上げることが一番大事なことなので
    また今夜、登校拒否している本人と父親を交えて話をさせて頂いて来ます。

    他の相談者にも夜遊び、警察沙汰、親に対して暴言を吐く子供がいましたが
    生前、彼があることで解決しましたので
    現在は親子関係も極普通になり家族全員
    感謝が出来るようになれたと喜ばれています。

    そして、今起きてる出来事や家族関係は全て一人ひとりが
    魂の成長をする為だったことを話させて頂いたので
    今は『出来事一つ一つに落ち着いての行動が出来るようになれた!』と…

    どんな小さなことでもメールや携帯、家でお話を伺いながら
    私自身も学び魂の成長をさせて頂く為に
    彼は私に仕事をしてはいけないと言われていたのですね(涙)

    私の生い立ち、信仰、そして彼との出会い…
    どれもこれも神様から与えられた使命遂行の為だったと…

    お返事のお言葉の最後に
    『あなたの魂は彼の高さに、一歩一歩近付いて行くことになります。』
    このお言葉に彼の思念を感じました。
    一歩一歩は彼の言われていました『歩』!
    やはりイクミ様のコメントのお言葉は彼と同調されているようなのでとても嬉しいです。

    ありがとうございました。

    また長文になってしまってすみませんでした。

    返信削除
  6. さと様

    こんばんは。

    私はこのブログを通じて、愛する人を亡くした人に霊的真理をお伝えしています。
    悲しみや苦しみを経験し、魂に時期が来ている人には受け入れてもらえます。
    真理よって救われた人が、同じ経験をしている人に伝えているのを見ているのですが、想いが共有されているので、私が伝えるのよりもはるかに説得力があると感じています。
    あなたもつらい思いをしているので、自分の想いを判ってもらえているのを知れば、子供たちが受け入れてくれる可能性は高いと考えられます。
    そして、霊界にいる彼や霊団からのインスピレーションを伝えれば、その言葉は魂まで届くと思います。
    上手く行けば、奥深くで眠っている魂うを、目覚めさせることができると思います。
    ヒーリングも同じですが、霊界にいる魂(彼や霊団)から、あなたの魂を通して、相談者の魂に霊的な力が届いています。
    もし、魂に受け入れる時期が来ていなければ、もう少し苦しんで成長してからと言うことになります。

    お二人共、人と接し、心が触れ合うような仕事に就きたかったのですね。
    子供の頃の夢は、自分(魂)が求めているものが表れていると思いますので、やはり似かよっているのですね。
    神の摂理(霊的知識)を学ぶことで、苦しみから解放されることを、彼はあなたに教えたかったと思います。

    相談者は、切実な悩みを抱えているのですね。
    家に引きこもっている本人が、きっと1番悩み苦しんでいると思います。
    その苦しみの中で成長して、何か大切なことに気付くことで前に進んで行けると思います。
    自分を救えるのは自分であり、神の摂理に気付くことで救われると思います。
    気付くきっかけを与えるのが、あなたの役割だと思います。

    起きていることは、不幸のように思えますが、過ちに気付き、本来の姿に戻るために生じています。
    どこに過ちにあるのか分らないご家族には、神の摂理を知っている者が教えてやることで、問題が一気に解決するかもしれません。
    摂理に反した想いや言動をすることで、苦痛を伴う出来事が起きて、それを改めれば消失すると思います。

    相談者への奉仕により、あなた自身も大切なことを学んでいます。
    仕事をするよりも、はるかに多くのことを学びながら、成長できます。
    今の奉仕は将来に活かされ、より大きな貢献が出来るようになります

    一歩一歩と言う言葉には歩が入っていますね。
    前の話は意識していたわけでないのに心に浮かんで来ました。
    良く見ると、同じ言葉が仲良く並んでいますね。
    彼が伝えたかったと私も思います。

    返信削除
  7. イクミ様 こんにちは。
    さとです。

    お返事ありがとうございました。

    昨夜は23時過ぎまで相談者宅でお話をさせて頂いていました。
    相談者家族は夕食後だったのですが私は帰宅後の夕食でした(苦笑)
    彼は私の身体、健康を凄く気にかけられていましたので
    あの世で心配されていたかもしれません…

    ご両親は少しずつ私が言わせて頂いていることに理解されていました。
    中3の子供には中々難しいようで、まだまだ時間がかかりそうでしたが
    『継続は力なり』と彼が言われていましたので本人も私自身も
    負担がかからない程度で対応させて頂きます。

    話が変わりますが娘の影響である占い師のサイトで
    『生まれた瞬間定められた生涯の運気』を調べてみましたら
    『心の底から満足出来る人生は晩年に訪れるでしょう。
    さとさんは精神的に成熟していますから自分が幸せになるだけでは満足出来ないので、
    真の意味での包容力が身についてからが勝負という意味なので
    晩年に至るまで様々な経験を積むことが大切。
    幼い頃から浮世離れした資質を持っていたり他の子供とは違う感性を持っているでしょう。
    周りの人々に守られて独自の感性が開花して行きます。
    そして社会に出ることによって世の為、人の為に働くようになります。
    人生経験を積むことで心から満足出来る晩年へ道を開いて行くのです。』

    所詮、占い師サイトですが娘はよく当たってる占い師と言ったので
    私も半信半疑で観ました結果が、この言葉だったので
    少し驚きました。

    彼は『みんなが幸せになってくれたらそれで良いんだよ。
    私の幸せは一番最後で良い!』と言われていました。
    私も周りから
    『人のことを気にかけて上げることは悪いことではないけれど
    偶には自分の身体の休める時間を作ることも大事…』
    と言われるので彼と似ているなぁと思う時があります。

    そう言えば昨年、彼の誕生日メールに
    『勉強や奉仕で忙しいのは仕方がないけれど偶には自分の身体も労って上げてよね!』
    と送りましたが8ヶ月後に亡くなられました(涙)

    『いつまでも健康なさとで居てね!二人で頑張って行こうね!』
    と彼はよく言われていました…
    『二人で頑張って行こうね!』はあの世とこの世で繋がりながらの奉仕を意味していたのと
    特に私が健康で無いと共同作業、彼が言われていました『二人三脚』
    で奉仕、魂の成長が出来ないからだったのでしょう(涙)

    私も生身の人間なので いつどうなるかは判らないですが
    神様から許された時間、命のある限りは彼のように
    悔いのない人生を送りたいです。

    今、思えば彼は凄い人だったんだなぁと…
    『私の愛情は深いよ!』をよく言われていましたが
    この言葉もただの威張り言葉ではなく言葉通りの人生を送られていましたので
    今となっては平伏するばかりです(涙)

    夢で『今も神様の傍でお仕え頂いているよ!』は
    彼が居られる場所、魂を改めて私に教えられたのでしょう…

    そんな彼の魂に一歩一歩近付いて行くことが出来るのなら
    私は凄く幸せ者です。

    今は彼の肉声を聞くことは出来ませんが今もイクミ様と同調されて
    私(片割れ)の魂の成長を待ち望まれていると思いますので
    今後ともイクミ様のコメント(彼からのメッセージ)を
    宜しくお願いします。

    長文で申し訳ございません。

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  8. さと様

    こんにちは。
    昨日は遅くまで大変でしたね。
    理解してもらえるまで、もう少し時間がかかるかもしれませんが、あなたの想いは伝わっていると思います。
    今の状況から、早く抜け出して欲しいですね。

    占い師のサイトで、自分の運勢を調べたのですね。
    基本的に占いは信じていませんが、書かれている内容は、あなたのことを的確に捉えているようにも思えます。
    占い師の中には霊的な援助を受けている人もいるのかもしれませんが、営利目的で行っているのはいただけません。

    彼が生前言っていたことが思い出されるのですね。
    あなたが健康でないと、彼も奉仕が出来なくなるので、無理はされないで下さい。
    肉体は神から授かったものであり、大切にする義務があると思います。

    彼は、最大限の奉仕が出来る環境に、自分を持って行きました。
    しかし、あなたにはご家族があります。
    それは、あなたにとって制約になるのではなく、よりあたたかでやわらかな奉仕をすることにつながると思います。
    ご家族と共に過ごし、愛情を注ぐことで、あなた自身も学びながら成長し、彼とは趣のことなる奉仕をすることが出来ます。
    伝えることは同じですが、伝え方が違って来ると思います。
    彼と同じ必要はありません。
    お互いに補完し合い、2人で1つです。
    あなたらしく、フレンドリーな雰囲気の中で、奉仕をして行けば良いと思います。

    一歩一歩近づいてくるあなたを、きっと微笑みながら見つめているでしょう。

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  9. イクミ様 おはようございます。
    さとです。

    お返事ありがとうございました。

    昨日は今年初めての書道教室へ行っていました。
    以前にも書きましたが私は小学生時代も書道教室に通っていましたので
    筆は好きですがやはり上達するには気持ちを集中させないと
    納得出来ないので難しいです。

    何に対しても成果を出す為には努力が必要ですが
    書道は心を無にしての集中力です。
    それと感情が乱れると上手く書けないので特に精神の安定は大事です。

    今思うと何故、彼は私に改めて書道を勧められたのかが やっと判りました。

    パニック障害だった私に神様から与えられた使命の奉仕をさせる為に
    一番大事なことは『心、愛』そして心は魂…
    真の学びをさせる為には先ず精神を安定させ魂の受け入れ態勢!
    私の得意分野で魂の成長を促進させて頂いたのでしょう。

    相談者達への配慮は私自身の精神が安定していないと
    彼にとっても共同作業(二人三脚)での奉仕が成り立たないですよね…
    その為にも書道日だけは精神、肉体的に休める時間を頂いています。

    彼に押され4月から書道教室へ通い9ヶ月になります。
    『一年以内に段をとること!』と彼に言われていました。
    後3ヶ月でとらないといけないのですが何とか段は大丈夫です。

    段をとることは地上的の形だけであり
    段をとるまでの努力と精神、そして忍耐力が奉仕に対して
    必要があったのだと思いました。

    お話は変わりますが相変わらず他のタイトルも読ませて頂いているのですが
    タイトル毎にコメントさせて頂いていると他の方々にあまり宜しくないですよね?

    相談者達への対応は勿論、シルバーバーチの霊訓も拝読させて頂いてですが
    イクミ様のコメントには彼も同調されていると思い
    私個人的にも心(魂)を安定させて頂きながらの日々を送れ
    奉仕に専念出来ておりますので他の方々とは違い毎日のように
    コメントをさせて頂いていますがイクミ様がお忙しい時は
    無理のないようでのコメントで良いです。

    彼との出会い、そして死の別れの後に、まさかこんな使命を
    与えられての人生を送ることになるとは思いもしなかった中でも落ち着いて奉仕が出来るよう
    守護霊、彼がイクミ様との繋がりを仕組まれていたのでしょうか…

    イクミ様に対しては有難いようで申し訳ないようで(涙)

    また長文になってしまいすみませんでした。

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  10. さと様

    こんばんは。
    彼が勧めていたそうですが、判るような気がします。
    精神を安定させるための修養にも当然なりますが、書を書いている時とインスピレーションを受け取っている時の状態は似ていると思います。
    書道は心を無にして、意念を字に込めて、書き表していますが、ヒーリングやインスピレーションを受け取る時も、心が無になって、魂が愛に満たされている状態が理想的と考えられます。
    つまり、書道は今後の奉仕の質を高めるために非常に有用であり、そのために1年と言う短い期間で段を取るように彼は言っていたと思います。
    良い報告が出来る様に、頑張って下さい。

    私のコメントが、あなたの心の安定と、奉仕のために役に立っているのであれば、うれしいです。
    コメントをどのタイトルに送れば良いのかと言うことですが、取り合えず「成長した君へ」にしましょうか。
    どのタイトルを読でのコメントなのかを最初に書いていただければ有難いです。
    最近、返信に時間がかかる内容のコメント数が増えてきました。
    フルタイムで仕事をしていて、それ以外の用事もあるために、返信が遅くなってしまう時がありますが、どうぞご容赦下さい。

    彼と出会い、別れ、奉仕の使命が与えらたのは、あなたの今生の計画です。
    その中で私と関わり合いができたのは霊界の計らいであり、必要と判断されたからと思います。
    彼をはじめとする、霊界の想いに応えなければならないと感じていますので、気にされないで下さい。

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