人は何のために生きているのか?死んだ後はどうなるのか?その明確な答えが「シルバーバーチの霊訓」の中にありました。本当の自分とは魂です。この世を生きるたった1つの目的は、魂を成長させるためです。人生で出会う障害や苦難を乗り越えること、人や動物そして社会のために奉仕することで、魂は成長していきます。死んだ後、魂は次の世界に移り、この世を振り返る時が必ず来ます。悔いのない様に、失敗を怖れず、今を大切にして生きましょう。
2014年5月4日日曜日
苦痛の先にあるもの
病気は偶然ではなく、神の摂理によって生じます。
病気は死に追いやるもの、意味もなく苦しめ、不幸にするために存在するのではありません。
すべての病気に原因があり、結果として病気になります。
原因は肉体的、精神的、霊的次元にそれぞれありますが、それぞれの次元に何らかの原因があったと思われます。
霊的次元においては、何かしら摂理に反した想いや行いがあり、それが主な原因と考えられます。
神の摂理は完璧であり、すべての想いや行いは見逃されることはありません。
昔、学校で悪さをして、立ち番をさせられたことがあります。先生は私が反省しているかどうかを、よく見ていました。反省しているのが見てとれたら、必ず許してくれました。良い方向に進んでいって欲しいという気持ちから立ち番をさせたと信じています。そして厳しかった先生ほど、私のことを親身になり、思っていてくれたと感謝しています。
病気も同じです。
しかし、病気を生じさせた神は、人である先生より、はるかに厳格です。
本人が反省しているか、大切なことに気付いたか、考え方や生き方が(摂理に叶ったように)変わったかは、神にすべてを知られてしまいます。
なぜなら、魂は神の一部であり、つながっているからです。一切の言い訳やごまかしはききません。
摂理に反していたことがあったならば、それに見合った償いをしなければいけません。
病気の苦痛は、償いとしてあります。不安や恐怖との闘いも、大きな苦痛であり、償いです。
しかし、魂が目覚めて、誤った考え方や生き方をしていたことに気付き、悔い改めて、苦痛により相応の償いをしたならば、病気を生じさせた神の力は、一転して治癒させる力に変わり、病気は快方に向かっていくはずです。
病気になった目的は、魂を目覚めさせ、摂理に適った考え方や生き方に変えさせるためにあるからです。
神は愛です。
愛が最も大切であり、すべてであることを、病気を通して教えているだけです。
今、つらいのであれば、「この苦しみ、痛みは私を変えるためにある」という信念を持って下さい。
それは、紛れもない魂の真実です。
そして、「人や社会のために、元気になり、役に立たせて下さい」と、祈って下さい。
祈りは、きっと神に届くはずです。
早く良くなって、生まれ変わった自分で、人や社会のために思う存分、愛を表現していきましょう。
それが、この世に生まれてきた意味であり、生きている意味です。
つらい日々、償いが終わる日は、近くなってきているはずです。
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