2013年7月9日火曜日

医学的処置とヒーリング



私がヒーリングをする患者さんのほとんどは、すでに医学的処置を受けられています。

医学的処置により軽快すれば、ヒーリングを受ける必要はありませんので、それだけでは満足出来ず、今の病状が一刻も早く良くなって欲しいと思われています。

少し前、ある知り合いの方をヒーリングしました。

難病と言われる自己免疫疾患で、日常生活に大きな支障が出ていました。

特に、仕事をする上で障害は大きく、病状は誰が見ても明らかなものがありました。

自己免疫疾患に有効とされているステロイドを服用しており、その副作用で顔が浮腫んでいました。

病因は不明であり、根本治療は確立されていないため、いつ治るともわからない、不安な日々を過ごされていたと思います。

病気の話を聞いて、もしかしたらお役に立てるかもしれないと思い、こちらから連絡をとりました。

手短にヒーリングについて説明したところ、よろしくお願いしますという答えが返ってきましたので、休日の朝にお伺いして30分位治療を行いました。

いつもと同じ様に、治癒力は流れていくの感じましたが、効果があるかどうかいつもの様にその時はわかりません。

霊的真理について少し話をして、興味があれば「シルバーバーチの霊訓」を読んで下さいとお伝えして帰りました。

その後、どうなっているのか気になっていましたが、数週間後にお会いする機会がありました。

一目見てすっかり良くなっていることがわかり、思わず嬉しくなりました。

ヒーリング後、2,3日で治ったとお礼を言われました。

ただ患者さんは必ずしもヒーリングで治ったとは考えていないかもしれません。

ヒーリング後に治ったのはたまたま時期が重なったのであり、やはり医学的処置により改善したと思われているのかもしれません。

私もヒーリングにより治ったと言い切ることは出来ませんし、実際、医学的処置の効果で治ったのかもしれません。


医学はすばらしい知識の集積であり間違いなく人類の叡智です。

その効果は実験的に証明されており、恩恵を受けていない現代人はいないと言っても差し支えありません。

しかし、病気を治す主役は自然治癒力であり、医学的処置はそれを補助するものです。

皮膚を深く切ると縫合により裂けてしまった皮膚を寄せて縫い合わせたり、骨を折って整復するのは医学を習得した医者ですが、細胞レベルで皮膚と皮膚、骨と骨を繋げて元に戻すのは自然治癒力です。

感染症で抗生物質を投与すると細菌の増殖や機能低下が起こりますが、身体から排除するのはやはり免疫力であり自然治癒力です。

現代の医学では、自然治癒力の納得ゆく説明は出来ませんし、唯物的思考から抜けださない限り、その緒も見つけられないと思います。

自然治癒力は生命力であり、生命力は肉体を超えた(霊)力であることは、「シルバーバーチの霊訓」に繰り返し書かれており、真理を受け入れた人には当たり前の事実となっています。

しかし、医学は自然科学の一部であり、認められるには客観的な証明が必要となります。

ヒーリングにおける病気治癒は、あくまで主観的なものでり、客観的な証明は不可能です。

ヒーリングをする前と後で医学的データを比較検討して、たとえ有意に差があったとしても、その効果を受け入れてもらうことが難しいことは、偉大なヒーラーであるハリーエドワーズが、膨大な治癒症例を提示しても宗教界、医学会から黙殺されたことが書かれている書籍、「霊的治療の解明」を読めば明らかです。

しかし、これから霊力がふんだんに地上に流れこんでくるとシルバーバーチも言っていますから、ヒーリングによる病気治療がますます行われて行くとともに、徐々にですが認知されていくと考えています。

同時に、霊的真理が普及して、私達が望む世の中に少しずつですが変わっていくでしょう。






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