人は何のために生きているのか?死んだ後はどうなるのか?その明確な答えが「シルバーバーチの霊訓」の中にありました。本当の自分とは魂です。この世を生きるたった1つの目的は、魂を成長させるためです。人生で出会う障害や苦難を乗り越えること、人や動物そして社会のために奉仕することで、魂は成長していきます。死んだ後、魂は次の世界に移り、この世を振り返る時が必ず来ます。悔いのない様に、失敗を怖れず、今を大切にして生きましょう。
2010年11月23日火曜日
伝える歓び
霊的真理を知って死に対する恐怖はなくなりました。
同時に地上での義務を強く感じています。
今日(2010年11月23日)私がヒーリングをした方が亡くなられました。
その娘さんから連絡がありましたが、淡々とした話しぶりから逆に悲しみの深さが感じられました。
最期は呼吸がしにくくなり 苦しそうだったと聞かされましたが、本人は少しも苦しくはなかったこと、今は苦痛から解放され、素晴らしい世界にいること、そして愛する娘さんやお孫さんをこれから見守ってくれることを伝えました。
死は永遠の別れではなく、数十年して娘さんも肉体を離れる時がきたら、お母さんと再会が出来ることを約束しました。
事実を伝えることで悲しみがいくらかでも和らぐこと、再会する時まで頑張って生きていく励みになることを実感しました。
摂理の優しさ、伝える歓び ありがたく思います。
2010年11月5日金曜日
初めての遠隔ヒーリング
ある時、私の知り合いの方が、腰痛に悩まされていると聞き、ヒーリングをする機会がありました。
その日は症状の変化は認められなかったものの、数日後に明らかな改善があったと連絡がありました。
良くなって喜んでいたというより、大変びっくりされていました。
しばらくして、その方からどうしてもヒーリングをして欲しいとのメールがありました。
意外なことに、具合が悪いのは人間ではなくて、飼い猫でした。
にゃーちゃんという15歳の猫で、末期の癌でした。
苦しみながら衰弱する姿を見て、何とかしてやりたいと、ご家族全員の切実な想いがありました。
にゃーちゃんの住む町は遠く、大変弱っているため、直接手を当てて治療をすることは難しいと思われました。
そこで、今まで経験はありませんが、その場にいない人に行う遠隔ヒーリングをすることにしました。
上手く治癒力が届けば、直接手を当てて行うヒーリングと同じ効果が得られると言われています。
直接ヒーリングは、治癒力が患者さんに伝わっていく感覚があり、実際に病状の改善が認められることから、私の中では疑う余地のないものとなっていましたが、遠隔ヒーリングは未知のもので、そんなことが果たして出来るのだろうかと思っていました。
また、遠隔ヒーリングをするにあたって、心配なことがありました。
1つは私の治癒力が遠隔治療が可能なレベルのものなのか?ということです。
ヒーリングには、磁気治療(生体エネルギーによる治療)と、霊的治療(霊医からのエネルギーによる治療)と、その中間の霊体エネルギーによる治療があります。
もし、磁気治療ならば、遠隔地の患者さんには届きませんが、私がどの様なヒーリングを行っているのか、知る術がありませんでした。
そして、どの様にすればいいのか?
遠隔治療のやり方については、正書があるわけでもなく、教えを乞う人もいません。
信じることができるヒーラーである、ハリーエドワーズが書いた「霊的治療の解明」を読み、その通りにすることにしました。
治療の時間を、夜11時と決めて伝えました。
10時過ぎからベットに入り、ハリーエドワーズの本を読み返しました。
そして、部屋の明かりを消して、静かな音楽を流し、霊的な世界に想いを馳せ、にゃーちゃんに治癒力が届くように祈念しました。
しばらくすると、暗い部屋があたたかいものに包まれてきた様な気がするとともに、直接手を当ててヒーリングしている時と同じ様なエネルギーの流れを感じ、次第に意識がまどろんできました。
どれくらい時間が経ったのかはわかりませんが、上手くにゃーちゃんに治癒力が届いていることを願いつつ眠りにつきました。
後日、知り合いであるにゃーちゃんの飼い主からメールが届きました。
その内容はにゃーちゃんの様子を報告するものであり、驚くとともに嬉しさでいっぱいになりました。
知り合いの方の妹さんとお母さんがにゃーちゃんのそばにいました。
以下の文章はいただいたメールの原文です。許可を得ましたので、掲載します。
「妹から連絡があり、ネコの様子を知らせてきましたので、お送りしますね。
妹と母がねこのそばにいました
妹がねこのうしろから見ていたら、ねこの耳がぴく、ぴくって、したそうです。
その時、ちょうどPM11:00だったそうです。
そのあと、妹がねこを正面から見ていたら、眉毛とか顔が、チックみたいに
ぴくっ、ぴくって・・・こんなの、見たことない、って、言ってました。
そして、しっぽが「の」の字を1回描いて、それがPM11:16頃。
そのあと、顔のぴくぴくや、しっぽに、このような現象は、全く起きていないそうです。
その後、寝返りを打とうとしたり、フラフラですがなんとか立ち上がって、
ちょっとの距離ですが、よろよろと歩いたそうですよ!!
また報告しますね。ありがとうございます。」
こんな未熟な私でも、遠隔ヒーリングが出来て、少しはお役に立てたかもしれない。
感謝の気持がこみ上げてきます。
その後のにゃーちゃんですが、あたたかな家族に囲まれて、穏やかな時を過ごし、そして肉体から旅立っていきました。